とある無力の幻想郷~紅魔館の佐天さん~   作:王・オブ・王

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7,遠くて近いそこで

 夜、紅魔館の見回りをしている私は人多り見回りを終えたあとに、制服に着替えて部屋に帰る。

 寝巻きはあまり派手なのも慣れないので人里で適当にみつくろったタンクトップのシャツとハーフパンツだけ、夏場には丁度良い。でもなんだか今日は疲れたから制服のまま寝ちゃう!

 とりあえず、部屋のベッドに横になった。

 明日は久しぶりの休日だし、ゆっくりしようと思うも行くところと言えば霊夢さんとことろ? ……いや微妙だ。

 まぁ、色々な人に会うだろうし一日なんて早いでしょ!

 さぁて、おやすみなさい!

 

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 佐天涙子、彼女が紅魔館にやってきた日。

 彼女が幻想郷にやってきてから数時間の出来事であり、彼女は博麗霊夢の住む博麗神社から霧雨魔理沙の箒に乗せてもらいやってきていた。

 紅魔館の前に降りるのは涙子と魔理沙と霊夢、そして後に同居人となるチルノと大妖精だ。

 涙子は目の前の真っ赤な大きな洋館に心奪われた。いや、心奪われたというより、魅了されたという方が正しいだろう。

 恐ろしい雰囲気が気のせいでないということは後に知る。

 

「行くわよ」

 

 霊夢が歩いていくのでそのあとをついていく涙子、霊夢の隣に魔理沙がつき、涙子の両隣にチルノと大妖精。

 なんだか守られているようにも思えるけれど、飛べないのも自分一人なのだから仕方ないと涙子は納得した。

 大きな門の前に、一人の女性が立っているのが見えて涙子は少し驚いた。

 長身で女性らしい凹凸のついたボディを持つ女性は赤い髪で中華風な服装をしている。

 

「よお美鈴(メイリン)!」

 

 魔理沙が片手を上げて軽く挨拶すると美鈴は苦笑した。

 理由は簡単、彼女が侵入にやってきた日はろくなことがないからだ。

 だが今回は美鈴の主人たる“彼女”の友達も着ているようで笑顔を浮かべた。

 

「いらっしゃいチルノ、大ちゃん」

 

「扱いが違いすぎるんじゃないか?」

 

「全部魔理沙が悪いんじゃない」

 

 そう言うと、美鈴は門を開けて“五人”を通す。

 一瞬だけ彼女は涙子の方を睨んだが、チルノが片手を上げると何も言わなかった。

 それだけチルノが“彼女の友達”であることが大きく、信頼を得ているのだろう。

 少しだけ感じた美鈴からの“敵意(視線)”を、涙子は気のせいだと思いそのまま霊夢と魔理沙のあとをついていく。

 

「えっと霊夢さん、ここで私が?」

 

「ええ、悪くないわよ案外」

 

 涙子は苦笑しながらも庭を歩き館の中へと入る。

 入ればすぐに、一人のメイドが現れた。銀髪の女性は無表情のまま涙子を一瞥する。

 その射殺すような視線に息が詰まった涙子だが、涙子の前にチルノが立つ。

 

「……上でお嬢様がお待ちよ」

 

 射殺すような視線を外され、佐天涙子は激しく呼吸をした。

 先ほど美鈴から向けられた視線よりもよほど“本気”であったのは確かだ。

 チルノたちがいなければ今頃どうなっていたかわからない。

 

「大丈夫ですか佐天さん?」 

 

「あっ、うん……大丈夫だよ大ちゃん」

 

 心配する大妖精に笑顔を向けて、涙子は三人についていく。

 先頭を歩くメイド、十六夜咲夜は五人を他の部屋とは少し違う扉の前へと案内して、横に立つと軽く手をやり入ることを促す。

 霊夢は扉を開けて中に入る。

 魔理沙と涙子もチルノも大妖精も続いて中に入ると、そこには椅子に座る一人の少女がいた。

 涙子よりも年下な、小学生ぐらいの少女。

 なにを偉そうに、と思った涙子だったがすぐにその認識を改めることになる。

 

