光市教育委員会が市内で進める小中一貫校計画で、大和地域の塩田、三輪、岩田、束荷の関係4小学校を再編し2025年度に新たに大和小が開校する。再編に伴う閉校式が15日、束荷と岩田の2校であり、児童や学校関係者、地域住民、卒業生らが150年余りの歩みに思いをはせ、閉校を惜しんだ。
地域の4校再編、25年度新たに大和小が開校
このうち束荷小では約140人が出席。同校は1874(明治7)年に創立し、これまでに約1600人の卒業生を送り出した。現在は全校児童17人。
式典で芳岡統市長が「歴史や伝統、地域のきずなは強い基盤として大和小に受け継がれていく」とあいさつ。福田康子校長が「地域拠点の小学校がなくなるのはさみしいが、『つかりっ子』たちの心の中にきずなは結ばれている」と述べた。児童は出席者と共にお別れの言葉に続いて学校のテーマ曲「束荷の絆は世界一」を合唱。最後となる校歌を響かせた。
学校運営協議会会長の大冨哲也さん(69)は「小学校は地域のコミュニティーの核で、子どもの声が聞こえなくなるのはやはりさみしい。地域を守るためにこれからもイベントなど地域行事をできるだけ維持し、子どもたちの活動や帰ってこられる居場所をつくりたい」と話した。
大和小は一貫校の新設に先立ち関係4校を再編し、現在の岩田小の場所に開校する。4小はいずれも150年余りの歴史があり、全校児童数は10人~92人。新たな一貫校は現在の大和中の場所に2028年度ごろの新設を予定する。16日に塩田、三輪の両小で閉校式がある。
(土屋裕樹)