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Raspberry Pi開発のマイコン「RP2350」を発売——スイッチサイエンス

スイッチサイエンスは2025年3月17日、Raspberry Piが独自開発したマイクロコンピューター「Raspberryシリコン RP2350A」と「Raspberryシリコン RP2350B」の販売を開始した。

RP2350は、「Arm Cortex-M33」と「RISC-V Hazard3」のデュアルアーキテクチャ、520KBのオンチップSRAM、8KBのOTPストレージを搭載する。システムクロックは150MHzで、ペリフェラルとして、PIOステートマシン×12、PWMチャンネル×24、HSTX(高速シリアル送信)×1などを備える。GPIOはRP2350Aが30、RP2350Bが48だ。

Cortex-M用のArm TrustZoneを中心とした堅牢なセキュリティシステムはセキュアブートROMを含んでおり、広範囲にドキュメント化されている。これらの機能を全ユーザーが制限なく利用可能だ。

これまでRP2350は、Raspberry Piか限られたパートナーが提供する開発基板コンポーネントとしてのみ入手可能だったが、一般消費者向けにも販売できるようになった。

パッケージはRP2350AがQFN-60(7×7mm)、RP2350BがQFN-80(10×10mm)。スイッチサイエンスのWebショップでは、それぞれ7インチリール、13インチリール、10個パックの3形態で販売する。

価格は、RP2350Aの7インチリール/500個が8万5800円、13インチリール/3400個が53万8560円、10個パックが1936円。RP2350Bの7インチリール/500個が9万9000円、13インチリール/2500個が46万2000円、10個パックが2233円だ(全て税込)。

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