和歌山・高野の小学校、150年の歴史に幕 100人が別れ惜しむ

花坂小の閉校式を終え、記念写真撮影に臨む人たち=和歌山県高野町花坂の町立花坂小学校で2025年3月20日午後0時14分、藤原弘撮影

 3月末で廃校となる和歌山県高野町立花坂小学校で20日、最後の卒業式と閉校式があり、出席した卒業生や地域住民ら約100人が学びやとの別れを惜しんだ。町教委によると、1875年に地元寺院で創立され、現存小学校で最古の歴史があるが、児童数の減少により150年の歴史に幕を閉じた。在校生の大半は統合される高野山小に通学する。

 卒業式では、田所勝美校長が卒業生2人に卒業証書を渡し「卒業生の誇りを持って前に進んでください」と式辞。岡蓮史(れんじ)さん(12)は「6年間過ごせて良かった」、掛真士(かけまさし)さん(12)は「学校を誇りに思う」と話した。

 続いて閉校式があり、平野嘉也町長が「培われた伝統は、いつまでも花坂の人たちの心に残る」と述べ、卒業生を含む児童7人が「野球をして楽しかった」などと学校生活を振り返った。同小出身の西垣内和(のどか)さん(27)は「やっぱり寂しい。運動会など地域の皆さんと一緒に楽しんだことを思い出す」と懐かしんだ。【藤原弘】

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