XPR徹底解説マニュアル by nomad
みなさんこんばんは
XPRが大衆に知られたことを知りましたので、私が持ちえる情報を興味がある方に共有できればと思います。
この記事だけでほぼ網羅できる形にしたので、しんどいかもですが読んでみてください。
結論として、XPRはStellarやHederaほどシンプルなものではなく、かなり複雑化しますし、利権として機能するのはトークン自体よりその構造にもあります。また、ここで私が言述するProtonとxprは正確には異なりますが、一度同じもの、つまり改名程度で見做し、説明します。
※本記事は筆者の解釈や考察を含むものであり、事実や確証された情報のみをまとめたものではありません。そのため、内容に基づいて生じたあらゆる損害について、筆者は一切の責任を負いかねます。
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有料部分では、XPR関連銘柄のTier分類、各種規格の解説、大口リストなど、深掘りしたリサーチ内容をご覧いただけます。もし「良いリサーチだな」と感じていただけた方は、お気軽にDMいただけると嬉しいです。また、これらのリサーチを自動化し、誰でも簡単に情報を整理・分析できるようにする「MindPalace」もぜひ応援していただけたら幸いです。
XPR Network(Proton)の技術概要
1. XPR Network の概要と目的
XPR Network(別名 Proton)は、2020年4月にメインネットがローンチされた新しいパブリックブロックチェーンであり、主に消費者向けアプリケーションやピアツーピア決済のために設計されています。
米国のフィンテック企業Metal社(Metal Pay)とブロックチェーン企業Lynx社の共同プロジェクトとして開発され(両社はそれぞれユーザーフレンドリーな決済プラットフォームとアプリ特化型ブロックチェーンを手掛けていました)、暗号資産と従来の金融(TradFi)との橋渡しを目的としています。
特徴として、ユーザーの実名本人確認(KYC)と法定通貨口座の連携をブロックチェーンレイヤーに組み込み、銀行送金や決済を直接ブロックチェーン上でやり取りできる統合的なネットワークを目指しています。
これにより、高速な少額決済や法定通貨と暗号資産のシームレスな交換を実現し、従来の銀行システムの手数料や時間的な障壁を解消することが期待されています
ユースケースの例: XPR Networkは様々な分野のアプリケーション基盤として設計されており、以下のような用途が想定されています
決済 (Payments): 国境を越えた送金や日常の少額決済において、従来システムを上回る瞬時で安全、低コストな支払いを可能にします
サプライチェーン: 商品の出荷から配送までをリアルタイム追跡し、真正性の検証や改ざん防止を行うことで、物流やサプライチェーンの透明性を向上させます
資産のトークン化: 不動産、美術品、コモディティなど現実世界の資産をブロックチェーン上でトークン化し、小口化や流動性向上を実現します
分散型金融 (DeFi): ブロックチェーン上で貸付・借入、イールドファーミング(流動性提供による利回り取得)などの高度な金融サービスを展開できます
デジタルID認証: オンチェーンのデジタルID機能により、ユーザーは自分のアカウントに本人確認済みの証明(いわゆる「青バッジ」)を付与できます
以上のように、Protonは「誰もが使えるブロックチェーン(Blockchain for Everyone)」を掲げており、暗号資産の世界を日常の支払いから企業の業務領域まで広げることを目的としています。
2. ブロックチェーンの基盤構造
レイヤー1のDPoSブロックチェーン: XPR Networkは独立したレイヤー1ブロックチェーンであり、Ethereumなどの二層目(L2)ソリューションではなく独自ネットワークを形成しています。基盤技術にはEOSIOの後継であるAntelopeを採用しており(EOSIOをフォークして構築)、
合意形成にはDelegated Proof of Stake (DPoS, 委任型PoS)を用いています。ネットワークのバリデーターは「ブロックプロデューサー(Block Producer)」と呼ばれ、コミュニティからの投票で選出された最大21名のプロデューサーが交替でブロック生成を担当します。DPoS+BFT方式により、3分の2以上のプロデューサーの合意でブロックが確定し、高速な0.5秒ブロックタイムと高スループットを実現しています。現在、理論上毎秒4,000件以上のトランザクション処理能力があり、実用上も複数の取引を同時並行で処理できる性能を持ちます。
WASMスマートコントラクトとEVM非互換: そもそも重要な点
はXPR NetworkはEthereumのようなEVM(Ethereum Virtual Machine)は採用していないということです。
代わりに、WebAssembly (WASM)ベースのスマートコントラクト環境を利用し、開発言語としてはTypeScriptの派生であるAssemblyScriptを用います。AssemblyScriptで記述されたコードはWASMにコンパイルされてブロックチェーン上で実行され、EthereumのSolidity/EVMと比べて高い実行効率と柔軟性を持つとされています。
WASMの3つのメリット
✨いろんな言語でロボットを作れる(たとえばRustやC++でもOK!)
