外皮性能の評価方法

Ver.3.7.0以降

外皮性能の評価方法を選択します。選択要件は下表の通りです。

外皮性能の評価方法の選択肢および要件
選択肢要件
当該住戸の外皮面積を用いて外皮性能を評価する 当該住戸の屋根・天井、壁、開口部、床等の外皮面積の合計と各部位の熱性能値を用いて外皮性能を評価する場合
  • ※ 別途エクセル外皮計算シート等により外皮性能を事前に計算する必要があります。
仕様基準により外皮性能を評価する
  • 住宅部分の外壁、窓等を通しての熱の損失の防止に関する基準及び一次エネルギー消費量に関する基準(平成28 年国土交通省告示第266 号) 1. 外壁、窓等を通しての熱の損失に防止に関する基準を用いて外皮性能を評価する場合
  • 増改築部分の外皮性能を仕様基準で評価する場合
誘導仕様基準により外皮性能を評価する(住戸全体を対象に評価) 住宅部分の外壁、窓等を通しての熱の損失の防止に関する誘導基準及び一次エネルギー消費量に関する誘導基準(令和4 年国土交通省告示第1106 号)1. 外壁、窓等を通しての熱の損失に防止に関する誘導基準を用いて外皮性能を評価する場合
誘導仕様基準により外皮性能を評価する(増改築部分を対象に評価) 増改築部分の外皮性能を誘導仕様基準で評価する場合

「住宅部分の外壁、窓等を通しての熱の損失の防止に関する誘導基準及び一次エネルギー消費量に関する誘導基準」は、以下を参照します。

住宅部分の外壁、窓等を通しての熱の損失の防止に関する誘導基準及び一次エネルギー消費量に関する誘導基準(令和4年国土交通省告示第1106号)(国土交通省)
仕様基準ガイドブック 誘導基準編(国土交通省)

増改築部分の評価方法については、以下を参照します。

住宅増改築評価マニュアル
Ver.3.6.0まで

外皮性能の評価方法を選択します。選択要件は下表の通りです。

外皮性能の評価方法の選択肢および要件
選択肢要件
当該住戸の外皮面積を用いて外皮性能を評価する 当該住戸の屋根・天井、壁、開口部、床等の外皮面積の合計と各部位の熱性能値を用いて外皮性能を評価する場合
  • ※1 別途エクセル外皮計算シート等により外皮性能を事前に計算する必要があります。
  • ※2 「当該住戸の外皮面積を用いず外皮性能を評価する」方法よりも当該住戸の外皮性能を適切に反映することができ、多くの場合に評価は高く計算されます。
当該住戸の外皮面積を用いず外皮性能を評価する
※混構造や、一部梁等に異種構造が用いられている場合は使用できません。
次のいずれかに該当する場合で、当該住戸の屋根・天井、壁、開口部、床等の外皮面積は計算せず、各部位の熱性能値を用いて簡易評価式により外皮性能を評価する場合
  • 一戸建ての住宅の単位住戸
  • 次の要件をすべて満たす複合建築物の住宅部分の単位住戸
    • 1) 住戸の数が1
    • 2) 延べ面積が 300㎡ 未満
    • 3) 住宅部分の床面積の合計が、延べ面積の2分の1以上
    • 4) 非住宅部分の床面積の合計が 50㎡ 以下
(別途計算) 別途エクセル外皮計算シート等により外皮性能を計算する場合
(ここで計算) 各部位の熱貫流率や窓の日射熱取得率を直接入力して評価する場合
仕様基準により外皮性能を評価する 住宅部分の外壁、窓等を通しての熱の損失の防止に関する基準及び一次エネルギー消費量に関する基準(平成28 年国土交通省告示第266 号) 1. 外壁、窓等を通しての熱の損失に防止に関する基準を用いて外皮性能を評価する場合
誘導仕様基準により外皮性能を評価する 住宅部分の外壁、窓等を通しての熱の損失の防止に関する誘導基準及び一次エネルギー消費量に関する誘導基準(令和4 年国土交通省告示第1106 号)1. 外壁、窓等を通しての熱の損失に防止に関する誘導基準を用いて外皮性能を評価する場合
当該住戸の外皮面積を用いて外皮性能を評価する場合のエクセル外皮計算シート等は、以下のホームページより入手可能です。なお、本プログラムとモデル住宅法 簡易計算シートとの併用はできません。
住宅・住戸の外皮性能 計算条件入力シート(国立研究開発法人建築研究所)
住宅の外皮平均熱貫流率および平均日射熱取得率(冷房期・暖房期)計算書(一般社団法人住宅性能評価・表示協会)

