どうも皆様、俺はただの転生者です。転生者の時点で只者じゃないというのはナシな。さてそんな話はさておき…今俺はオラリオにいる。そう、かのダンまち世界である。転生した当初は喜びに狂って踊っていた。だって自分が好きな作品の世界に転生した+主人公の片腕枠(として転生させてもらえた)なんだぜ?喜ばない筈がない。なので俺は色々と行動を開始した…のだが。
「トアラ、どうした?来ないのか?」
「お、おい!ちょっとぐらい待ってくれ!」
正直に言おう…初期のベルならまともに戦えると思っていた時期が、私にはありました。現実は全然違ったんだよね…あ、忘れてたけど俺の今世の名前はトアラ・ルーサス。
ま、それは置いといて…まず原作との相違点はベルの種族。原作だと確か…人間…だったっけ。やべ、期間が経ち過ぎて忘れた…まあそんぐらいのはずだが…この世界のベルは見た目こそ人間だが、中身はなんと虫。そう、言えば半人半虫であった。俺はベルの虫形態見てビビり散らかしてたなー…(遠い目)。でもあの姿何処かで見たような…なお人間態の見た目だが目は原作通り赤目、しかし髪が黒くなっており、体格がめちゃくちゃしっかりしている。やはり主人公、ガチの絵に描いたイケメンだよ。
んで次なんだけど…戦闘能力。原作だと某吸血鬼が「貧弱貧弱ゥゥ!!」…って言いそうなぐらい弱かった記憶があるんだが…かつての今世の記憶を探ると、
「ふんっ!!」
「ギュイ!?」
「温い!!」
「グゴァ!?」
「遅すぎる!!」
「シャラァ!?」
「…」
オラリオに行く前のベルを見て呆然としていた…だって敵の足引きちぎったり、心臓ぶち抜きとか平然とやるんだぜ!?しかも体術とか誰から習った?ってぐらい身のこなしとか語彙力死んでるけどやばいしさあ…呆然とするしかねえよ!!そして止めに…
「グシャムシャモシャ…うぅむ、味は悪く無いな、トアラ食うか?」
「俺は遠慮するわ…」
モンスターの死体を食い始めるんだぜ?お前人間じゃねえ!!…この世界のベルは純人間じゃなかったわ!!…そんな騒然とした幼少期を過ごした俺達。因みにベルの夢は『自身の最愛の人の英雄になる事』…なんかめちゃくちゃ人変わってる。んで俺は一応バッファー兼アタッカーとして鍛えまくっていたが…ベルと比べりゃ霞むわ…おまけにベルさん、食ったモンスターのスキルを使ってるんだぜ?やばいよやばいよ(某芸人)。とまあオラリオに着いた俺達はファミリアに入るんだが…
「剣士の奴は構わんが、お前みたいな半端者はお断りだ!」
「その半端者以外なら入れてやる!」
「半端者も、剣士のお前も帰れ!」
…と、半端者と見破られたベルを入れるファミリアは少なく、俺は勧誘されたが…俺は全て断った。俺はベルの横であいつを超えれなくても、あいつに真っ向から挑んで強くなりたいのだ。あと性格的に鼻高とか傲慢になって弱くなりそう…ってのもあるが。それで数時間後…ようやくあの神を見つける。
「君達に僕のファミリアに入って欲しいんだ!」
「…俺は良いと思うぞ。あ、俺の名前はトアラ・ルーサス。そんでベルは?」
「…そうだな、拙…我も良い。我の名前はベル・クラネルだ」
「…と言うわけでアンタのファミリアに入らせてもらう」
「本当にいいの!?…ありがとう!!ベル君、トアラ君!!」
と言うわけで俺達はさっきのロリ神様、ヘスティアのファミリアに入ったのだった。因みにベルが団長で俺が副団長。長かったが、漸く俺達の英雄譚が今始ま…
「な、なんじゃこりゃあああああ!!?べべべベル君!?君本当にただの半人半虫なんだよね!?」
…るんだろうけど、この先苦労が多そうだなあ…