合法幻覚剤アヤワスカアナログ体験レポ
はじめに
アヤワスカは南米ペルーに伝わる幻覚剤でハルミンを含むバニステリオプシス・カーピと
いう植物とジメチルトリプタミン(以下DMTと略します)を含む植物の2種類以上を組み合わせた大昔から存在する自然由来のドラッグです。現地の方ではシャーマンが神を肉体に宿して儀式をするのに使われるそうですね。
摂取方法として飲料という形でお茶っぽい液体を飲みます
詳しくはWikipediaを参照してください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A4%E3%83%AF%E3%82%B9%E3%82%AB
現在厚生労働省でカーピが危険ドラッグとして輸入禁止になってるのでそのままのレシピでは再現できませんが、
この幻覚剤を日本で入手できる合法的な材料(麻薬取締法で指定された麻薬原料植物意外の原料)、のみで再現をしようとする青井硝子という名前の人物がいて氏が何年かかけて完成させたレシピに基づいて試した幻覚茶、アワヤスカアナログの体験レポートを今回は書かせてもらいます。
グレーゾーン寄りの合法、ただしブロンODやスマドラなんかとはパワーが違いますし自分の中で2000年まで日本でも法律で規制されてなかったマジックマッシュルームと同枠だと思ってますね。
氏が考案したレシピは二次配付厳禁ということでここでは詳しく書かないので気になる方は
青井硝子氏の薬草協会というサイトをご参照ください
飲む前の準備
氏が考案したレシピのうち、DMTの役割を持つのがアカシアコンフサという名前の植物の根とハーピの役割をするMAO阻害薬(モノアミン酸化酵素阻害薬)という薬を使います。
MAO阻害薬の役割は脳内の神経伝達物質の分解をさせない為、DMTが良く効くように飲む必要があります。これを抜くと普通に効かないので必須品です
アカシアコンフサ+MAO阻害薬=アヤワスカ
ざっくりするとこんな感じで飲み合わせます
アヤワスカを飲む前の事前準備として
- ほぼ確実にゲロを吐くので固形物を食べない
- MAO阻害薬を効きやすくするためになるべく食事はしない、発酵食品はNG
- 吐くのが嫌な人は吐き気止めを用意
体験レポ
自分は過去3回ほど飲んだことありますが内2回は半年以上前であんまり覚えてないので最近1回飲んできたのでその時の再現を書きます。
夜7時半スタート
飲んだ。毎回思うがこのアヤワスカという飲み物死ぬほど不味い。不味いのを知ってるから砂糖をドバドバいれて味を調整したはずなのにそれでもマズイ。具体的にはラベンダーティの青臭さを数倍増したような味、ラベンダーを飲んだことない人はコンビニに売ってるジャスミンティーを想像してもらえればわかりやすかもしれない。
ジャスミンティーはおいしいがアヤワスカは不味いんだ。まずいジャスミンティーだと思ってくれ
8時
まだ効かない効き始めるのに30分、完全に効くのは1時間後だから焦らずに待機。効かないと思って追加でジャブジャブ飲むとオーバードーズしてとても危険だからやらないように。
8時半
視界が歪んで見える、目に見える世界と現実の配置がズレてるんだ、瞼の裏を見るときれいな幻覚世界が広がっているけれど、目を開けててもはっきりと見えるこれが幻覚剤パワー!通常生きてても体験できない謎現象に直面することになる
肉体面だけじゃなくて精神面にも作用する(とういうかこっちがメイン)
幻覚剤はだいたい精神に介入してきて色々してくれるけれどアヤワスカは特に強引に精神に入ってくる感触があるそんな感じ。自分の自我(私)が人間だれしも存在しうる前提で話すと私という自我に地球そのもののような概念が侵入してきて私が地球の一部であることを強制的に再認識させられる」
一言でいうとこうだ。わけわからんと思うけどアヤワスカが自分の精神をジャックしてきて自分はそれに逆らえない。というか逆らっても勝てないからそのまま流される。
結果脳みそだけ宇宙空間に飛ばされたような多幸感と全能感、思想が太古へと帰還していくわけだ。
過去三回とも性欲は一切感じなかった。煩悩が浄化されて性欲やその他の欲すべてが消えうせ”何もしないをする”状態が一番心地よく感じ、ソファーでぼーっと過ごすことした
9時
多幸感が続いてる。酒の15倍くらいの幸福と地球に意識を持ってかれてる感覚。(起きてはいるのに思考がまとまらない)
地球が自分の精神に入り込んで完全に支配されている。支配されてるこの感覚すらも快楽へと変換されていく。人間はジメチルトリプタミンには勝てない。
吐き気に襲われる。ゲロを吐きたいけど吐くのを意識しないと吐けないそんな感覚になる。今まで無意識で行えた動作が意識してするようになる。ゲロを吐いた。
気持ち悪さと多幸感が同居してるからなんとも不思議な気分、時間の感覚が変化してきた。1分を数時間のように感じることが多い。時間を通常よりも長く感じることができる。自分だけ意識が加速してるとも言い換えられる。
10時
酔いが収まってきて幻覚が見えなくなってきた。意識も自我に帰されて自分で思考することができる。多幸感は続いている自然が愛おしく感じる。植物に触れて植物に帰りたい。思考が古代のインダス文明あたりのことを考え出す。
11時
10時と同様の思考
12時
収まってきて多幸感のみになる。最後の方にドッと疲れが一気に来るから次の日はだいたい動けなくなる
飲んでから3~4時間で効き終わる
これは個人差があると思うがまあそんなに長い時間は効かない。ただ自分の中での時間間隔は伸びているからドラッグとしては〇LSDに比べると短い。
依存性はあまり感じない、多幸感を得られるが同時に疲れと気持ち悪さも感じることになるから気持ちいいがもういいかな満足ってなる人が多いです。例えるなら。LSDが高級イタリアンだとすればアヤワスカは次郎ラーメンのような雑味と量があるような満足感がある。おいしいけど腹いっぱいだから次食べるのは半年後でいいやって感じますね
感想
こう書いてて思ったのはアヤワスカのもってるドラッグとしての力は他の違法薬物と同等かそれ以上と感じた。少なくとも大麻よりは上でLSDと同等くらいの分類だと考えている
精神に侵略してくる力が極めて強く、自分という自我を前提にして神経伝達物質で精神を強化する従来の幻覚剤とは異なり、自分の自我をジャッキングして地球に精神を預けるうえでの自我というまた新しい形態にあるので「自分を支配されたくない人」このタイプにはおそらくこの幻覚剤は向いていないと思う。
「精神を支配されてもいいから神秘が見たい」こちらのタイプに向いているとおすすめします
あと創作的にはならないから絵は描けない。基本的にぐったりして作業とか他の事には結びつかないから瞑想しかやる事を制限される。
正直規制されてもなんの不思議ではないから規制される前に飲んでおいた方がお得。
※現時点で違法ではないがアカシアコンフサを輸入しようとすると税関で止まるんで意外と入手難易度高め。
まとめ
Lよりもインスタント禅
精神を地球に乗っ取られるよ!
気持ち悪いけど気持ちよい!
創作的にはならないから絵は描けない!