日本語に、欧米諸語の論理である形容詞なんてものはありません。
語根(体言)に「い(形容詞的表現)」や「だ(形容動詞的表現)」と言った用言が膠着して、意味と意義を構成しているだけです。
実は動詞に関しても同様で、日本語には活用と言うようなものは本来存在せず、語根(行くならik)に多様な用言(a、i、u、e、o)が膠着して、あたかも変化(屈折)しているかのように見えるだけです。
その様は、大系統としては同類と言える、フィンランド語やマジャール語(ハンガリー)が、多様多彩の接頭語や接尾語で意味や価値を構成しているのと同様です。だから、これら言語は膠着語族と言われているのです。
Quote
Fumio Namba/難波文男
@shibataokonomi
それらはすべて、英語文型におけるSVCの補語になりうる。つまり、主語に対して述語づけられる語。例えば「あなたはアホだ」「あなたはレイシストだ」という文は主語「あなた」を形容しているのだ。日本語文法における厳密な意味での形容詞かどうかなど瑣末なイチャモンにすぎない。 x.com/amatzyama/stat…