硬くなった筋肉をゆるませてぽっこりお腹と顔たるみを解消する、リンパケアトレーナー木村友泉さんの「筋肉ゆるませトレーニング」。なんと2週間のチャレンジでウエストがマイナス11cmという結果も出ました。股関節・肩甲骨の動きからご紹介します。
大きな筋肉が集まる下半身からスタート!股関節編
前回の驚くべき読者の体型変化はいかがでしたか? 今回から具体的に「筋肉ゆるませトレーニング」を紹介していきます。
まず、大きな筋肉の集まる下半身、特に股関節まわりの筋肉をゆるめることから始めます。力を入れず足をぷらぷら動かして股関節まわりの筋肉をゆるませ、硬いまま癒着している筋膜を押してはがし、腰をゆっくり動かします。
普段しない動きなので、最初は動きにくくて当然。続ければ硬い筋肉がゆるみ、ラクに動けてすっきりした体になります。
まず、硬くなっている股関節まわりの筋肉をゆるめましょう。股関節のあたりに手をおき、前、斜め前、横、斜め後ろ、後ろ、斜め後ろ、横、斜め前、前と足を5秒ずつ、ぷらぷら揺らします。足が軽くなったことを実感したら、もう片方の足も同様に行います。
1か所5秒が目安です。
腰骨から下にかけて硬くなっている筋膜をはがします次は、触ってみて硬く痛いと感じる場所を押し筋膜をはがします。腰骨のあたりの筋肉を触り、こりこりと硬く痛い場所をこぶしや指でやや強めにぎゅーっと5秒押します。左右4か所、計8か所を目安に。テニスボールで押しても可。左右同様に行います。
筋肉の動きを感じながら、ゆっくり骨盤を動かしますまず、骨盤をゆっくり前後に動かします。次に足を肩幅に開き、腰の前側に手を当て、ひざを軽く曲げ、恥骨を前後に動かすイメージで、筋肉が動いているのを感じながら骨盤をゆっくり前後に動かします。5回繰り返します。
次に手を腰の後ろ側に当て、背中側の筋肉が動いているのを感じながら同様に5回、骨盤を前後に動かします。
そして腰を右半円前後、左半円前後に動かします。右の腰を右半円にゆっくり前から後ろへ、後ろから前へ動かします。左の腰も同様に左半円に動かします。5回繰り返します。
手を背中に当て同様に動かします。
可動域を広げて血流をさらにアップ!肩甲骨編
股関節まわりの次は、肩甲骨まわりの筋肉をほぐしていきます。肩甲骨まわりの筋肉が硬くなっていると、体幹の動きが制限され、肩、首、背中が凝り、血流も滞り、姿勢も悪くなります。肩甲骨まわりをゆるめて動かすことを続ければ、可動域が広がり血流もアップ。ぽっこりお腹や顔たるみの解消につながります。
凝り固まっている肩甲骨まわりの筋肉を揺らしてゆるめる右頬に左手を当て、右腕を前、斜め前、横、斜め後ろ、後ろ、斜め後ろ、横、斜め前、前と5秒ずつ、力を抜いて腕をぷらぷら揺らします。
さらに、左手を以下の3か所(首、胸、脇の下の順)に当て、この動きをそれぞれ同様に行う。ゆるめた肩がラクに動かせるようになったのを実感してから、左腕も同様に行う。
上腕と肩の硬くなっている筋膜をはがします肩甲骨のまわりの痛いところを押します。上腕の付け根のあたりを触り、こりこりと固く痛い場所を見つけたら、こぶしや指でやや強めにぎゅーっと5秒押します。2か所を目安に探して押す。左右同様に行います。
次に肩甲骨と背骨の間や、肩甲骨のあたりを触り、硬く痛いところを指でやや強めにぎゅーっと5秒押します。4か所を目安に探して押しましょう。左右同様に行います。
肩甲骨を意識して円を描いて動かすゆるめてはがしたら、肩甲骨まわりをゆっくり動かし、狭くなった可動域を広げます。
大きな円筒形の中にいるイメージで、鎖骨周辺に左手を当て、右手で円筒の内壁を磨くようにゆっくり5回、時計回りに円を描きながら、前から後ろ、後ろから前へ動かしていきます。反対側も同様に、左手は反時計回りに円を描きながら行いましょう。
次回は顔たるみを解消します。読者もあご下や頬のたるみが改善したと喜んだ、顔まわりの筋肉ゆるませトレーニングをご紹介します!お楽しみに。
木村友泉さんのプロフィール
きむら・ゆうみ
1959(昭和34)年生まれ。「LHJ(ライフ&ヘルス ジョイ)健美研究所」代表。薬剤師をしていた頃、ひどい頭痛の対処法としてリンパケアに出合ったのを機に、健康で若々しくきれいな体を維持する独自メソッドを考案。トレーナーとして幅広く活躍している。ハルメク365では「木村友泉 大人のリンパ・からだケアLesson」を連載中!
取材・文=大門恵子、野田有香(ともにハルメク編集部)、撮影=鈴木 宏 イラストレーション=中村知史
※この記事は、2020年6月号「ハルメク」を再編集し、掲載しています。年齢は取材当時のもの。