🚀はやくて軽いから、パソコンやスマホでもサクサク動く!
🌍ブロックチェーンの世界でも動かせるから、とっても便利!
そのため、Solidityで書かれたEVM向けのコントラクトを直接デプロイすることはできませんが、新たに学習コストの低いTypeScript系言語でスマートコントラクトを構築できるメリットがあります。なお、XPR Network上ではトークン発行や管理機能がネイティブに備わっており(アカウント間送金や残高管理はプラットフォームレベルで対応)、EthereumのようにERC-20コントラクトを一から実装する必要はありません。
(ゆっくり焦らず読んでください。これでも絞っております笑)
手数料モデルとリソース: XPR Network最大の特徴の一つはユーザー手数料がゼロであることです。トランザクション処理時にガス代を支払う必要がなく、エンドユーザーは無料で送金やDApp利用ができます。
これはEOSIO系に共通するリソースモデルによるもので、ネットワーク参加者(主にDApp運営者や企業)はCPU・NET帯域やRAMといったリソースをXPRトークンでステーク(担保ロック)して確保する必要があります。
つまり、XPRトークンは通貨利権というよりその通貨利権をより限られた船で使用する際の合わせて持っておく必要があるものです。
そのため、この通貨がなければ、この経済圏が完全クローズした際に利用できなくなる可能性はゼロではないです。
(私の見解では、逆にXPRさえ持っておけば、他のXPR上の決済通貨にスワップできるとも言えるので、後悔しない程度に保有する戦略もアリではあります。しかし、その時点ですでにXPRとXPR上のトークンで相対的に大きな価値の差が生まれる可能性があるため、XPRとXPR上のトークンどちらも保有しておくとXPRが足りなくなる場面で他のトークンをXPRにして経済圏での寿命を延ばせるとも考えています。そのため、私は両方バランスよく持つことを前から意識しています。)
ですので、話を戻すと、リソースを事前に確保しておくことで、利用時に個々の取引ごとに料金を支払わずに済む仕組みです。例えばEthereumが「都度ガス料を支払う」方式なのに対し、Protonは「必要な処理能力をトークンステークで割り当てる」方式です。そのため、これまでのブロックチェーンは一度忘れてください。
これにより、送金額がごく小さい場合でも手数料負担が発生せず、ユーザビリティが高まっています。ただし、ネットワークが混雑するとプロデューサーやガバナンス組織が開発者向けにCPU/NET使用料やRAM購入費用を課す可能性もあります。そのため、一種原点回帰して、CPUやRAMのような機械的スペックが利権となる可能性があります。※ロボを強化する感じ
だからこそ、AIはブロックチェーンと合わせて考えるべきですし、私がemakimonoに加えてmindpalaceを行うことが皆さん(もちろん自分の)サバイブにつながると考える背景です。
実際に企業向けには用途に応じた有料のリソースプランも用意されており、必要に応じてTPSやストレージ容量を拡張できるようになっています。
➡︎なので、生き残り戦略として、あまり個人としてはここで勝負する必要はない印象です。どちらかというと規格を満遍なく押さえたいです。
アカウント体系: XPR Network上のアドレスは、人間に読みやすい**「@名前」形式のアカウント名になっています。
例えば@aliceや@bobのようなユニークな名前を取得でき、これがそのまま送金先IDやDAppログインIDとして機能します。複雑な英数字のウォレットアドレスを扱う必要がないため、誤送金のリスクが減りユーザー体験が向上します。
このようなユニバーサルネーム空間は複数のサービス(ウォレットや認証プロバイダなど)で共通利用され、メールアドレス感覚で暗号資産の送受が可能です。
また、希望するユーザーはこの@名前に対して本人確認(KYC)認証**を行うことができ、信頼済みアカウントであることを示すマークが付与されます。なおアカウント名の作成自体には数円相当の手数料(リソース割当のためのRAM購入など)が必要な場合もあります。
3. トークンXPRの仕組みと用途
