中国からの郵便小包、正式通関手続き対象に 新関税で=米当局
2月3日、4日から実施予定の新たな関税により、中国からの郵便小包が正式な通関手続きの対象になることが、3日に掲載された米税関・国境取締局(CBP)の通達で分かった。写真は中国と米国の旗。中国の広州で昨年4月撮影(2025 ロイター/Tingshu Wang)
[ワシントン 3日 ロイター] - 4日から実施予定の新たな関税により、中国からの郵便小包が正式な通関手続きの対象になることが、3日に掲載された米税関・国境取締局(CBP)の通達で分かった。
連邦官報に掲載された通達によると、一時的な関税免除の対象となっている中国からの輸入品にも10%の関税が課される。
トランプ米大統領は3日、メキシコとカナダに対する関税の発動を1カ月見送った。一方、中国に対する関税は4日に発動される予定となっている。 もっと見る
CBPは対中関税に関する大統領令を踏まえ、これらの貨物をどのように扱うかや、大統領令発効前に提出された積み荷目録にどう対処すべきかについて、荷主向けに追加の指針を発表した。
「大統領令の執行に移行するに伴い、貿易関係者が担当貨物について把握し、CBPから送られるメッセージに注意することが極めて重要だ」とした。
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