「レミリア、この子は外来人なんだけど話を聞いてあげてくれない?」

 

「……いいわ、そこの娘、要件を聞いてるわ」

 

 その圧倒的なカリスマを感じた佐天涙子は、わずかに後ずさりそうになるもこらえて前に出た。

 少女の前で、涙子は口を開き話を始める。

 

「あの、私は佐天涙子って言います。幻想郷で言えば外の世界からきました」

 

 できる限り丁寧に言う涙子は目の前の小さな少女に圧倒されているからだ。

 当初は作り物かと思っていたその背中の“悪魔の翼”とその赤い目は“無能力者”たる涙子を圧倒するに充分な圧力がある。

 チルノが少しだけ前に出て涙子の隣りに並ぶ。

 

「佐天が外来人ってのは本当なのよさ、あたいの家のベランダに吊れ下がってて幻想郷からも出られないからあんたたちを頼ろうと思ったわけ」

 

「あら、“さいきょー”の貴女が私を頼るなんて珍しいわね、それとも御飯をたかりにきたのかしら?」

 

「今回は頼りに来たのよさ、この涙子をあんたのところで鍛えてほしい」

 

 その言葉に、少しだけ息をつくレミリア。

 なにを馬鹿な。と笑っているようにも見えるが実際にそうなのだろう。

 外来人を何が楽しくて鍛えなくてはならないのか……。

 だがただ目の前の少女をはねのけるというのもおもしろくない。

 

「貴女はなにを持って私たちから力をつけてもらいたいと思うの?」

 

 レミリアが立ち上がり、言葉を放った。

 力強いその言葉を受けた涙子は、グッと手を握って口を開く。

 目の前の人ならば、自分の気持ちを受け止めてくれる気がした。

 

「力が無いからって見下されたりしないように」

 

 levelだけで決まってしまう立場に負けない自分。

 

「誰かを守るために、力が欲しいんです」

 

 友達である初春飾利も風紀委員(ジャッジメント)として人々を守っている。

 

「でも今の私には、自分を守る力すら無い」

 

 だからこそ、涙子は能力というものに憧れていた。

 当初の能力への好奇心はすでに憧れへと変わっているのだ。

 あの最高の科学を有した、最悪の治安の学園都市にて、自分が誰かの為に。

 その憧れは周囲の人間が能力を得たりlevelをあげたりする度に思う。

 

「だから私は、この手が伸びる範囲でいい。自分が見える範囲でいい。それだけの人でも自分の力で救いたい。だからここで私に力を、力をください!」

 

 頭を下げて懇願する。

 そんな佐天涙子をレミリア・スカーレットは少し驚いた表情で見た。

 だかそんなレミリアもすぐに表情を整えてから、笑う。

 

「悪いけれど、タダというわけにはいかないわ」

 

 そんな言葉に、頭をあげた涙子は冷や汗を流す。

 嫌な汗が頬を伝うのは、おそらくレミリアの不敵な表情故だ。

 彼女が何を考えているのかはわからないが、タダでないなら今現在なにも持っていない自分はどうすれば良いんだろう?

 

「貴女、家で働きなさい」

 

「え?」

 

 そんな反応をした涙子だったが、その反応をしたのは涙子だけではない。

 涙子の背後にいた霊夢も魔理沙も、大妖精もだ。レミリアを見てチルノだけは『やれやれ』と肩をすくめる。

 笑うレミリア・スカーレットは涙子へと近づいて軽く頷いた。

 なにを一人で納得しているのかと疑問を抱くが、少しばかり安心する。

 

「はい、是非!」

 

「決まったわね……でもね、貴女の望み。誰かを守りたいというのはそう簡単にできることじゃないわ」 

 

 レミリアの言葉を、涙子は黙って聞く。

 

