美作大学公立化検討 津山市新年度予算案に1600万円余計上
津山市は、市内にある美作大学を公立の大学にすることを検討するための費用として、およそ1600万円を新年度・令和7年度の当初予算案に計上しました。
津山市は、新年度の当初予算案で、現在、市内の学校法人が運営している美作大学の公立化を検討するため、関連事業費として1604万円を盛り込みました。
このなかで市は公立大学にした場合の長期的な収支の見通しを調査するとともに、市内の企業や高校生などに大学に求める学部を聞くアンケートなどを行うということです。
またすでに公立大学に移行した県外の大学や県内の高校の関係者などを招き、有識者会議をことし6月以降5回実施し、年内に報告書をまとめる方針です。
美作大学は、1967年に女子大学として創立され、2003年に男女共学となりましたが、今年度の入学者は定員割れしているほか、系列の短期大学部は学生数の減少などから来年度末で廃止されることが決まっています。
そうしたなか、大学を運営する学校法人は、今後の大学の存続が危ぶまれるなどとして、去年1月に市に対して公立の大学にするよう要望しています。
津山市は「人口の減少など地方の小規模な私立大学を取り巻く厳しい情勢をふまえると、公立化が最も効果的かつ現実的な方策だと考えている。今後はアンケートや有識者会議を通してオープンな形で検討を進めていく」とコメントしています。