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<産経抄>大学に変革を迫るのはトランプ大統領だけではない

米コロンビア大キャンパスに集まる学生デモ隊=2024年4月、ニューヨーク(AP=共同)
米コロンビア大キャンパスに集まる学生デモ隊=2024年4月、ニューヨーク(AP=共同)

トランプ米政権は、コロンビア大学への連邦政府の助成金、4億ドル(約590億円)を取り消した。反ユダヤ活動への対策が不十分だったことを理由に挙げる。大学の自治が脅かされる、との懸念の声が上がっている。

▼もっともコロンビア大学は毎年、この何倍もの助成金を受け取ってきた。それでいて授業料を含めた学費は、他の名門私立大学と同様に、年間1千万円を超えるほどに高額である。となると、米国の大学が抱える別の深刻な問題が浮かび上がる。なぜ、これほど運営に費用がかかるのか。結局富裕層の子弟しか、高等教育は受けられないのか。

▼この問いに一つの答えを出した大学がある。2014年に開校したオンライン大学のミネルバ大学である。キャンパスを持たないことでコストを抑え、他のトップ校に比べて学費は3分の1ほどだ。

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