「だからこそ、貴女をここで強くしてあげるわ」

 

 悪魔の少女を目の前に、佐天涙子は頷く。

 

「その代わり全力で私を楽しませない。貴女には期待しているわよ……佐天涙子」

 

 したこともなく、漫画の中でしか見ないような、片膝をついて頭を下げるなんて行為をしてしまう。

 それはきっとレミリアのカリスマゆえなのだろう。十六夜咲夜ですらも片膝をついている。

 こうして、佐天涙子は吸血鬼レミリア・スカーレットの従者となることになった。

 

 それからは色々な住人に顔合わせだ。

 咲夜とは目的の場所に行くまでに軽く自己紹介をすました。

 仲間となったせいか、咲夜は先程までと違い笑顔で涙子に接する。

 当初はレミリアを“狩り”に来たのかと思われたが、そうでもないとわかったこともあるのだろう。

 

「さて、パチェ~入るわよ!」

 

 そう言って扉を開けば、そこには見渡す限りの本棚。

 涙子は思わず感嘆の声を上げる。どこを見ても本、本、本。

 レミリアが向かった机には本を読みふける少女が一人。少女が振返ると、面倒そうな表情で面々を見るも涙子に視線を合わせて止まった。

 軽くお辞儀する涙子。

 

「レミィ、この人間は?」

 

「佐天涙子、紅魔館で働かせるわ」

 

「……好きにしていいわよ」

 

「貴女も弾幕とか教えてあげてね」

 

 レミリアのそんな言葉に、本を読んでいる少女ことパチュリーは露骨に面倒そうな顔をする。

 どうせその佐天涙子を連れてきたであろう魔理沙とチルノを見た。

 面倒事を、と思うもレミリアが認めたということはなにかの“運命が見えた”か、ただ彼女を認める理由があったかだ。

 どちらにしろこの館の主人が認めたのだからパチュリーだって目の前の人間には興味がある。

 

「私はパチュリー・ノーレッジ、魔法使いよ」

 

「改めまして佐天涙子です。これからよろしくお願いします!」

 

 軽く頷いてから、本に目をやる。

 弾幕は教えるつもりだが必要以上に話す理由もない。

 なんて言いながらも、いつかは楽しく話す仲とかになってしまうのをパチュリーは知らない。

 無愛想なパチュリーに『失礼なことした?』と思う涙子がレミリアの方を見た。

 

「気にしない方が良いわ。とりあえず行くわよ」

 

 レミリアがそう言って出て行く、魔理沙はここに残るようなので霊夢と大妖精とチルノもレミリアについていく。

 これからお世話になるので、涙子は最後に軽く一礼して出て行く。

 パチュリーは本棚へと走っていき自らの使い魔へとちょっかいを出しに行った魔理沙を見て、大きくため息をついた。

 面倒なことに『動かない図書館』が動くときが来たのだ。

 

 

 

 図書館にてひと騒動起きそうな時、レミリアの後ろを歩いていく面々。

 道を歩く妖精メイドと呼ばれるこの屋敷のメイドたち、だが今日涙子と顔合わせで紹介されるのは紅魔館の幹部クラスだけのようだ。

 妖精メイドたちには明日一斉に紹介してくれるらしい。

 館を出て門の前まで行くと、そこには最初会った女性。

 

「これ、寝てるわね」

 

 チルノのつぶやきに『まさかぁ~』と思いその女性の少しうつむく顔を見るが、目を閉じて涎を垂らしている。

 寝ているのを確認すると、なぜだか立ったまま寝るという暴挙に走った女性に尊敬さえ覚える。

 絶対身につけたくない術だが立ったまま寝るというのは純粋に凄い。

 

「置きなさい美鈴、私のナイフがそんなに好きなら仕方ないけど」

 

「起きてます! 起きてますよ!」

 

