尾道の診療所 診療報酬を不正請求か 保険医療機関の指定取消
尾道市にある診療所が医師の訪問がないにもかかわらず在宅医療の診療報酬を請求するなどして診療報酬を不正に受け取っていたなどとして、中国四国厚生局は、保険医療機関の指定を3月31日付けで取り消す処分を決めました。
保険医療機関の指定が取り消されるのは、尾道市栗原町にある診療所、「片山医院」です。
厚生労働省中国四国厚生局によりますと、この診療所では、2020年4月から2022年8月にかけて、医師の訪問がないにもかかわらず在宅医療の診療報酬を請求するなどして、あわせて223万円余りを不正に受け取っていたということです。
このほか、訪問診療に必要な計画書や患者の同意書を作成しないなど、算定要件を満たさない診療報酬1640万円あまりを不当に受け取っていたということです。
このため厚生局は24日、保険医療機関としての指定を今月31日付けで取り消す行政処分を決めるとともに、不正、不当に受け取った診療報酬の返還を求めています。
この診療所はNHKの取材に対し「不注意で、集中力を欠いたことでこうしたことになり、申し訳ありません」としています。