「住宅部分の外壁、窓等を通しての熱の損失の防止に関する誘導基準及び一次エネルギー消費量に関する誘導基準」は、以下を参照します。

住宅部分の外壁、窓等を通しての熱の損失の防止に関する誘導基準及び一次エネルギー消費量に関する誘導基準(令和4年国土交通省告示第1106号)(国土交通省)
仕様基準ガイドブック 誘導基準編(国土交通省)

外皮面積の合計

事前にエクセル外皮計算シート等を用いて計算した外皮面積の合計を入力します。計算した面積は平方メートルを単位とし、100分の1未満の端数を四捨五入した小数点以下二桁の値を入力します。

外皮面積の合計とは、屋根・天井、壁、開口部、床等の外皮面積の合計をいいます。

「外皮面積の合計」のイメージ(屋根断熱で床断熱住戸の場合) 「外皮面積の合計」のイメージ(屋根断熱で床断熱住戸の場合)

外皮平均熱貫流率

事前にエクセル外皮計算シート等を用いて計算した外皮平均熱貫流率を入力します。その際、入力する値は「外皮性能の評価方法」で選択した評価方法により計算した値とし、100分の1未満の端数を切り上げた小数点以下二桁の値を入力します。

Ver.3.7.0以降

増改築部分を評価する場合には、以下を参照の上入力します。

住宅増改築評価マニュアル

冷房期/暖房期平均日射熱取得率

事前にエクセル外皮計算シート等を用いて計算した冷房期/暖房期平均日射熱取得率を入力します。その際、入力する値は「外皮性能の評価方法」で選択した評価方法により計算した値とし、冷房期の場合は10分の1未満の端数を切り上げ、暖房期の場合は10分の1未満の端数を切り下げ、小数点以下一桁の値を入力します。

Ver.3.7.0以降

増改築部分を評価する場合には、以下を参照の上入力します。

住宅増改築評価マニュアル
Ver.3.6.0まで

構造の種別

構造の種別を選択します。
なお、混構造や、一部梁等に異種構造が用いられている場合はいずれの構造種別も選択できません。その場合は、「外皮性能の評価方法」で「当該住戸の外皮面積を用いて外皮性能を評価する」を選択します。

Ver.3.6.0まで

住戸の種類

住戸の種類を選択します。住戸の断熱構造に応じた選択要件は下表の通りです。

「住戸の種類」の選択肢および要件
選択肢要件
床断熱住戸 玄関等※ および浴室を除いた部分の外皮を床とする住戸
基礎断熱住戸 玄関等※ および浴室を除いた部分の外皮を土間床等の外周部の基礎とする住戸
床断熱住戸と基礎断熱住戸の併用 次のいずれかに該当する場合
  • 床断熱住戸において、玄関等※ および浴室を除いた部分に土間床部分が存在する場合
  • 基礎断熱住戸において、外気に接する床がある場合
  • 床断熱住戸と基礎断熱住戸のいずれの要件にも該当する場合

※玄関、勝手口およびそれらと連続するシューズクローク等の非居室の部分をいいます。

住戸の種類|床断熱
住戸の種類|基礎断熱

住戸の種類|併用
Ver.3.6.0まで

浴室の断熱構造

浴室の断熱構造を選択します。選択要件は下表の通りです。下図も併せて参考の上、床断熱住戸または床断熱住戸部分における浴室の断熱構造を選択します。

「浴室の断熱構造」の選択肢および要件
選択肢要件
床断熱 浴室部分の外皮を床とする場合
なお、床に断熱措置を講じたユニットバスを用いる場合を含みます。
基礎断熱 浴室部分の外皮を土間床等の外周部の基礎とする場合
浴室の床及び基礎が外気等に面していない 外皮の部位として浴室の床および基礎が存在しない場合
浴室の断熱構造|床断熱
浴室の断熱構造|基礎断熱

浴室の断熱構造|浴室の床及び基礎が外気等に面していない
Ver.3.6.0まで

屋根又は天井/壁/その他の床の熱貫流率

下図を参考に、当該住戸の屋根又は天井/壁/その他の床の熱貫流率を入力します。(図は部位ごとに文字の色を変えています)

