贋作の疑いが浮上していた高知県立美術館所蔵の絵画について、県は贋作であると判断しました。

県立美術館が約30年前に1800万円で購入した油彩画「少女と白鳥」。

作者はドイツの画家ハインリヒ・カンペンドンクといわれています。

ところが2024年、この作品がヴォルフガング・ベルトラッキ氏による贋作であるという疑惑が浮上。

専門家による調査の結果、県と県立美術館は、この作品を贋作と判断したと14日に発表しました。

今後、県は購入先画廊に対し返金の請求を念頭に交渉し、県立美術館では経緯を含め来館者に作品を公開したいとしています。

高知さんさんテレビ
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