 一瞬で起きた女性に驚く涙子。

 女性の方は目の前の面々を見て、キョトンとした後、すぐに表情をキリッと引き締める。

 ため息をつくレミリアとやれやれと首を振るチルノ、大妖精は苦笑していて、霊夢はおかしそうに笑う。

 とりあえずと、レミリアが咳払い。

 

「美鈴、紅魔館に新たなメイドが来たわ」

 

「あぁなるほど、その子ですか」

 

 美鈴が先ほど見た佐天涙子の方に視線をやる。

 

「佐天涙子です。よろしくお願いします!」

 

「私は紅美鈴(ホンメイリン)、よろしくね」

 

 手を差し出す美鈴の手を、握手で返す涙子。

 お互いが手を離すと、納得したようにレミリアが頷いた。

 

「じゃあ美鈴、貴女はこの子の教育係ね」

 

 こんなところで寝てた人物が教育係かと、少し不安に思いながら話を聞く涙子。

 頷くチルノと大妖精は何か知っているのだろうか?

 

「またメイドさん教育ですか」

 

「咲夜を育てた貴女ならできるわ」

 

 レミリアがそう言って咲夜を見たが、咲夜はすでに居ない。

 なるほど、と頷く涙子。彼女が自分の教育係になればそれなりに使えるメイドになると思ったのだろう。

 あのすごそうなメイドを育てたのだから、目の前の紅美鈴は教育係として凄いに違いない。

 そんな風に思っている涙子をよそに、霊夢は『あの咲夜がねぇ、これはいいネタ仕入れたわ』と何やらブツブツつぶやいている。

 

「さてこれにて一通り挨拶をすましたわね」

 

 レミリアが頷くと、涙子の方を見る。

 

「改めて佐天涙子、貴女をこの紅魔館に迎えるわ。だけれど私以外の住人たちにも認めてもらえるかは貴女しだいよ」

 

 頷く涙子が、レミリアの話を聞く。

 

「励みなさい。貴女ならできる……あの意思を見た私が言うんだから信用なさい」

 

「はいっ!」

 

 こうして佐天涙子は紅魔館へとやってきた。

 そして、この紅魔館を少しづつ変える。

 認められないわけがないと、ここでレミリアが確信していたからこそ紅魔館は救われたのだ。

 495年の呪いも解けた。

 紅魔館のメイドである佐天涙子の始まり……。

 

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 まるで夢みたいなことばっかだったなぁ……。

 学園都市じゃ『底辺』のLevel0が誰かを助けられるなんて、誰かに頼られるなんて。

 幸せだったし充実してた。まぁこれからもそんな日々が続くんだろうけど……。

 でも学園都市にいた初春たちや家族も私をきっと心配してる。

 二ヶ月以上もいないんだもんね。

 さて、そろそろ起きますか!

 まぶたの上からでも、まぶしいのがわかる。

 

「ん……」

 

 起きてから体を伸ばす。

 なんだか背中が痛いのは、なんでだろ?

 起き上がれば、見知らぬ場所。

 

「あれ?」

 

「おお、起きた?」

 

 男性が一人、いや五人ほどいた。

 柄の悪そうなその姿は、見覚えが嫌というほどにある感じ、あぁ、そういうことね。

 なんていうか、この感覚はなんだろう。

 ていうか私は……。

 

「ていうか君中学生? 全然見えないわぁ、てかまぁ俺たち年齢は気にしないし」

 

 あぁ~今いつだろ?

 

「さっきあんな道端で寝てたら危ないな~と思って俺たちが保護したんだけど、そのお礼に」

 

「今はいつですか?」

 

「あ?」

 

 少しながらイライラした表情で聞いてくる“スキルアウト”のお兄さん。

 

「七月十五日の朝だよ、もういいだろ?」

 

 そう言って、男の人は私の右腕を掴んだ。

 あぁ~あ、結局夢だったのか、私が“幻想郷”に行ったのは前日なわけだったし。

 そういえば明日も身体検査(システムスキャン)だったっけ、ていうかあの日、いや昨日は私が機材とか運ぶの手伝って先行で一回だけ身体検査してくれって頼んだわけだし……。

