ロシア軍は24日、ウクライナ北東部スムイ市中心部をミサイルで攻撃し、学校や集合住宅のほか、病院など計約30の建物が被害を受けた。市によると、17人の子どもを含む88人がけがをした。
一方、タス通信によると、ロシアが一方的に併合したウクライナ東部ルガンスク州に24日、ウクライナ軍の砲撃があり、ロシア側行政府「ルガンスク人民共和国」トップは記者や住民ら6人が死亡したと発表した。
タスによると、死亡した6人には、ロシア紙イズベスチヤの記者1人、ロシア国防省系テレビ「ズベズダ」のカメラマンと運転手が含まれる。
ウクライナのシビハ外相は24日、X(旧ツイッター)で「ロシアは平和を語る前に、ウクライナへの爆撃と民間人攻撃をやめなけばならない」として、スムイへの攻撃を非難した。(共同)