県立病院職員が“ながら運転”で事故 有罪確定し失職

県立病院局の係長級の職員が去年7月、スマートフォンを操作しながら自家用車を運転し、歩行者に大けがをさせたとして有罪判決を受けたことがわかりました。
県によりますと、19日までに判決が確定し、職員は失職しました。

失職したのは、県立病院に勤務していた40代の係長級の職員です。

県によりますと、この職員は去年7月、スマートフォンを操作しながら自家用車を運転し、路側帯を歩いていた70代の女性をはねて大けがをさせたということです。

職員は過失運転傷害の罪に問われ、鹿児島地方裁判所が今月4日、禁錮1年2か月、執行猶予3年を言い渡し、18日に判決が確定しました。

県によりますと、職員は地方公務員法に基づき18日付けで失職したということです。

県立病院局は「このような事態が生じ、誠に遺憾だ。今後、このような交通違反や交通事故が起こらないよう、法令順守の注意喚起を徹底していく」などとコメントしています。

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