8月30日、日本会議全国縦断キャラバン隊を迎えて、日本会議長崎の平成25年度総会・特別講演会を開催し、会員約50名が参集しました。
まず、山口ミユキ副会長(女性の会会長)が開会の辞を述べ、続いて池田剛康理事長による日本会議長崎を代表しての挨拶がありました。
池田理事長は、ここ数年日本会議が内外の国家的課題に取り組み大きな成果を挙げてきたこと、その国民運動の一端を日本会議長崎が担ってきたことを振り返り、日本会議の悲願である憲法改正が政治日程に上るような情勢になった上は正に日本会議の真価が問われると指摘、日本会議長崎としても憲法改正を求める県民の声を結集する使命を果たしたい、との決意を述べました。
続いて、日本会議の会員となっている県議会議員の皆さんを紹介、また、冨岡勉衆議院議員からの祝電を紹介しました。また、キャラバン隊の自己紹介もなされました。
続いて、5月30日に開催された拡大理事会で決定された今年度の運動方針などが北村芳正専務理事によって報告されて総会は閉会となりました。
特別講演会では、キャラバン隊の中山直也隊長(日本青年協議会代表)による講演が、「憲法改正への筋道」と題して行われました。
中山隊長は、皇室問題や尖閣諸島をはじめとする領土領海の警備強化など日本会議のこれまでの取り組みの成果を紹介した後、DVDを活用しながら沖縄・沖縄防衛の現状と基地問題についての現状と取り組みを明らかにし、さらに憲法改正の実現に向けて国民投票の過半数を獲得するためには、護憲派の結集軸となっている「9条の会」に凌駕する改憲勢力の組織陣形をつくっていく重要性を指摘しました。そして、この3年間、日本会議がその中核となるべく全力で運動していく方針であることを示して、会員の決意と一層の協力を呼びかけました。
続いてキャラバン隊からのアピールがあり、その後、緊急提言として浅田五郎長崎市議会議員から、田上長崎市長が漫画「はだしのゲン」を「教材として適切である」と発言したことに対して、原爆反対にかこつけ日本の歴史を不当に貶め、子供たちに自虐史観を植え付ける内容であることを議会で取り上げて、市長の見解を改めてただすことにしているとのアピールがなされました。
続いて、渡辺正光理事の先導による万歳三唱の後、反田邦彦理事の閉会の辞で全行事が終了しました。
その後の懇親会は約20名の参加でしたが、キャラバン隊を囲んで様々な問題が取り上げられ、和気藹々の中にも活発な論議で大いに盛り上がました。