ぷにるはかわいいスライム(公式サイト)

 

 

【評価】59点

ストーリー:★
キャラ:★★★
作画:★★★
おすすめ:★

判定:糞アニメ

 

【ターゲット層が良く分からない

う~ん、評価分かれるとは思いますが個人的にはイマイチでした。

ぷにるという異色のキャラクターを可愛らしく描くことには成功していました。

しかし、それだけだった気がします。

内容に関してシュールなギャグを持ち味にしたい方向性は理解出来ましたけど、どうにも突き抜けが足りず、深夜アニメでやる意義を感じられなかったのが正直なところです。

 

原作はコロコロコミック、ただし雑誌ではなくWeb版コロコロ。

誌上連載の作品とは違って"おおきなおともだち"もターゲット層に含めているのでしょう。それ故の深夜アニメ化なのかもしれません。

実際アニメ序盤で、こんなん幼児が分かりっこないやろいう"刃牙ネタ"等もありましたし、メインターゲットにしたのは「あの頃コロコロを楽しんでいた大人たち」に向けての作品だと感じました。

 

アニメ史初のコロコロ深夜アニメということで、最初の数話は戸惑いながらもぷにるの可愛さ目当てで楽しむように努めました。が、次第に「俺、なんでこんなの見てるんだろ…」という気持ちになってきました。

キャラや声が萌え萌えなのは良いですが、内容があまりに虚無虚無なのです。

対象年齢が3~6歳のアニメを無理矢理おじさんが見せられてるような違和感…

かといって完全幼児向けアニメと呼ぶには、異常性癖を持つキャラがいたり、子供が分からないようなパロネタあったりと、やはりターゲット層が不明確でした。

 

主人公のスライムぷにるは見た目は少女ですが性別はありません。

飼い主のコタローが子供の頃はペンギンの姿をしていたし、皆から「かわいい」と言われる姿を好むだけで、どういう方向性の「かわいい」であるかは本人気にしていません。

大好きなコタローに「かわいい」と言ってもらいたいが故の行動を常にしているも、ぷにるの"好き"はLOVEではなくLIKE。

ただ、思春期のコタローにとって、見た目が人間の女の子になったぷにるの事を「かわいい」と素直に言えず、また変身具合によっては異性として意識してしまう複雑な心境が描写されるときもありました。

ジェンダーフリーが社会で叫ばれる昨今、作中でこうしたテーマをラブコメとしてもっと掘り下げることができたら、大人が見ても見所のあるアニメになったかもしれません。

 

本作の良かった点は、ぷにる役の篠原侑(ささはらゆう)さんですね。

安易なキャスティングだと田村ゆかりさんを充てちゃいたくなるところですが、きちんとオーディションで選んだことがうかがえる配役。

篠原さんは『シャドーハウス』のエミリコ役から『放課後ていぼう日誌』の黒岩先輩まで多様なキャラを演じ分けられる役者さんで、もっと評価されるべき声優さんと思ってました。

変身キャラのぷにるはハマり役だったのではないでしょうか。

毎話、変身バンク後の「じゃ~ん!〇〇〇のかわいいボクで~す!」というセリフは一時クセになる中毒性がありました。

ぷにるが歌うオープニング曲とエンディング曲、いずれも好評です。

 

総評ですが、コロコロ初の深夜アニメという事実に加え、一目で分かるぷにるの可愛さから、当クール開始時はSNSでそれなりに話題となり、またアマプラ等のレビュー評価も高いものとなりましたが、全話終わってから本アニメの感想を述べる人はネット上から消えてしまったように感じました。

最初は物珍しさから盛り上がったものの、内容の虚無感からやはり途中で切ってしまう人が続出したのではないかと想像します。つまりは出オチアニメということです。

私自身、こうしてブログでレビューする目的がなければ完走してませんでした。

最初から決まっていたのかはさて置き、「2期制作決定!」ということで締められましたが、視聴者数の獲得は今後ちょっと厳しいかな~と予想しております。

 

 

 

 

 

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