2012.03.31 Saturday
カーネーション最終回 奈津が見る「ふたりの糸子」 尾野真千子
NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」が終わった。
尾野真千子のファンで見始めたが、それだけでないストーリーや脇役たちの良さも手伝って、とても充実した半年だった。
このブログでも今年になってからかなり取りあげたが、「おかげでカーネーションが10倍楽しめた」という感想もいただいて、ありがとうございます。
ヒロイン小原糸子を夏木マリが演じてからの老境編は不要だとか、尾野真千子の特殊メイクでやればいいとかの意見もあったが、私は老境編は必要で90歳まで演じるのは30歳の尾野では違和感しかなく、夏木にシフトして正解だったと思っている。

老境編が必要なのはモデルとなった小篠綾子さんの生き方が、素晴らしかった点である。70歳を過ぎてからもますます輝いて、90歳を過ぎてからも「人生まだまだ、これからや!」と前に突き進んでいったのだから、それを描くのは必須だった。
高齢化社会というよりも、生きていく力、働く力は震災を体験した日本人には強く訴えたい要素なのだ。
地元の阪神大震災すらスルーしたカーネーションだが、戦前の男尊女卑や戦争を含めて、ひたすら生きる、ひたすら着物や洋服や人々を愛した糸子の生き方は、今の日本人に必要であり、糸子老境編はそれを語らずして語っていたのである。
さて、今日の最終回は糸子が亡くなってからの物語。
平成22年(2010)9月、自宅の2階を改装したサロンには糸子ゆかりの大勢の人たちが<だんじり>を見に集まっている。
優子(新山千春)はテレビ局の人から糸子の生涯をドラマ化したいと言われ困惑するが、妹の直子(川崎亜沙美)、聡子(安田美沙子)はお母ちゃんが生前から出たいと言ってたと、勧める。

そして平成23年10月3日、小原糸子の生涯をモデルとした「カーネーション」が始まる。
ある病院。看護師がロビーのテレビに車いすに乗った老女を連れてくる。

そしてつけたテレビには「カーネーション」が。
だまって見入る老女。

この老女はダレ?、尾野真千子??とネットでは話題になったが、副音声で聞いていたら「奈津」と解説されている。
しかしこれはNHKの不手際だ。
看護師に「桜井さん」と言わせるか、できれば老奈津役の江波杏子のナレーションで次のように言わせてほしかった。
「小原のサルがテレビに出るよって、冥土のみやげに見といちゃろか……
………糸ちゃん……」
この最後の「糸ちゃん」というセリフに、糸子と奈津、そして全視聴者と糸子のつながりの意味を込めて欲しかった。
で、この老老奈津役のおばあさんだが、直子役の川崎亜沙美さんの本当のおばあちゃんだ。
川崎亜沙美のブログ>>>
そしてテレビではカーネーションの第1回が始まり、小原糸子の物語は無限ループになった。
なんと粋な、NHKらしくない演出だったか。

ともかく、半年間楽しませていただいた。どうもありがとうございます。一緒に見てくれたみなさまもありがとうございました。
このブログにカーネーションカテゴリーを作りました。左列のCATEGORIESから全部を読めます。
次の「梅ちゃん先生」も見るでよ。
尾野真千子のファンで見始めたが、それだけでないストーリーや脇役たちの良さも手伝って、とても充実した半年だった。
このブログでも今年になってからかなり取りあげたが、「おかげでカーネーションが10倍楽しめた」という感想もいただいて、ありがとうございます。
ヒロイン小原糸子を夏木マリが演じてからの老境編は不要だとか、尾野真千子の特殊メイクでやればいいとかの意見もあったが、私は老境編は必要で90歳まで演じるのは30歳の尾野では違和感しかなく、夏木にシフトして正解だったと思っている。
老境編が必要なのはモデルとなった小篠綾子さんの生き方が、素晴らしかった点である。70歳を過ぎてからもますます輝いて、90歳を過ぎてからも「人生まだまだ、これからや!」と前に突き進んでいったのだから、それを描くのは必須だった。
高齢化社会というよりも、生きていく力、働く力は震災を体験した日本人には強く訴えたい要素なのだ。
地元の阪神大震災すらスルーしたカーネーションだが、戦前の男尊女卑や戦争を含めて、ひたすら生きる、ひたすら着物や洋服や人々を愛した糸子の生き方は、今の日本人に必要であり、糸子老境編はそれを語らずして語っていたのである。
さて、今日の最終回は糸子が亡くなってからの物語。
平成22年(2010)9月、自宅の2階を改装したサロンには糸子ゆかりの大勢の人たちが<だんじり>を見に集まっている。
優子(新山千春)はテレビ局の人から糸子の生涯をドラマ化したいと言われ困惑するが、妹の直子(川崎亜沙美)、聡子(安田美沙子)はお母ちゃんが生前から出たいと言ってたと、勧める。
そして平成23年10月3日、小原糸子の生涯をモデルとした「カーネーション」が始まる。
ある病院。看護師がロビーのテレビに車いすに乗った老女を連れてくる。
そしてつけたテレビには「カーネーション」が。
だまって見入る老女。
この老女はダレ?、尾野真千子??とネットでは話題になったが、副音声で聞いていたら「奈津」と解説されている。
しかしこれはNHKの不手際だ。
看護師に「桜井さん」と言わせるか、できれば老奈津役の江波杏子のナレーションで次のように言わせてほしかった。
「小原のサルがテレビに出るよって、冥土のみやげに見といちゃろか……
………糸ちゃん……」
この最後の「糸ちゃん」というセリフに、糸子と奈津、そして全視聴者と糸子のつながりの意味を込めて欲しかった。
で、この老老奈津役のおばあさんだが、直子役の川崎亜沙美さんの本当のおばあちゃんだ。
川崎亜沙美のブログ>>>
そしてテレビではカーネーションの第1回が始まり、小原糸子の物語は無限ループになった。
なんと粋な、NHKらしくない演出だったか。
ともかく、半年間楽しませていただいた。どうもありがとうございます。一緒に見てくれたみなさまもありがとうございました。
このブログにカーネーションカテゴリーを作りました。左列のCATEGORIESから全部を読めます。
次の「梅ちゃん先生」も見るでよ。