タイ警察は20日、カンボジアやベトナムの特殊詐欺拠点の運営を主導した疑いがあるとして、日本人の元暴力団関係者の男(46)をバンコクで14日に拘束したと発表した。ミャンマー東部の詐欺拠点にも関わっていたとみている。日本で逮捕状が出ており、日本側に拘束を要請されていたという。
タッチャイ人身売買対策センター長が記者会見した。男はバンコクの高級住宅に住み、詐欺拠点の運営に日本人として中心的に関わった疑いがある。会社を設立してマネーロンダリング(資金洗浄)も主導していたとみている。
また、タイ当局が11日に北西部メソトで拘束した20代と30代の日本人がミャンマーの詐欺拠点で暴行を受けていたと明らかにした。2人はミャンマー側に自ら渡航したものの、被害者の側面もあると説明した。 タッチャイ氏は、ミャンマーの詐欺拠点を巡り、日本側から捜索への協力を要請されていた人物を全員確保したと説明。一方で、新たに約10人の依頼があり、協力する意向を示した。(共同)