浴室の断熱構造

同じ部位で複数の異なる仕様を有する場合は、熱貫流率に温度差係数を乗じた値を比較し、最も大きい熱貫流率を入力します。計算結果が等しい場合は、熱貫流率の大きい方を入力します。
なお、外気に接する床については、その他の床として扱いますが、「その他の床(外気等に接する床)の熱貫流率×温度差係数(1.0)」と「その他の床(外気に通じる床裏等に接する床)の熱貫流率 ×温度差係数(0.7)」の両方を計算し、計算結果の大きい(性能の低い)方の熱貫流率の数値を記入します。計算結果が等しい場合は、熱貫流率の大きい方を採用します。

くわしくは、こちら(第三章 第三節)を参照します。

部位の熱貫流率は、以下の方法で確認できます。

・計算シートより求める方法(木造・RC造の場合)
部位の熱貫流率計算シート(一般社団法人住宅性能評価・表示協会ホームページ)
・部位別熱貫流率表より確認する方法(木造の場合)
製品別 部位別表(断熱建材協議会ホームページ)
・部位別仕様表より確認する方法(木造の場合)
部位別仕様表登録DB(断熱建材協議会ホームページ)
・告示の別表より確認する方法
建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令等における算出方法等に係る事項 別表第3~8(告示(国土交通省ホームページ))
Ver.3.6.0まで

その他の床の温度差係数

その他の床の温度差係数を選択します。「その他の床の熱貫流率」において、外気に通じる床裏等に接する床の熱貫流率が選択された場合は0.7を、外気等が接する床が選択された場合は1.0を選択します。

同じ部位で複数の異なる仕様を有する場合

各部位の「熱貫流率×温度差係数」を計算し、計算結果が最も大きい(性能の低い)部位の温度差係数を選択します。計算結果が等しい場合は、熱貫流率の大きい部位の温度差係数を選択します。

外気に接する床がある場合

「外気に接する床の熱貫流率×温度差係数(1.0)」と、「その他の床の熱貫流率×温度差係数(0.7)」の両方を計算し、計算結果の大きい(性能の低い)方の温度差係数を選択します。計算結果が等しい場合は、熱貫流率の大きい部位の温度差係数を選択します。

Ver.3.6.0まで

浴室の床の熱貫流率

浴室の床の熱貫流率を入力します。

浴室の床の熱貫流率

複数の仕様を有する場合は、各部位の「熱貫流率×温度差係数」を計算し、計算結果が最も大きい(性能の低い)部位の熱貫流率を入力します。計算結果が等しい場合は、熱貫流率の大きい方を入力します。

熱貫流率が不明な場合

熱貫流率が不明な場合は、3.4 W/㎡Kを入力します

Ver.3.6.0まで

浴室の床の温度差係数

浴室の床の温度差係数を選択します。「浴室の床の熱貫流率」において、外気に通じる床裏等に接する床の熱貫流率が選択された場合は0.7を、外気等が接する床が選択された場合は1.0を選択します。

同じ部位で複数の異なる仕様を有する場合

各部位の「熱貫流率×温度差係数」を計算し、計算結果が最も大きい(性能の低い)部位の温度差係数を選択します。計算結果が等しい場合は、熱貫流率の大きい部位の温度差係数を選択します。

外気に接する浴室の床がある場合

「外気に接する浴室の床の熱貫流率×温度差係数(1.0)」と、「その他の浴室の床の熱貫流率×温度差係数(0.7)」の両方を計算し、計算結果の大きい(性能の低い)方の温度差係数を選択します。計算結果が等しい場合は、熱貫流率の大きい部位の温度差係数を選択します。

外皮の部位として浴室の床が存在しない場合

その他の床の温度差係数を選択します。

Ver.3.6.0まで

ドアの熱貫流率

ドアの熱貫流率を入力します。

ドアの熱貫流率

複数の仕様を有する場合は、熱貫流率に温度差係数を乗じた値を比較し、最も大きい熱貫流率を入力します。計算結果が等しい場合は、熱貫流率の大きい方を入力します。

くわしくは、こちら(第三章 第三節 付録B)を参照します。

複数の付属部材がある場合

  • 同一の開口部に対して複数の付属部材がある場合は、いずれか1つを評価します。
  • 熱的境界の外に風除室がある場合で、同一の開口部に対して風除室と付属部材がある場合は、いずれか1つを評価します。
ドアの熱貫流率は、カタログ等で確認するか、または次の表で確認できます。
「建具とガラスの組み合わせ」による開口部の熱貫流率(一般社団法人日本サッシ協会ホームページ)
Ver.3.6.0まで

