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南伊勢病院横領事件、上司1人の損害賠償減額へ 負担割合を3割から1割に

2025年3月17日 21時49分 (3月17日 22時03分更新)
 南伊勢町の町立南伊勢病院などの口座から現金を着服したとして元職員の被告(41)が業務上横領の罪に問われ、町が広出被告と元上司4人に損害賠償を求めた一連の事件で、町は17日、うち1人の元病院事務長に対する負担割合を3割から1割に減額し、改めて賠償命令を出す方針を明らかにした。
 町は2月、同事務長の賠償責任の有無や金額について町監査委員に再度の監査を請求し、2926万円の損害賠償命令を今月5日付で取り消した。「1割程度が相当」とする再監査結果を受けて減額し、その分は被告への賠償命令額に上乗せする。賠償責任の対象者を増やす予定はない。
 同事務長は、賠償命令の取消訴訟を起こし、現在も...

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