ネイティブ通貨としてのXPR: XPRはXPR Networkのネイティブ暗号資産であり、ネットワーク内の価値移転やサービス利用の基盤となります。発行上限は初期設定で100億XPRと規定されており(初期流通供給は約2億XPR)、適度なインフレが導入されています。当初年間5%のインフレ率で新規発行が行われ、その配分はブロック生産者報酬、ステーキング報酬、開発者支援基金(Steering Committee)などに割り当てられていました。後のガバナンス決定により現在のインフレ率は約4%に引き下げられており、その内訳はブロックプロデューサー報酬、ステーカー報酬、流動性マイニング(Yield Farming)インセンティブ、ガバナンス基金に均等に配分されています。このインフレ報酬により、ネットワークの安全性維持に貢献する参加者(バリデーターとステーカー)にインセンティブを与えつつ、エコシステムの成長(流動性向上や開発資金)も図られています。
DPoSにおけるステーキングと投票: さっき言いましたが、XPRトークンはDPoSのガバナンスにおいて重要な役割を果たします。保有者はXPRを**ステーキング(ロック)**することでブロックプロデューサーへの投票権を得ることができます。各トークンは1票の投票力を持ち、トークンを多くステークするほど投票先プロデューサーの支持率に貢献できます。Protonでは1アカウントあたり最大4人のプロデューサーに投票可能とされており(EOSの30票とは異なる設計)、投票に参加するとステーキング報酬が得られます。ステーキングしたXPRは一定期間(30日程度)アンロックできない仕様で、これによりガバナンス投票の安定性とネットワーク防御(急な投票先乗り換えによる攻撃リスク低減)を高めています。
XPRは以下のように、ネットワーク内で様々な形で利用されます。
リソース購入・割当: 開発者やサービスプロバイダは、XPRを消費またはステークしてCPU/NET帯域やRAMを確保します
手数料支払い: ユーザー間送金には手数料は掛かりませんが、特定のサービス利用時に発生する手数料がXPR建てで徴収されるケースがあります。例えば、Proton上のNFTマーケットでのNFT発行には発行手数料としてわずかなXPRが必要となり(支払いは自動的にステーブルコインXUSDCからXPRへ転換可能)
ガバナンスへの参加: XPR保有者は、ネットワークのガバナンス提案に対する投票権を持ちます
決済通貨・価値の媒介: Protonエコシステム内の基軸通貨として、各種サービスの支払いに利用できます。DeFiプラットフォームでは利息や報酬の支払いにXPRが用いられたり、他チェーン資産と交換する際のブリッジ通貨として機能します➡︎何度も言いますが仲介媒体としての価値なので、最初の暴騰(認知的・利権的)はあるものの、XPR上の各トークンのうち、どれが重要かの方がマクロ評価になるので、これまでのように保有➡︎OKみたいな権利構造ではありません。背景は残念ながら複雑です。
このようにXPRトークンは、ネットワーク運営のガバナンス兼ユーティリティトークンとして、多面的な役割を担っています。また、供給量は管理されインフレ率も抑制されているため、長期的には安定した価値の保存手段としてDApp内での決済や貯蔵にも適するとされています。
※しかし、アプリによっては引っ掛けが多い印象、ここでは言及不可
4. エコシステム(ウォレット、DeFi・NFT基盤)
公式ウォレット(WebAuth.com): XPR Networkの公式ウォレットとしてWebAuth Walletがあります。WebAuthはモバイル(iOS/Android)およびウェブ版が提供されており、アカウント名の作成、XPRや各種トークンの保管・送受信、ステーキングや投票、DAppへの接続などあらゆる機能に対応した総合ウォレットです。特徴的なのは高度なセキュリティと使い勝手で、端末の生体認証(指紋・顔認証)や端末固有のセキュアモジュールを利用した生体認証署名に対応し、パスワードレスで安全にトランザクション承認が可能です。また、WebAuthは従来の2要素認証(OTP)に代わる**プッシュ署名要求(PSR: Push Signing Request)**技術を採用しており、ユーザーがトランザクション内容を確認してワンタップ承認するだけで、安全に送金やログイン処理が完了します。この仕組みによりフィッシング攻撃を防ぎつつ利便性も確保しています。加えて、WebAuth上で本人確認手続きを行うことで自分の@名前に認証バッジを付与でき、各種サービスの利用限度拡大(法定通貨の出入金上限解放など)や信頼性向上につながります。
