もう朝になってた。普段なら二度寝したいが、今日は出来ない。何故なら、今日はオラリオに向かう日だからだ。ベル・クラネルはベットから降りて、いつもの場所に向かう。階段を降りてくと、黒髪長髪の犬人少女がベルに抱きつくのだった。
「ベル。おはようなのです!」
「おはようデルタ。前が見えないから降りて」
「嫌なのです。デルタ、ベルが起きるまで待ってた!」
「お願いデルタ。これじゃあ、歩けない」
「嫌なのです!」
すると怖い声で『デルタ?』と言うのだった。デルタはその声に怯えて、抱きつくのをやめた。
「おはようアルファ」
「おはようベル」
挨拶を交わすベルとアルファ。何故アルファが居るかというと、二人が来るのが遅いので、見に来たら、デルタがベルに抱き着いたのを目撃した。
「いつまで怯えてるのデルタ?早く行くわよ」
「ハイなのです!アルファ様!!」
『アルファは相変わらず怖いな』
「何か言ったかしらベル?」
「何も言ってないよ!(何で心の中読めるの!?)」
そんな会話していると、食事場に到着した。5人の少女達が待っていた。ベルは5人の少女に挨拶をした。
「おはようべータ ガンマ イプシロン ゼータ イータ」
「「「おはようございますベル様」」」
「おはようベル」
「おはよう……ベル」
朝の挨拶を終え、食事を食べるだった(ベルの席で取り合いが始めていたが、ゼータの隣になった。他の6人は悔しがっていた)。食事を食べ終え、ベル達はオラリオに向かう準備をするのだった。小さい頃からベルは修行していた、アルファ達に鍛えてもらった。ベルはそのおかげで恩恵無しでも戦えるようになった。
「アルファ達はオラリオの事を知ってるんだよね?」
「ええ、私達とベルのお父義さんとお母義さんはオラリオに住んでいたわ」
「どんな所なのオラリオ?」
「それは来てからお楽しみだよベル」
そんな会話しているとオラリオ行きの馬車が来た。ベル達はオラリオ行きの馬車に乗った。オラリオに着くまでベル達は昔の話をしていた。ベルが小さい頃はアルファ達がお世話をしていた、ベルの父親と母親は仕事で忙しいので、アルファ達に頼んでいた。遊んだり、探検等もした。そんなある日ベルが7歳になった頃、オラリオに行きたいと言うのだった。
何故オラリオに行きたいと言ったのか。それは英雄に憧れたからだ。物語に出てくるような英雄になりたいとベルは決意した。最初アルファ達は迷っていた。ベルの父親と母親から頼まれていたとはいえ、冒険者にならせて良いのか。アルファ達はベルの父親と母親にベルがオラリオに行きたいと相談した。
『あの子がオラリオに……』
『ハイ』
『ベルが行きたいと言うのなら、俺は止めないぜ』
『ですが、ベル様は…』
『ええ、本当はあの子に剣を取って欲しくないわ』
『でしたら…』
『でも、ゼウス様はおっしゃてたわ。いずれベルはこの英雄の都にやってくるって……』
あのゼウス様が……。普段なら本当に神なのか?疑う時が多い、だが真面目な時は本当に頼りになる。そのゼウス様は、ベルがオラリオに訪れると言った。アルファ達は覚悟を決めた、ベルの鍛える。好ゲフンゲフン、ベルに辛い特訓することは心苦しい。だが、黒き終末を乗り越えるためにも鍛えなければならない。それから7年ベルを鍛えた。ミノタウロスの群れに投げだり等やってきた。
「あの時は本当大変だったよ」
「そうですわね。でもそれからベル様は強くなりましたわ」
「ハイ。わたくしもそう思いますわ」
「そういえば、いつだったのか覚えてないけど。アルファ達、顔が真っ赤になってた時あったよね」
「「「「「「「えっとそれは…」」」」」」
「どうしたの?」
「「「「「「「「//////何でもない//////」」」」」」
ベルは?になっている。オラリオに到着した、馬車に降りたベルとアルファ達。ベルとアルフィア達はオラリオに入ろうとした時、短髪の青髪少女が呼び止められた。
「ごめんね、少し検査してもらってもいい?」
「あ…ハイ!大丈夫です!」
アルファ達も承諾した。最初ベルを検査した、大丈夫と判断しベルを通した。次はアルファ達を検査した。アルファ達を検査した時、少女はええええええ!?と叫んだ。なんだろうと思い、他の人がこちらにやってきた。
「どうしたアーディ!?」
「お姉ちゃん!この人達を検査したら……」
「なんだ!私も見せろ!」
お姉ちゃんとよばれた人物がアルファ達を検査見たら、背中に身に覚えがあるエンブレムだった。固まるが一様問題ないため、アルファ達を通した。ベルはどうしたんだろうと思い、アルファ達に聞く。
「問題ないわ」
「問題ないです」
「問題ないです」
「問題ないのです」
「問題ないですわ」
「問題ないね」
「問題…ない」
ベルはそうなんだと納得し、色んなファミリアを回った。だが一部のファミリアはベルの見た目を判断し、面接も受けなかった。(アルファ達はそれを見てファミリアを消滅させようと考えたが、ベルが全力で止めると思い我慢した)最強派閥のファミリアにも向かった。最初はロキ・ファミリアにした。
