Spring'21 いよいよLightningで手動共有ができるように!
待望の「Lightningでも手動共有」、Spring’21から使えるかもしれません。
Admin
2023/08/17 18:28:52
ここのページを見ていて、すっかり Summer'20まではリリースされないかと思っていました、Lightningでのレコードの手動共有。
Spring’21のリリースノートを読んでいたら、なんと、
Share Records with Manual Sharingの見出しがあるではないですか!
ただ、"This release is in preview"とあるので、まだ正式なリリースではなく、やはりSummer'21で正式にリリースとなるのでしょう。それでも、待ち望んでいたこの機能。早いうちから触れるのは嬉しいです。
「手動共有って何?」と思われた、Lightning世代の皆さま。Classicでは、レコード単位で他のユーザに共有できる機能があったのです。
詳しくはこちらをどうぞ。
◇ SALESFORCE ヘルプ >ドキュメント >SALESFORCE 組織の設定および管理 >
共有の直接設定を使用したレコードアクセス権の付与
◇ Salesforce Spring ’21 Release Notes > Customization > Sharing >
新しいほうのページはこちらです。◇ SALESFORCE HELP >DOCS >SALESFORCE SPRING ’21 RELEASE NOTES >
引用します。
↓日本語訳です。
つまり、

【共有】をクリックすると、この「共有」の画面に。

「1個のユーザグループと共有されています。編集」の「編集」をクリックすると、レコードへアクセスできる(共有されている)ユーザが表示されるようです。何も設定していないので、レコードの所有者が表示されています。

共有する相手は、ユーザ、ロール、ロール&下位ロール、公開グループが選べるみたいです。

アクセスレベルは、参照のみか、参照・更新の2つです。

ためしに、ユーザに参照・更新のアクセス権を設定してみます。

【保存】をクリック後、再度【共有】アクションをクリックして、「共有」の画面を開きます。

「2個のユーザグループと共有されています。編集」の「編集」をクリックします。
先ほど追加したユーザが表示されています。

ここで、すでに共有したユーザの設定を変更できるみたいです。

「View Sharing Hierarchy」をクリックしても、共有されているユーザを確認できるみたいですが、「User Integration」「User Security」がいつのまにか追加されていますね。システム的に必要なのかな?

公開:2020年12月25日
更新①:2023年8月17日
Spring’21のリリースノートを読んでいたら、なんと、
Share Records with Manual Sharingの見出しがあるではないですか!
ただ、"This release is in preview"とあるので、まだ正式なリリースではなく、やはりSummer'21で正式にリリースとなるのでしょう。それでも、待ち望んでいたこの機能。早いうちから触れるのは嬉しいです。
「手動共有って何?」と思われた、Lightning世代の皆さま。Classicでは、レコード単位で他のユーザに共有できる機能があったのです。
詳しくはこちらをどうぞ。
◇ SALESFORCE ヘルプ >ドキュメント >SALESFORCE 組織の設定および管理 >
共有の直接設定を使用したレコードアクセス権の付与
リリースノートを確認します
◇ Salesforce Spring ’21 Release Notes > Customization > Sharing >
Share Records with Manual Sharing
新しいほうのページはこちらです。
◇ SALESFORCE HELP >DOCS >SALESFORCE SPRING ’21 RELEASE NOTES >
Share Records with Manual Sharing
引用します。
Share Records with Manual Sharing
With manual sharing in Lightning Experience, you now can share records and manage record shares in a new streamlined interface. Previously, you switched to Salesforce Classic to give specific users and user groups access to records.
When: This functionality is available on a rolling basis starting in the Spring ’21 release and is available to all customers by February 27, 2021.
Why: Click Sharing on the record that you want to share. In the Share window, you can manage who the record is shared with and share any associated records. Manual shares are available only for accounts, opportunities, cases, contacts, leads, and custom objects.
↓日本語訳です。
手動でレコードを共有する
Lightning Experienceの手動共有により、新しく合理化されたインターフェースでレコードの共有とレコード共有の管理ができるようになりました。これまでは、Salesforce Classic に切り替えて、特定のユーザやユーザグループにレコードへのアクセス権を与えていました。
対象:この変更は、Professional、Enterprise、Performance、Unlimited、Developerの各エディションのLightning Experienceに適用されます。
時期:この機能は、Spring'21のリリースから順次利用可能になり、2021年2月27日までにすべてのお客様が利用できるようになります。
理由: 共有したいレコードの[共有]をクリックします。共有画面では、レコードを誰と共有するかを管理し、関連するレコードを共有することができます。手動での共有は、取引先、商談、ケース、取引先責任者、リード、カスタムオブジェクトでのみ利用可能です。
※「Why」って書いてますけど、Howですかね?
つまり、
・Spring21からLightningでもレコードの手動共有ができます。
・対象オブジェクトは、取引先、商談、ケース、取引先責任者、リード、カスタムオブジェクトです。
プレリリース組織で試してみました
Lightningで商談のレコードページを開いてアクションを確認すると、【共有】が追加されていました。【共有】をクリックすると、この「共有」の画面に。
「1個のユーザグループと共有されています。編集」の「編集」をクリックすると、レコードへアクセスできる(共有されている)ユーザが表示されるようです。何も設定していないので、レコードの所有者が表示されています。
共有する相手は、ユーザ、ロール、ロール&下位ロール、公開グループが選べるみたいです。
アクセスレベルは、参照のみか、参照・更新の2つです。
ためしに、ユーザに参照・更新のアクセス権を設定してみます。
【保存】をクリック後、再度【共有】アクションをクリックして、「共有」の画面を開きます。
「2個のユーザグループと共有されています。編集」の「編集」をクリックします。
先ほど追加したユーザが表示されています。
ここで、すでに共有したユーザの設定を変更できるみたいです。
「View Sharing Hierarchy」をクリックしても、共有されているユーザを確認できるみたいですが、「User Integration」「User Security」がいつのまにか追加されていますね。システム的に必要なのかな?
ひとこと
Classic時代からSalesforce を使われている方から、「Lightningでも使いたい!」という声を非常に多くいただいていました。やっと!やっとです!ユーザの要望に耳を傾けてくれるSalesforceさんに感謝です。公開:2020年12月25日
更新①:2023年8月17日
コメント