入力規則で商談クローズ後にレコードの編集を不可にする

入力規則で商談クローズ後にレコードの編集を不可にする

あるステータスになったらレコードを編集できないようにロックさせたい…。どの組織でも使えるわけではないですが、入力規則でもできないことはないのです!
入力規則で商談クローズ後にレコードの編集を不可にする
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入力規則で商談クローズ後にレコードの編集を不可にする
Admin
2020/07/10 14:16:37
※こちらは過去に公開していたブログからの移行記事です。

情報の整合性を保つため、クローズになった商談は編集できないようにしたい、という要望はよく聞きますよね。
色々な方法がありますが、入力規則で実現する方法をご紹介します。

ただし

こちらの設定とプロセスビルダーなどの自動化などを組み合わせると、エラーになる可能性がありますので、残念ながらシンプルなSalesforce組織にしか適していないようです。

入力規則(数式)の内容

商談の入力規則で次の数式を設定。

数式:PRIORVALUE( IsClosed )

動作

Developer組織で、デフォルトのフェーズ項目に手を加えない状態で上記の入力規則を設定してみました。

商談のフェーズを「ClosedWon(成立)」または「ClosedLost(不成立)」へ変更して保存後、再度レコードを編集して保存しようとするとエラーとなり、入力できませんでした!


補足

商談のフェーズは、種別を「成立」または「不成立」のどちらかを選択すると、そのフェーズを選択したときに、完了フラグにチェックが入ります(=クローズ扱いとなる)。
そのため、この入力規則を使用する場合は、クローズ扱いとなるフェーズの種別を「成立」または「不成立」に設定する必要があります。


参考

◇ Salesfocre >Trailblazer COMMUNITY >商談レポートの「商談状況」の値について
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