「すまない、先程もう応募を終えんだ」
「そうですか……」
「………本当にすまない。良いファミリアが見つかるといいな……」
「……ありがとうございます」
終えたのは仕方ない事だ(フレイヤ・ファミリアに行こうしたが、アルファ達から全力で止められた。)どうしようかと悩むベル。お腹から音がしたのだ。あんなに動けば、腹が減るのは当然か。ベル達は近くにあるお店にじゃがまる君を買うとにした。そこの店員はイプシロンと同じツインテールで黒髪の女性だった。
「いらっしゃい。色んなあるけど、どのじゃがまる君を選ぶ?」
「……そうですね…悩みます…」
「…君達、何か悩んでいるね」
「「「「「「「「え?」」」」」」」
「僕はこれでも女神だからね」
ベル達は驚く女神がここお店で働いているとは。この女神に悩むを打ち明けた。するとその女神はベルを門払いした奴らを怒った。
「なんだいそれは!全くひどいね、見た目で判断するなんて。」
「ありがとうございます」
「……ねぇ、君。僕の眷属にならないかい?僕はまだ眷属の一人もいないけど。君でよければ」
「是非僕を眷属に加えてください!」
女神は驚いた、『眷属の一人もいないんだよ』と言うが、ベルは構わないと言うのだった。
「じゃあ君が僕の最初の眷属だよ!」
「よろしくお願いします神様!」
「あれ、君と一緒に居た女の子達は?」
「もしかして、元のファミリアに戻ったのかな?」
「あの子達も冒険者だったんね」
「はい」
「そうだ!名前を言ってなかったね僕はヘスティアだ。君は?」
「ベル・クラネルです」
ベルとヘスティアはホー厶に行くのだった。
その頃アルファ達は何処かの屋敷に来ていた。入ると沢山の女性達が居た。するとダークエルフの女性がアルファ達に近づく。
「アルファ様 お久しぶりです」
「久しぶりねラムダー」
「ハァ!」
ラムダは敬礼をする。そしてアルファ達はあるもの彼女たちに見せる。そこに映ってるのはベルの寝顔やベルの小さい頃等だった。
「これは可愛い」
「流石です」
「ベル様ベル様ベル様ベル様ベル様ベル様ベル様ベル様ベル様ベル様」
「落ち着いてください」
全員が興奮状態。彼女達はシャドウガーデン、闇派閥に関係するものやオラリオに滅亡するもの排除する。それと同時ベルの護衛部隊。彼女達のファミリアは4大最強派閥の一つヘラ・ファミリアの幹部だった。
登場人物
ベル・クラネル 14歳 種族ヒューマン
英雄譚を読み、英雄になりたいと願った。アルファ達の修業で強くなった。過去にミノタウロスの群れに襲われて、群れが襲ってきても大丈夫のようだ。恋愛はとても疎い。アルファたちやヘスティア シル等人から恋を気づいていない
アルファ 21歳 種族エルフ
ヘラファミリアの幹部レベル8の冒険者。14歳でレベル7になれた。ベルを鍛えた人物。最初ベルのことは可愛い弟だと思っていたが、段々と過ごしていくうち異性として見るようになった。
べータ 21歳 種族エルフ
同じくヘラファミリアの幹部レベル8の冒険者。色んな知識を持っている、たまに夢小説を書いており、彼女もベルを鍛えた。またベルに対して、異性として見てる
ガンマ 21歳 種族エルフ
同じくヘラファミリアの幹部レベル8の冒険者。頭も良く、力もあるが、たまにドジな所があるが、それのおかげでウダイオス等の階層主を倒した。さらにベルを鍛えた。彼女もベルのこと異性として見ている
デルタ 21歳 種族犬人
同じくヘラファミリアの幹部レベル8の冒険者。脳筋な所もあるが、そのおかげでピンチ切り抜いた。待てが苦手で、それで暴走することがある。彼女もベルを鍛えた。ベルのことは異性なのか弟なのかどっちに向けてるかは本人も分かってない
イプシロン 21歳 種族エルフ
同じくヘラファミリアの幹部レベル8の冒険者。魔力もかなり高く。それの斬撃で敵を倒してきた。ピアノも得意で、ベルが小さい頃何度も皆に聴かせてた。彼女もベルを鍛え、異性として見ている。1年前、ベルとお風呂に久々に入った(それをアルファ達に見つかって、しばらく反省させられた)
ゼータ 21歳 種族猫人
同じくヘラファミリアの幹部レベル8の冒険者。隠密行動が得意であり、そのおかげで闇派閥が集まる。デルタとは小さい頃の中でよく戦ってた(今ではベル関係のことで戦ってる)ベルを鍛えた。彼女もアルファ同様、弟として見ていたが段々と異性として見るようになった。またベルの唇を奪う計画を立てたが、失敗になってる
イータ 21歳 種族エルフ
同じくヘラファミリアの幹部レベル8の冒険者。モンスターや色んなものを解剖したり、実験したりと色々とやばいお方。かなりののんびりやでもある。彼女もベルを鍛えた。またベルを我が物にし、独占しようともしていたが、ベルの寝顔で一度やめることにした(ただし、諦めてはいない。惚れ薬も開発している。それをベルに飲ませ、自分だけものにする計画立ってている)