ここでは、安全面守りながら、とにかく簡単にしようとしているということだけでOK
なお、ProtonネットワークはサードパーティのEOSIO対応ウォレット(Anchorなど)でも管理可能で、ハードウェアウォレットとの連携もサポートされています(Anchor Wallet経由でLedgerデバイスのキーを使用し取引署名することが可能です)➡︎ここで重要なポイントは私のメンバーシップの記事に記載しています。好きな人だけでOKかと
Metal Payとの連携: XPR NetworkはMetal社の提供するモバイル送金アプリMetal Payと統合されています。Metal Payでは法定通貨(USDなど)の入出金や送金が可能ですが、Protonと接続することで銀行口座から直接ブロックチェーン資産を購入・送金できるオンランプを実現しています
例えばMetal Pay上で銀行口座をリンクし、即座にXPRやその他の暗号資産を購入してProtonウォレットに送るといった操作が可能です。これにより、ユーザーは従来の銀行アプリと同じ感覚でブロックチェーン資産を利用でき、法定通貨と暗号通貨の垣根が大きく低減されています。
(これはステラもあるアプリで実装済み)
またMetal社はProton上に分散型取引所やレンディングなどのDeFi機能も構築しており、Metal Payアプリからそれらサービスにアクセスする統合も進めています。
分散型取引所(Metal X / Proton DEX): Protonチェーン上には、Metal社が開発したMetal Xと呼ばれる取引プラットフォームがあります。Metal Xは一種のハイブリッド取引所で、**中央集権型取引所(CEX)**のような注文板取引機能と、分散型取引所(DEX)のようなスワップ機能の両方を備えています。ユーザーはMetal X上でXPRや各種トークンの指値注文・成行注文を行うことができるほか、ウォレットを接続して即座にトークンスワップ(自動マーケットメイクによる交換)を行うこともできます。Protonチェーンでは標準でAMM方式のスワップ機能(Proton Swap)が実装されており、これを通じてユーザー同士が流動性プールを形成し、XPRとその他トークンの交換や利回り収入(イールドファーミング)を得ることができます
特筆すべきは、Proton上のスワップや取引にはガス手数料がかからないため、ユーザーは手数料ゼロで瞬時にトークンスワップを実行できる点です。Metal X/Proton DEX上で提供されている主な機能をまとめると:
暗号資産の取引所機能(Metal X CEX部分): オーダーブック方式でプロ向けの高度な取引ツール(指値・逆指値注文やチャート分析)を提供
トークンスワップ・流動性プール(Proton Swap): スマートコントラクト上で動作するDEX機能。誰でも流動性ペアに資金を提供してプールを作成でき、その見返りにスワップ手数料や追加のXPR報酬(流動性マイニング報酬)を獲得できる
他チェーン資産のラップと橋渡し: Metal Xは他ブロックチェーン上の資産をProton上にラップ(包接)したxトークンを発行・管理します
つまり銘柄にXが付いたトークンに変わります。※有料エリアにてその意味やリストを解説
分散型レンディング(Proton Loan): Proton上には分散型金融(DeFi)の貸借プラットフォームも展開されています。Metal社が提供するProton Loanでは、ユーザーは自分の保有するXPRやxトークン(他チェーン資産のラップトークン)を担保として預け入れ、別の資産を借り入れることが可能です。
今はmetal X lendingですかね
例えば、XBTC(Proton上のラップされたBTC)を担保にXPRを借りる、といったクロスチェーン資産を組み合わせた融資がスマートコントラクトによって自動執行されます。
Ethereum等の既存のDeFiでは扱えなかったビットコインなどの資産も、Proton上のラップトークンを通じて融通できる点が特徴です。
もちろんここでも取引手数料は発生しないため、ユーザーは利息コストのみを意識すればよく、資産運用の自由度が高まります。
NFTマーケットプレイス: Proton上のNFTエコシステムとして、公式のxpr NFTマーケがあります。
これはオープンソースのNFTマーケットプレイスで、ユーザーはデジタルアートや音楽、映像、ゲームアイテムなどのNFTを数秒で発行・転送できます。
