値動きと平均値
次のチャートは、EMAを細かいスパンでいくつも表示させたものであり、値動きに付いて動きながら蜘蛛の巣状で収束と拡大を繰り返しているのが分かりやすいかと思う。
収束と拡大を繰り返している中で、グラデーション的に色分けしたEMA群が「層に分かれている」のが分かるだろうか。
であるならば、節目となる代表的なものだけを表示させておけば、すべての数値のEMAを見なくても収束地点が分かるのではないかということで、
「25・75・200」だけ表示させたものがこれ。
というわけで、平均値の中でも層を形作る時の代表的なものだけを見て、それらのうち〝2本が接して交差せずにまた離れたところ“を「接点」として、以降説明を続ける。
☆実際のトレードでは、「25・75・200・600」の4本を使う。接点を作ったペアの1つ上のEMAに合わせてトレンドの角度や青いチャネルを炙り出す。
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「接点」を元に波の起点を確定させるのだが、下のパターンのように2本のEMAが交差してから値動きを引っ張り上げることも多い。
これを「交差点」「交差パターン」と呼ぶ。
「接点」も「交差点」も、どちらも「2本のEMAが収束した」という意味では同じであり、重要な節目となる。
次のチャートは、「接点」または「交差点」から伸びたひと波を可視化したもの。赤丸は波の起点。
特に、交差点から引っ張り込まれたところをピックアップすると下記の部分になる。
重要なのは、「いつも直近で接点を作っている時間足で見ること」であって、そうすれば交差した後もいつも同じように追っていける。
特に「75EMAと200EMA」のペアが接点を作っている時間足をメインとして見る。※時間足を変えれば、75EMA⇒25EMA・200EMA⇒75EMA と役割が入れ替わっているシーンがあるはず。
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【用語】
接点を作った2本のEMAのうち押し出されたEMAを「子分」、押し出したほうを「兄貴分」と呼んでいる。その2本の上のEMAを「親分」、もう1つ上がある時は「大親分」と呼んでいる。 また、子分のさらに小さなEMAを「孫」と呼ぶ。
例:200が75を押し上げた。
⇒200=兄貴分、75=子分、25=孫、600=親分
数値だけで言うのではなく呼び名を決めているのは、たとえば2024年前半のドル円などは横に長く往来している期間であったため、600EMAが追いついて来て200EMAの役割と入れ替わっていることが多かったから。(200を600が押し出して波が出る。)時期によって役割が変わるため、数値とは別の呼び名を使っている。
