１月に活動再開の中丸雄一　上田竜也“匂わせ”投稿が話題も、それでも「テレビ復帰が難しいワケ」

中丸は、活動休止に入る前は、『シューイチ』（日本テレビ系）、『家事ヤロウ！！！』、『朝だ！　生です旅サラダ』（ともにテレビ朝日系）のレギュラーを抱えていたが、活動再開が発表されても番組復帰はできていない。

「先日、日本テレビが４月期改編説明会を東京・汐留の同局で行い、『シューイチ』が土曜日にも進出し、土日連続の放送になると発表された。その際に、中丸の復帰についての質問も出ましたが、現時点では“ない”ということでした。事務所サイドと話を進めているかという質問にも、“ございません”と答えていました」（スポーツ紙記者）

中丸のテレビ復帰については、たびたび話題に上がっていたが、関係者はそろって否定的な意見だった。本人は芸能活動再開を発表しても、それは変わらないようなのだ。改めて、レギュラー番組を抱えていたテレビ局に話を聞くと、

「結論から言うと、現時点ではないです。共演者の中には戻ってもらいたいと思っている人はいると思いますが、スタッフや局としては特にそういう考えはないです。たしかに人気がありましたが、彼に代わる優秀な若手がたくさん出てきていますし、昔と違って、不祥事を起こしたタレントを起用するリスクは大きい。どうしても彼でないと、という理由がなければそんなリスクは冒せません。また彼の妻が、元日テレのアナウンサーということも大きいでしょう。局員の中には彼女のファンも多かったのでね。ただ10年後と言われたらわかりませんが……」（日本テレビ関係者）

好感度が高ければ高いほど“復帰が難しい”現実

時間が経てば可能性はゼロではないというが、『旅サラダ』を制作している朝日放送テレビの関係者は番組復帰について

「ない、ない。絶対ないでしょう。局が、“降板してくれ”と言う前に、活動休止を発表して自分から降りたのですから、局や共演者に迷惑をかけたわけです。本人の口で説明なり、謝罪するのが筋だと思います。彼がちゃんとした大人で、それができていれば、ほとぼりが冷めたころに戻ることができたかもしれません。関西、特に大阪のオバちゃんは心が広いから、タレントの火遊びくらいでとやかく言いません。とはいえ、やっぱり義理を欠いちゃダメです」

と話す。

そんな中、KAT-TUNは３月末をもって解散することが発表されている。今やメンバーは亀梨和也（39）と上田、そして中丸の３人しか残っていないが、女性誌記者によれば、

「解散しなければ、ライブなどもできたでしょうし、中丸さん単体での出演は無理でも、グループとして歌番組などに出演することはできたかもしれません。今後はそれも無理ですから。それにしても彼らも認識が甘いです。“匂わせ”したからって、そう簡単に状況が好転するわけはないですから」

そして、中丸の置かれている状況を見て、大手芸能プロのマネージャーは、こう語る。

「いまさらながらに、実感しました。たとえ事務所に“力”があったとしても、女性関係で不祥事を起こしたタレントは、なかなかテレビには戻れない時代になったということです。お笑いタレントや俳優であれば、程度にもよりますが不倫・浮気くらいの問題なら何とかなるでしょうが、人気タレントの場合、テレビ復帰は難しいということです。それは好感度が高ければ高いほど、難しくなる。

芸能事務所はたいていそうでしょうが、女性問題を含めて、問題を起こさないように厳しく指導しています。それでも起こしてしまうタレントは、もう事務所は守れない状況となっています。仕事ができないなら辞めてもらうしかないわけで、最近は、報道が出る前に不祥事が発覚したタレントを契約解除にする例が多くなっているのはそんな理由があるからでしょう」

中丸の“女性問題”は本人の教訓となっただけでなく、芸能界の教訓となったようだ――。