13日県内では147の公立中学校で卒業式が行われました。このうち今年度で閉校する川場中学校では、最後の卒業式が行われ22人が学び舎を巣立ちました。
川場中学校の最後の卒業式にのぞんだのは卒業生22人です。在校生や保護者が見守る中、式では名前を読み上げられた卒業生が壇上に上がり一人ひとり、卒業証書を受け取りました。
1947年に開校した川場中学校は、県の学校再編計画により今年度で閉校します。来年度からは川場小学校と統合した新しい義務教育学校の川場学園として開校します。義務教育学校の開校は県内5校目です。
岡村健一校長は「変化の激しい社会を逆境に負けず最後の卒業生として一歩一歩前に進んでほしい」とはなむけの言葉をおくりました。
これに対し卒業生代表の小林羽乃音さんは、学校生活を振り返り感謝の言葉を述べました。
開校から78年間で5652人の卒業生を送り出した川場中学校。今月21日に閉校式が行われます。