トランプ氏、フーシ派攻撃でイランの「責任追及」
このニュースをシェア
【3月18日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は17日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派から新たな攻撃があれば、いかなるものもイランによる攻撃と見なし、責任を追及するとの考えを示した。
トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「フーシ派によるすべての攻撃は、この時点から、イランの武器と指導部による攻撃と見なされる。イランがその責任を問われ、報いを受けることになる」と投稿した。
米軍は15日、2期目のトランプ政権発足後初となる対フーシ派攻撃を実施し、フーシ派が支配するイエメンの首都サヌアなどを空爆。53人が死亡し、98人が負傷した。
空爆への報復として、フーシ派は17日、前日に続き、米空母群に対する2度目の攻撃を行ったと明らかにした。
フーシ派のメディアによると、米軍は17日にもイエメンを空爆した。
これに先立ち、サヌアではフーシ派を標的とした米軍の爆撃に抗議するデモに数万人が参加。アサルトライフルやナイフ、イスラム教の聖典コーランなどを掲げ、「米国に死を、イスラエルに死を」とシュプレヒコールを上げた。(c)AFP