滋賀県立大学の准教授 研究費不正使用などで停職の懲戒処分
滋賀県立大学は、研究費を不正に使用するなどしたとして、環境科学部の准教授を停職の懲戒処分にしました。
停職4か月の懲戒処分を受けたのは、滋賀県立大学環境科学部の川井操 准教授(44)です。
大学によりますと、准教授は令和元年7月、研究の補助として雇っていた当時20代の大学院生に対し、アルバイト代2万円余りを請求する虚偽の書類を作らせたほか、令和2年7月には同じ大学院生に指示してアルバイト代8万円余りを自分の口座に振り込ませたということです。
准教授と大学院生は、アジアの農村部で就業支援などを行うプロジェクトに携わっていましたが、プロジェクトの関係者から「研究費が不正に使われているのではないか」と通報があり、大学が調査を行った結果、不正が明らかになったとしています。
准教授は「研究に必要なものを購入するために使おうと思った。大学や学生に迷惑をかけて申し訳ない」と話しているということです。
大学側は、准教授が不正に得た研究費を私的に流用したかどうかについては、「確認できなかった」としています。
21日、彦根市で会見した滋賀県立大学の宮川正和 副理事長は「県民の信頼を裏切ることになり、心からおわび申し上げます。再発防止策に努めます」と陳謝しました。