商談商品&価格表で値引きをして登録したい

商談商品&価格表で値引きをして登録したい

定価から割引した金額を反映させたいときの設定方法を、2つご紹介します。
商談商品&価格表で値引きをして登録したい
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商談商品&価格表で値引きをして登録したい
Admin
2020/07/10 15:39:16
※こちらは過去に公開していたブログからの移行記事です。

商談商品を登録する際に、価格表エントリの価格からさらに値引きをして登録する2つの方法についてまとめました。

A.商談商品オブジェクトの[割引]項目を利用する
B.値引き用のダミー商品を「商品」に登録し、各価格表と価格表エントリを作成する

A.商談商品オブジェクトの [割引]項目を利用する

デフォルトでは [割引]項目はページレイアウトに表示されておらず、システム管理者にも項目レベルセキュリティでアクセス権が設定されていません。
[割引]項目はパーセント項目で、この項目を利用することにより、商談商品ごとに価格表エントリの金額からの割引率を指定して登録できます。

[割引]項目の表示

1.商談商品のページレイアウトに[割引]項目を追加する。
2.商談商品の複数行レイアウトに[割引]項目を追加する。
3.システム管理者並びに必要なユーザプロファイルに、項目レベルセキュリティで[割引]項目へのアクセス権を設置する。
4.必要に応じて、商談のページレイアウトから関連リスト「商品」の項目に追加する(その際、[割引]だけでなく[合計金額]も追加すると見やすい)。

設定することにより、「商談商品」の[リスト価格]には「価格表」に登録された金額が表示され、[合計金額]に割引率が適用された後の金額が自動的に表示されるようになります。
※[リスト価格]と異なる[販売価格]を入力した場合、[販売価格]の値が計算され、[合計金額]に反映されます。

B.値引き用のダミー商品を「商品」に登録し、各価格表と価格表エントリを作成する

「商談商品ごと」ではなく、「商談 1件まとめて」値引きをしたい場合に利用できます。

1.商品オブジェクトにダミーで例えば「値引き単価1000円」などの商品を登録する。
2.価格表エントリで「-1,000」とマイナス金額を設定する。
3.値引きをしたい商談に、「値引き単価1000円」商品を、商談商品として、値引きしたい数量だけ登録する(2000円値引きしたければ数量2)。

考察

・Aはページレイアウトや項目レベルセキュリティの設定が必要になるので、手間がかかりますが、一度設定すればどの商談商品でも利用できます。

・Bは値引き金額を複数作成したり、価格表エントリを複数作成したりする手間がかかりますが、商談案件 1件につきまとめて値引きを設定することができます。

・AとBを併用すると、各商談商品ごとに割引率を指定した上に、最後に商談でまとめて値引き金額を指定することも可能です。

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