研究補助の学生のバイト代、自身の口座に還流させる 滋賀県立大学の准教授を停職4カ月
2025年3月21日 21時46分 (3月21日 21時55分更新)
滋賀県立大は21日、研究補助のアルバイトをしていた学生に支払われた賃金を自身の口座に還流させるなど研究費を不正に使用したなどとして、環境科学研究院の男性准教授(45)を停職4カ月の懲戒処分にしたと発表した。19日付。不正と認定した約10万7100円は返還された。
准教授は2018年ごろから、アジアの途上国で就業支援などに取り組む民間の国際協力プロジェクトに携わってきた。19年7月、県立大の大学院生で准教授の指示を受けて現地で活動していた男性の賃金を巡り、実際の勤務実態と異なる虚偽の書類を作ってアルバイト代を架空請求した。
20年7月には、男性のアルバイト代を...
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