Ethereum上のNFT取引市場ではガス代だけで数十ドルかかるケースもありますが、Proton Marketではごく数セント相当の手数料(主にストレージ費用)でNFTミントや送付が可能です。
しかも取引の最終確定まで待つ必要がなく購入後即座にNFTが自分のアカウントに届くため、ユーザー体験は非常にスムーズです。
Proton Marketはウェブサイトに組み込める形で提供されており、クリエイターや企業は自分のサイト内に独自のNFT直販ページを設置することもできます。
これにより、自社サイトから離れることなくファンにNFTを販売できるなど、NFTビジネスのハードルを下げています。技術的にはWAXやEOSで採用実績のあるAtomic Assets規格に対応しており、他のEOSIOチェーンとのNFT互換性も確保されています。将来的にはProton上で独自のメタバースアイテムや証券型NFTなどが登場する余地もあり、拡張性の高いプラットフォームとなっています。←狙うならここです。
そのため、何度も言いますが、xprと提携しているネットワークのうち、拡張性や強化性が高いプロジェクトは押さえる必要があります。xprのみの話ではありません。
以上のように、Protonはウォレット・決済からDeFi・NFTまで統合的にカバーするエコシステムを構築しています。その中心にあるのが高速・無料のブロックチェーン基盤であり、それを活かす形で様々なサービスが有機的に連携しています。
5. セキュリティとプライバシー機能
オンチェーンIDとセキュリティ: Protonの特徴であるオンチェーンの本人確認機能は、セキュリティとコンプライアンスの両面を強化します。ユーザーのKYC情報(氏名・身分証等)は、提携する身元確認機関によってオフチェーンの安全なデータベース(PCI準拠)に保管され、ブロックチェーン上には「このアカウントは確認済みである」というフラグだけが記録されます
つまり、取引相手やサービス提供者はそのユーザーが実在する人物だと信頼できますが、ブロックチェーン上で個人の詳細情報が公開されることはありません。この仕組みにより、ネットワーク全体としてマネーロンダリングや詐欺行為を抑止しつつ、ユーザーのプライバシーも保護しています。加えて、Protonでは取引メモなど必要に応じて暗号化できるフィールドも用意されており(※)、公開された台帳上で機密情報が直接閲覧されないよう配慮されています。➡︎これこそ2025年のトレンドDIDです。※シンプソンではx ID系の言述が少し重なります。
不明点はDMなどで時間がある際に返します。
DIDはemakimonoでの発送にも使用予定です。発送時に、KYCや個人情報をできるだけemakimonoが受け取らない仕組みがそこに生まれるからです。
ブロックプロデューサーの信頼性: プロデューサー(バリデーター)自身のセキュリティもProtonは重視しています。ブロックプロデューサーになるためには本人確認済みの法人アカウントを持ち、運営主体や所有構造を開示し、ネットワークの定める行動規範に署名することが求められます。これは他のパブリックチェーンには見られない特徴で、ネットワークの根幹を支えるノード運営者をある程度選別し、悪意のある組織が匿名のまま多数のノードを掌握するといったリスクを下げています。加えて、Protonのコードベース(Antelope/EOSIO由来)はオープンソースで公開されており、コミュニティによる監査やバグ発見が行いやすくなっています。プロジェクトはバグバウンティ(報奨金制度)も設けて安全性向上に努めており、2020年の稼働開始以来これまで大きなセキュリティ事故は報告されていません(2023年現在)。➡︎これはすごい重要な部分であり、ISO20022銘柄で人気なトークンもこの脆弱性で意外と私の中で度外視しているものもあるため、リサーチ必須。つまり、すでにISO20022銘柄でブラックリストがありますがあまり知られていません。
ウォレットレベルの保護: 前述のWebAuthウォレットに実装された**PSR(プッシュ署名)**と生体認証は、ユーザーアカウントの安全を守る重要な仕組みです。従来のワンタイムパスワード方式ではフィッシングサイトに騙されコードを盗まれる恐れがありましたが、PSRでは正規のウォレットアプリにのみ署名要求が届くため、偽サイトでユーザーが承認操作をする心配がありません。また、秘密鍵管理はユーザー自身のデバイス内で行われ、サービス運営側が預かることはないため、仮にサービスサーバーが侵害されてもユーザー資産は影響を受けません(ノンカストディアル設計)。これらの工夫により、Proton利用者は銀行水準のセキュリティと利便性を享受できます。
