秋田県内 感染性胃腸炎が1医療機関6.85人 2週連続増加

県内で感染性胃腸炎に感染した人の数は今月16日までの1週間に1医療機関あたりの平均で6.85人となり、2週連続で感染者が増加しました。

県によりますと、県内34の医療機関から報告された感染性胃腸炎の感染者数は、1医療機関あたりの平均で6.85人と前の週の1.5倍に増えました。

感染者が増加するのは2週連続です。

感染性胃腸炎の感染者数を保健所別に見ると、大館、秋田中央、由利本荘、横手、湯沢でそれぞれ増加しています。

大館と北秋田、それに横手の社会福祉施設など合わせて3か所で集団発生が確認されています。

また、激しいせきが何日も続き、子どもを中心に重症化のおそれもある「百日ぜき」の感染者数がことしは50人の報告があり、すでに昨年の年間報告者数である78人の6割以上に上っています。

一方、新型コロナウイルスは県全体で前の週よりも11%減少しました。

県保健・疾病対策課は感染対策として「こまめな手洗いや換気、場面に応じたマスクの着用をしてほしい」と呼びかけています。

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