宮崎産経大“結婚で雇い止め” 教え子の学生撤回求め署名活動

宮崎市の宮崎産業経営大学で助教を務めていた女性が同僚との結婚を報告したら雇い止めにあったとして大学側を訴えている問題で、教え子の学生たちが雇い止めの撤回を求めるオンラインの署名活動を行っています。

署名活動は女性の教え子の学生3人がインターネットの署名サイトを使って先月7日から始めました。

「私たちは結婚を機に雇い止めとなり働く権利を奪われることに抗議します」として処分の撤回を求めていて、18日午後3時現在、260人余りから署名が寄せられています。

女性は宮崎市の宮崎産業経営大学で法学部の助教を務めていましたが、去年7月、同じ学部の教授だった夫と結婚したことを大学に報告したところ、大学側から年度末で雇い止めにすると通告されました。

撤回を求めると2人とも戒告の懲戒処分を受けたうえ、女性は教員から事務職員に配置転換され、夫も教授から准教授に降格されたということで、大学を運営する学校法人と学長に対し、先月、夫とともに教員としての地位の確認などを求める訴えを起こしました。

これに対し、大学側は「単なる雇用関係をめぐる争いではなく、重大な規律違反の問題だ」として裁判で争う姿勢を示しています。

学生の1人は取材に対し「講義も分かりやすく、どんなに忙しくても悩み事や就職活動などの相談に乗ってくれる先生がこのような理由で処分を受けるのは納得できません。結婚を理由にした雇い止めが大学の法学部で行われたこともショックです」と話していました。

また「素晴らしい先生ばかりなのにSNSでは今回の件で産経大イコール『良くない大学』というイメージになってしまっていて、在校生として悲しい」とも話していました。

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