簡単にいうと、セキュリティも他人の介入をなくして、真のデフレ、不可逆的なものにするということです。残念ながら恐ろしい。
プライバシーと規制対応: Protonは匿名性よりも**コンプライアンス(規制遵守)**を重視した設計になっています。匿名ブロックチェーンのような取引秘匿機能(ゼロ知識証明やミキシング等)は提供されていません。その代わり、ユーザーが自発的に身元を明かして利用できる環境を用意し、規制当局や金融機関とも協調できるネットワークを目指しています
➡︎逆に言えば、だからこそ閉鎖的に集権的にかつ限定的なネットワークの意味というものを提起しています。方舟利権。
例えば、大口の法人や金融機関がProtonを利用する際に求められるKYC/AML要件を満たすための機能(ブラックリスト管理や取引追跡性など)が整備されています。もっとも、一般ユーザーが匿名でXPRを保有・利用すること自体は妨げられておらず、単にXPRを受け取って自己管理型ウォレットに保存するだけであればKYCは不要です。
必要に応じて透明性とプライバシーのバランスを取れる柔軟性もProtonネットワークの特徴と言えます。
6. 他ブロックチェーンとの比較・相互運用性
既存ブロックチェーンとの比較: XPR Network(Proton)はEthereumをはじめとする他のスマートコントラクトプラットフォームと基本アーキテクチャが大きく異なります。
Protonは使いやすさ(UX)と性能に重点を置いた設計であり、Ethereumは分散性と汎用性に富むプラットフォームとして広範なエコシステムを持つという違いがあります。それぞれ長所が異なるため、用途や目的に応じて使い分けられています。
他のDPoSチェーンとの関係: Protonは前述の通りEOSIO系技術を基盤としているため、ーーーーやーーー(コンプラ)、WAXなど同系統のブロックチェーンと共通点が多くあります。例えば、21個前後のBPによるDPoS合意、無料トランザクション、アカウント名システム、マルチシグ標準対応、秒間数千のTPS性能などは概ね共通しています。
その中でProtonが差別化している点は、KYC認証や法定通貨との接続をネイティブで備えたことと、Metal社による金融サービスとの密接な連携です。
EOSIOベースのチェーンは通常匿名性が高く汎用プラットフォーム色が強いですが、Protonは金融インフラへの統合を強く意識しており、国際送金標準であるISO 20022メッセージ規格への準拠も打ち出しています。
これは銀行や決済事業者がProtonを利用する際の技術的ハードルを下げ、従来システムとの相互運用を容易にするものです。
クロスチェーン相互運用性: Protonは単体で完結するブロックチェーンでありながら、他チェーンとの連携も積極的に行っています。その鍵となるのが前述したxトークン(ラップトークン)の仕組みです。Proton上に発行されたXBTCやXETH、XUSDCといったトークンは、それぞれビットコイン、イーサリアム、USDコイン(Ethereum版)と1:1で裏付けられています
ユーザーはMetal Xを通じて、他チェーン上の資産を預け入れ、その等価物をProton上で受け取ることができます(預けた資産は信託保管され、Proton上で引き出し要求することで元のチェーンへ戻せます)。これにより、Protonネットワークをハブとして異なるブロックチェーン間の価値移転がスムーズに行えます。例えば、Protonチェーン上でXBTCとXETHの流動性プールを作り、ユーザー同士がビットコインとイーサリアムを直接交換するといったことが可能です。従来、このような異種チェーン間の直接交換は困難でしたが、Protonは内蔵のブリッジ機能でそれを実現しています。
一方で、CosmosやPolkadotが採用するような信頼レスな相互運用プロトコル(IBCやパラチェーン連携)とは異なり、ProtonのブリッジはMetal社の信頼に依存するカストディ方式です。しかしMetal社自体が規制遵守を掲げる企業であるため、一定の信用のもとで円滑なクロスチェーン運用が行われていると言えます。
カストディ方式ってなに?