窓の熱貫流率

窓の熱貫流率を入力します。

窓の熱貫流率

複数の仕様を有する場合は、熱貫流率に温度差係数を乗じた値を比較し、最も大きい熱貫流率を入力します。計算結果が等しい場合は、熱貫流率の大きい方を入力します。なお、窓の熱貫流率の計算において、窓の面積(当該窓が2以上の場合においてはその合計の面積)が単位住戸の床面積に0.02を乗じた数値以下となる窓は計算対象から除くことができます。
くわしくは、こちら(第三章 第三節 付録B)を参照します。

大部分がガラスであるドアの扱いについて

勝手口ドア等、ドア面積の大部分がガラスである場合は、窓として扱います。

複数の付属部材がある場合

  • 同一の開口部に対して複数の付属部材がある場合は、いずれか1つを評価します。
  • 熱的境界の外に風除室がある場合で、同一の開口部に対して風除室と付属部材がある場合は、いずれか1つを評価します。
窓の熱貫流率は、カタログ等で確認するか、または次の表で確認できます。
「建具とガラスの組み合わせ」による開口部の熱貫流率(一般社団法人日本サッシ協会ホームページ)
Ver.3.6.0まで

基礎の熱貫流率/土間床等の外周部の線熱貫流率

下図を参考に、基礎の熱貫流率/土間床等の外周部の線熱貫流率を入力します。(図の緑は基礎、オレンジ色は土間床等の外周部を示しています)

基礎の熱貫流率/土間床等の外周部の線熱貫流率

複数の仕様を有する場合や、外気側と床下側が存在する場合は、熱貫流率に温度差係数を乗じた値を比較し、最も大きい熱貫流率を入力します。計算結果が等しい場合は、熱貫流率の大きい方を入力します。線熱貫流率の場合は、「熱貫流率」を「線熱貫流率」と読み替えます。

床断熱住戸で浴室の断熱構造が基礎断熱の場合

浴室の基礎の熱貫流率および浴室の土間床等の外周部の線熱貫流率をそれぞれ入力します。
くわしくは、こちら(第三章 第三節)を参照します。

Ver.3.6.0まで

熱橋の線熱貫流率

鉄筋コンクリート造および鉄骨造においては、熱橋の線熱貫流率の入力が必要です。下図を参考に、熱橋が生じる場合は、その箇所の線熱貫流率を入力します。

基礎の熱貫流率/土間床等の外周部の線熱貫流率

各部位で複数の仕様を有する場合は、線熱貫流率に温度差係数を乗じた値を比較し、最も大きい線熱貫流率を入力します。計算結果が等しい場合は、線熱貫流率の大きい方を入力します。

または、次の式により計算します。(数字記号は図を参照します)

① 屋根または天井と壁の熱橋

①の
線熱貫流率
=
①(出隅)の線熱貫流率の最大値(W/mK) × ①(出隅)の熱橋の長さ(m) + ①(入隅)の線熱貫流率の最大値(W/mK) × ①(入隅)の熱橋の長さ(m)
①(出隅)の熱橋の長さ(m) + ①(入隅)の熱橋の長さ(m)

② 壁と壁の熱橋

②の
線熱貫流率
=
②(出隅)の線熱貫流率の最大値(W/mK) × ②(出隅)の熱橋の長さ(m) + ②(入隅)の線熱貫流率の最大値(W/mK) × ②(入隅)の熱橋の長さ(m)
②(出隅)の熱橋の長さ(m) + ②(入隅)の熱橋の長さ(m)

③ 壁と床の熱橋

③の
線熱貫流率
=
③(出隅)の線熱貫流率の最大値(W/mK) × ③(出隅)の熱橋の長さ(m) + ③(入隅)の線熱貫流率の最大値(W/mK) × ③(入隅)の熱橋の長さ(m)
③(出隅)の熱橋の長さ(m) + ③(入隅)の熱橋の長さ(m)

くわしくは、こちら(第三章 第三節)を参照します。

Ver.3.6.0まで

冷房期/暖房期の窓の垂直面日射熱取得率

冷房期/暖房期の窓の垂直面日射熱取得率を次の方法により確認し、入力します。
複数の異なる仕様を有する場合はそれぞれの窓の垂直面日射熱取得率を比較し、冷房期の場合は最も大きい垂直面日射熱取得率を、暖房期の場合は最も小さい垂直面日射熱取得率を入力します。なお、窓の面積(窓が2以上ある場合は、合計の面積)が単位住戸の床面積に0.04を乗じた数値以下となる窓は計算対象から除くことができます。