 じゃあ普通に明日が身体検査なわけだ。

 やだな、全部夢だったのかな? まぁありえないよねあんなこと。

 たぶん痛みも夢だったんだと思う。痛かったって夢で思っただけ。

 

「さて、じゃあ失礼して……」

 

 男の人が私の左腕に触れようとする。

 瞬間、私の体は無意識に動いてた。

 膝で男の横腹を蹴ると同時に、寝ている地面を確認してから両手を頭の横に置いて、足で地をけると同時に腕に力を入れて跳ねる。

 男の人たちから少し離れた場所に着地してから、私は五人のスキルアウトを視界にて捉えた。

 大丈夫、五人ぐらいなら美鈴さんや咲夜さんに教えてもらった……あれ、でもあれは夢で……あぁ、よくわかんない。頭ん中おかしくなりそう。二ヶ月全部夢だったのに今みたいなことできたのは、やりかたを体がおぼえてるだけ?

 モウ、ワケワカンナイヨ……。

 

「お、オッドアイなんて珍しいねぇ!」

 

 ―――え?

 

「ほんとだ、しかも片目が赤なんてな」

 

 ―――ハッ、ハハハハッ! アハハハハハハハハッ!!

 

「なんで笑ってんの?」

 

 ―――二ヶ月もいたのに! いたのに! たった十数時間!?

 

「おかしくなっちゃった?」

 

 ―――ほんと頭おかしくなりそうだよ。だって二ヶ月が数ヶ月!?

 

「っでめ゛ぇ゛ぇっ! 俺を蹴りやがっでっ!!」

 

 ―――でも確かに動いた。体が動いて! それで私の目は赤で、この腕も美鈴さんのだ!

 

「ふざけんなぁぁぁっ!!」

 

 男が私に殴りかかってくるけど、遅い。

 その腕を避けてから、そのお腹に思いっきり拳を叩きつけると同時に足払い。

 一回転して地面に背中から倒れる男の人。

 こういう時のために、私は力をつけたんだ。

 紅魔館の、一員として!

 

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 佐天涙子は、寮の部屋に帰っていた。

 ただ洗面所の鏡の前に佇む彼女はただ呆然としているように見える。

 扉が開く音がして少し駆けるような音が聞こえると共に、少女が一人洗面所に入ってきた。

 少女は驚いたような、安心したような表情を浮かべた後に涙子へと歩み寄る。

 

「よかった、佐天さんのカバンが昨日道端で見つかって、心配したんですよ!」

 

「あっ、初春……」

 

 涙子が少女、初春飾利の方に顔をやると彼女は驚いたような表情で佐天のそばによった。

 

「その眼は……」

 

「あっ、これはね……」

 

 そう言われてから、涙子の瞳からは涙がボロボロと流れ出る。

 泣いている涙子を見て焦ったように両手をわたわた振る飾利だが、もうすでに涙子は地面に膝をついて泣いていた。

 飾利は地面に膝をついて涙子のことを見ている。

 

「さ、佐天さん!」

 

「よかった……よかったよぉっ……」

 

 なにが良かったのか、初春飾利にはまったくわからなかったけれど、とりあえず佐天涙子を抱きしめた。

 泣いている涙子は初春の服を掴んで泣き続ける。ずっと『よかった』と言いながら泣き続けている

 詳しく聞くべきなのかはわからないけれど、彼女のことだ。

 なにかがあったら言ってくれるはず。

 とりあえず今は彼女をなだめるのが先だと、頷いた。

 

 

 

 ―――こうして佐天涙子は、この“学園都市”へと帰ってきた。

 

 

 

 

 

 

 




あとがき

さてさて、これにて幻想郷編一時終了でござるな!
なぜこんな風になっているのか、などなどは後々に!
とりあえずこれから学園都市編が始まることになるでござる。
超強い佐天さんはこれからどうなるか、お楽しみくださればまさに僥倖ォッ!
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