猿田、鈴木、大久保の3氏が届け出 秋田県知事選告示、17日間の戦い
任期満了に伴う秋田県知事選が20日告示され、前副知事の新人猿田和三氏(61)、前自民県議の新人鈴木健太氏(49)、無職の新人大久保範夫氏(73)の3人が立候補を届け出た。午後5時に立候補の届け出が締め切られ、3人による争いが確定した。いずれも無所属。現職で4期目の佐竹敬久知事は4月に退任する。16年ぶりの新知事誕生に向け、17日間の戦いが幕を開けた。投開票は4月6日。
県人口が90万人を切る中、人口減少対策が主な争点となる。産業振興策などについて各候補がどう訴えるのかが注目される。佐竹県政の何を継続し、何を刷新するのかも問われる。
猿田候補は出身地である秋田市豊岩のとよいわライスセンターで第一声。「県民の所得を増やし、暮らしを守り、子どもたちを育んでいく。この三つは県政最大の課題である人口減対策の大きな鍵。全身全霊で覚悟を持ってやり抜くため、この選挙を何としても勝ち抜く」と訴えた。
鈴木候補は秋田市中通のアゴラ広場で出陣式に臨んだ。「少子化は皆さんの生活に深刻な影響を及ぼすような危機的な状況。このままの姿勢で行政を継続したら、本当に少子化は止まらないし、地域が消滅していく。今回の挑戦は私にとって最初で最後の挑戦だ」と支持を訴えた。
大久保候補は自ら立候補を届け出た後、県庁前で第一声。「約40年前に県知事権限で措置入院させられたことは違法であり、県はこの違法処分を長年放置してきた。私が知事になり、解決したい。この立候補は県知事への宣戦布告だ」と述べた。