カタログ等に表示されている値を用いる場合
カタログ等に表示されている値は、次のページで確認できます。
温熱・省エネ設備機器ポータルサイト(一般社団法人住宅性能評価・表示協会ホームページ)
枠とガラスの種類の組み合わせにより、表に示す値を用いる場合
枠とガラスの種類の組み合わせにより、下表に示す値を確認し、入力します。
枠が木製建具又は樹脂製建具の場合
ガラスの仕様日射熱取得率 ηd
付属部材
なし
和障子 外付けブラインド
三層複層 2 枚以上のガラス表面にLow-E 膜を使用したLow-E 三層複層ガラス 日射取得型 0.39 0.24 0.09
日射遮蔽型 0.24 0.16 0.06
Low-E 三層複層ガラス 日射取得型 0.42 0.27 0.10
日射遮蔽型 0.27 0.18 0.07
三層複層ガラス 0.52 0.27 0.13
二層複層 Low-E 二層複層ガラス 日射取得型 0.46 0.27 0.11
日射遮蔽型 0.29 0.19 0.08
二層複層ガラス 0.57 0.27 0.12
単板ガラス 2 枚を組み合わせたもの 注) 0.57 0.27 0.12
単層 単板ガラス 0.63 0.27 0.14

注) 「単板ガラス2枚を組み合わせたもの」は、中間部にブラインドが設置されたものを含むものとします。


枠が木と金属の複合材料製建具、樹脂と金属の複合材料製建具、金属製熱遮断構造建具又は金属製建具の場合
ガラスの仕様日射熱取得率 ηd
付属部材
なし
和障子 外付けブラインド
三層複層 2 枚以上のガラス表面にLow-E 膜を使用したLow-E 三層複層ガラス 日射取得型 0.43 0.27 0.10
日射遮蔽型 0.26 0.18 0.06
Low-E 三層複層ガラス 日射取得型 0.47 0.30 0.11
日射遮蔽型 0.30 0.20 0.08
三層複層ガラス 0.58 0.30 0.14
二層複層 Low-E 二層複層ガラス 日射取得型 0.51 0.30 0.12
日射遮蔽型 0.32 0.21 0.09
二層複層ガラス 0.63 0.30 0.14
単板ガラス 2 枚を組み合わせたもの 注) 0.63 0.30 0.14
単層 単板ガラス 0.70 0.30 0.15

注) 「単板ガラス2枚を組み合わせたもの」は、中間部にブラインドが設置されたものを含むものとします。


枠の影響がない場合
ガラスの仕様日射熱取得率 ηd
付属部材
なし
和障子 外付けブラインド
三層複層 2 枚以上のガラス表面にLow-E 膜を使用したLow-E 三層複層ガラス 日射取得型 0.54 0.34 0.12
日射遮蔽型 0.33 0.22 0.08
Low-E 三層複層ガラス 日射取得型 0.59 0.37 0.14
日射遮蔽型 0.37 0.25 0.10
三層複層ガラス 0.72 0.38 0.18
二層複層 Low-E 二層複層ガラス 日射取得型 0.64 0.38 0.15
日射遮蔽型 0.40 0.26 0.11
二層複層ガラス 0.79 0.38 0.17
単板ガラス 2 枚を組み合わせたもの 注) 0.79 0.38 0.17
単層 単板ガラス 0.88 0.38 0.19

注) 「単板ガラス2枚を組み合わせたもの」は、中間部にブラインドが設置されたものを含むものとします。
注) 日射取得型、日射遮蔽型の区分については、JIS R3106 の夏期の日射熱取得率の値が 0.5 以上のものを「日射取得型」、0.5 未満のものを「日射遮蔽型」と判断します。なお、ガラスの層数、ガラスの厚み、中空層厚み、Low-E ガラスの配置、中空層の気体の種類等によらず、次に示す基本構成の Low-E 複層ガラスの日射熱取得率の値で日射区分を判断することもできます。(以下、同じ。)

基本構成の Low-E 複層ガラス:
[室外側] Low-E ガラス(3mm) + 空気層(12mm) + 透明フロート板ガラス(3mm) [室内側]

大部分がガラスであるドアの扱いについて

勝手口ドア等、ドア面積の大部分がガラスである場合は、窓として扱います。

複数の付属部材がある場合

同一の開口部に対して複数の付属部材がある場合は、いずれか1つを評価します。

その他の方法について、くわしくは、こちら(第三章 第四節 日射熱取得率 付録C)を参照します。

通風の利用(主たる居室/その他の居室)