カンタンに言うと…
➡︎「だれかに大事なもの(お金やデジタルのカギ)を預かってもらう仕組み」のこと!
たとえばこんな感じ!
君が「宝物のシール」を持っていて、
自分でずっと持っておく(←これはセルフ管理)
学校の先生に預かってもらう(←これがカストディ方式)
という感じ!
大人の世界だと?
仮想通貨やデジタルのお金を使うとき、
自分でパスワードや秘密のカギを管理する(これはセルフカストディ)
銀行やサービス会社に管理してもらう(これがカストディ方式)
という2つのやり方があるよ。
カストディ方式のいいところ
❶パスワードをなくしても、助けてもらえることがある!
❷プロに預けるから、安全に守ってもらえることが多い!
よって 、XPR Network(Proton)は、高速・無手数料・実名対応という特徴を備えたユニークなレイヤー1ブロックチェーンです。他の主要チェーンと比べ圧倒的に実用志向であり、特に決済や金融サービス分野での活用を念頭に置いて設計されています。そのため分散化の度合いや汎用性ではEthereumほどではないものの、ユーザーエクスペリエンスの良さや法定通貨連携など、従来のブロックチェーンが苦手としてきた領域で大きな強みを発揮しています。今後も他チェーンとのブリッジ拡充やガバナンスの成熟により、つまり「誰もが使えるブロックチェーン基盤」としてさらに発展していくことが期待されています。
なぜXPRは存在しないといけないのか?
なぜこの構造が必要なのか?
短い言葉で包括すると、こんな感じでしょう。
「Metallicus(XPR Networkの母体)を中心に、複数のチェーンやアセットが繋がり、資産が移動・収容される構造」を示しており、それを ノアの方舟のように「一部を救済・限定的に保護された経済圏」として比喩されるため、ISO20022上のVIPです。
あなたはイメージできますか?大量の銀行資金が流れ込んだ上に、この狭い空間にさらにぶち込まれて、価格変動されるイメージです。
デフレトークン>ISO20022絞り>それをブリッジで一つのエコシステムに出来高をぶちこんでリッチ経済圏に
こんな感じです。
一旦こちらのXXさんのもので解説します。
🚢 ノアの方舟としてのXPR Network:限定的価値の新世界とは
1. 中心に位置するXPR Network / Metallicus の役割
画像では中心にMetallicusのロゴと「医療・政府・金融・教育・福祉・軍事」などの社会インフラを象徴するアイコンが配置されています。
これはXPR Networkが単なる資産移動チェーンではなく、未来社会の中核となるプラットフォームを目指していることを意味しています。
まさに方舟の本体=選ばれた世界の基盤インフラ。
2. 周囲のチェーン(ETH, XRP, XLM, ALGOなど)=旧世界の資産群
各チェーンは、NFT・Fiat・Debt・Smart Contracts・Derivatives などの資産を発行・保持しています。
しかしこれらは**XPRに吸い上げられる「外部アセット」**として描かれており、XPRがそのすべてを包摂・収容する立場にあることが表現されています。
方舟に乗せる前の動物たち、あるいは旧文明の財産と捉えることもできます。
3. 出来高(Volume)をXPRに集める意味=流動性の避難所
出来高とは市場における生命線(流動性)。これがETHやXRP、XLMに分散されていると、真の保全はできません。
XPRに出来高を集めることで、方舟に物資を集めるように「選ばれた資本だけが新世界へ持ち込まれる」状態を作れます。
nomadはこれを狙っているとみています。
