3月末に閉校する、広島県尾道市の土堂小学校で、最後の卒業式が17日、行なわれました。校舎の耐震性不足や児童数の減少のため、土堂小学校は4月、近隣の2つの小学校と統合し、新たな小学校が開校します。
17日は、最後の卒業生となる44人が式に臨みました。
尾道市立土堂小学校 土居理恵校長
「通算124回、本校最後の卒業証書授与式を挙行できますことに、心から感謝を申し上げます」
卒業生代表 河尻架人くん(12)
「土堂小学校も、124年間ぼくたちにたくさんの思い出をくれて、本当にありがとうございました」
卒業生からの最後の贈り物は、33年間、学校行事として続いてきた太鼓の演奏です。
124年の歴史で送り出してきた卒業生は、今年度を含め、累計1万2805人に上ります。
卒業生
「学校の最後として、感謝の気持ちを持って卒業できたから、それをこれからの人生につなげていきたい」
土堂小学校の伝統は、統合校「尾道みなと小学校」に引き継がれます。
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