主たる居室、その他の居室ごとに、通風の利用の有無と相当する換気回数を選択します。

通風を利用する場合の換気回数は、こちら(通風を確保する措置の有無の判定シート)で判定することができます。入力前の準備、入力方法等については、こちら(通風を確保する措置の有無の判定シートの使い方について)を参照します。

くわしくは、こちら(第三章 第一節 付録C)を参照します。

冷房タブで、「住戸全体を冷房する」を選択する場合

冷房タブで、「住戸全体を冷房する」を選択する場合は、通風の利用が想定されていないため、「評価しない、または利用しない」を選択します。

主たる居室/その他の居室が複数ある場合

主たる居室/その他の居室が複数ある場合は、それぞれの居室の換気回数を比較し、下表の優先順位が高いものを選択します。

優先順位選択肢
1評価しない、または利用しない
2利用する(換気回数5回/h相当以上)
3利用する(換気回数20回/h相当以上)
Ver.3.7.0以降

増改築部分を評価する場合には、入力する必要はありません。(「評価しない、または利用しない」として扱います。)くわしくは、以下を参照します。

住宅増改築評価マニュアル

蓄熱の利用

蓄熱の利用の有無を選択します。地域区分における暖房期の日射地域区分に応じた下表において、「〇」と表記のある区分に該当する場合は、蓄熱の評価が可能です。

蓄熱の採用の可否
地域の区分暖房期の日射地域区分
H1H2H3H4H5
1 ×
2
3
4
5
6 ×
7

地域区分は、「基本情報」タブで選択した区分とし、暖房期の日射地域区分についてはこちら(地域の区分・年間の日射地域区分・暖房期の日射地域区分検索ツール)より検索できます。

蓄熱の評価が可能である地域において、蓄熱を「利用する」を選択できる要件は、蓄熱部位の熱容量が当該住戸の床面積当たり170kJ/(㎡K)以上の熱容量の増加が見込まれる材料を蓄熱部位に用いている場合に限られます。

くわしくは、こちら(第三章 第一節 付録B)を参照します。

Ver.3.7.0以降

増改築部分を評価する場合には、入力する必要はありません。(「評価しない、または利用しない」として扱います。)くわしくは、以下を参照します。

住宅増改築評価マニュアル

床下空間を経由して外気を導入する換気方式の利用

床下空間を利用して外気を導入する換気方式の利用の有無を選択します。

以下のすべての要件を満たす場合に、「通年利用する」を選択できます。

  • 地盤に接する床下空間を経由して外気を室内へ供給し、かつ、当該住戸全般の換気量を確保する第一種又は第二種換気設備を有していること。
  • 基礎断熱工法を採用し、かつ、床下空間における基礎等の底盤中央部分は、地盤面との熱交換の妨げとなる断熱材等を配置しないこと。
  • 熱交換型換気設備(詳細はこちら(第三章 第一節 付録A))および、空気集熱式太陽熱利用設備(詳細はこちら(第九章 第三節))を併用していないこと。
  • 床下を構成する部材の劣化対策として、防腐・防蟻処理等を施す際には、人体に影響のある薬剤は使用せず、揮発性の低い薬剤等を選定する等の配慮をしていること。

くわしくは、こちら(第三章 第一節 付録D)を参照します。

床下空間を経由して外気を導入する換気方式とは、外気温度に比べて室温変動が緩やかな床下空間に外気を導入することにより、換気負荷を低減させ、暖冷房のエネルギー消費量を削減する効果が見込める方式をいいます。

Ver.3.7.0以降

増改築部分を評価する場合には、入力する必要はありません。(「評価しない、または利用しない」として扱います。)くわしくは、以下を参照します。

住宅増改築評価マニュアル

外気が経由する床下の面積の割合

次式で求めた外気が経由する床下の面積の割合を入力します。

外気が経由する床下の 面積の割合(%)
=
外気を導入する床下空間の面積
床下空間全体の面積
×
100

値は、小数点以下を切り下げた整数値を入力します。

外気を導入する床下空間の面積は、地盤に接する床下の内、当該住戸全般の換気のために導入する外気が経由する空間の床面積とし、壁芯間の寸法により計算します。ここで、当該住戸全般の換気のために導入する外気が経由する床下空間とは、連続した一連の空間を指すこととし、人通口や通気口等の無い基礎立ち上り等で仕切られた空間の床面積は含みません。

床下空間の断熱

「太陽熱」タブの「床下空間の断熱」を参照します。