特にKYC済みアカウント・本人確認付きウォレットを通じて入った資産は、完全にXPRの統治下に置かれるため、外の混乱や規制の影響を受けません。
これも逆に言えば、超利権的です
4. 他チェーンと切り離す=閉じたエコシステムで価値の独立性確保
各チェーンがグローバルに接続し流動性を共有している状態では、1つのチェーンの価値は他に引きずられやすい。
しかしXPR内でガバナンス、トレード、ステーブル運用、NFT、DeFiを完結させれば、**「同じ通貨なのに価値が違う」**という状況が生まれます。
例:ステラチェーンのStellarとXPRチェーンのStellarは価値が異なる可能性あり
例えば、ETHやUSDCをXPRに橋渡しした時点で「XETH」や「XUSDC」に変わり、それらはXPRエコシステム内で別種の資産として扱われます。
5. 利権としての価値保全
方舟に乗った資産(XPR上で再発行されたアセット)は、外のチェーンで何が起きてもXPR内で生き残る可能性。
テザーショックなどの回避策もこちらの可能性
それらはガス代無料・本人認証・限定マーケットでの流通などを通じて、保護されたコミュニティ内の限定通貨=利権通貨として流通。
さらに、将来的に規制や分断が進めば進むほど、**「XPR内だけで完結する世界」**はプレミアムな価値を帯びる可能性があります。
🧬 まとめ:XPR Network=選ばれし資本の避難所(あくまで一説)
XPR Networkは、他チェーンが混乱し崩壊する中で、選ばれたユーザー・資産・プロジェクトを収容し守る「ノアの方舟」。
そこに乗ることで、同じ資産であっても"生き延びる通貨"と"沈んでいく通貨"が分かれ、XPR内では特別な通貨価値と利権が誕生する。
XPR Networkは「USDT崩壊」や「グローバル金融デフォルト」への防波堤である可能性
◆ 背景:グローバル金融の連動性と脆さ
現在の暗号資産市場はUSDTやUSDCといったステーブルコインを基軸に回っており、それらの信用が崩れると、BTCやETHなどの主要通貨ですら売られて価値が暴落します。
加えて、リアル世界でのソブリン債のデフォルト、米国銀行システムの信用危機、CBDC導入による民間通貨の締め出しが進行する可能性もあります。
結果として、「同じコイン名を持っていても、どのネットワークにいるか」で生き残るかどうかが決まる時代が来ます。
実はStellarもxpr以外に他のチェーンがもう一つ存在しますが、タイムラインでは現状見られないようです👀
解釈を広げるならこうです、、、
◆ 「崩壊を前提とした設計」=XPRの選民構造
XPR Networkではすべての資産がラップされるため、「内側で動く資産」と「外の混乱に晒された資産」が明確に分離されます。
例えばUSDTが崩壊しても、Proton内で換金済みのXUSDC/XBTCは、Metallicusのバランスシートや信託スキームで裏付けられており、透明性と回収性が高い。
さらに、KYCユーザーに限定されていることで、「資産がどこに誰に紐づくか」が明確なため、**政府レベルや機関投資家にとって信頼できる“残された市場”**となります。
まあxprが全てではないですが、一つの方舟利権ではあります。
あと私としては、あと5つぐらいあると見てます。
さてここから、XPR関連銘柄のTier分類、各種規格の解説、大口リストなど、深掘りしたリサーチ内容をご覧いただけます。
組織(固有名詞)が具体的な考察となるため、有料エリアとします。
実はXX‥
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