↑ある日のメニューで、グリーンカレー787円(税別)。自家製コリアンダー等を使用。
マスター自身が栽培した
自慢のオーガニック野菜で舌鼓
町の中心部、細い路地に佇む店。毎週3日間だけ営業している「TRANSIT」は、兵庫県出身の田中慎太郎マスターが平成29年3月にオープンした隠れ家的なバーだ。
今から10年程前、「有機栽培の技術を身に付けたい」との情熱を胸に、単身、農業を始めたいと考えている人向けのフェアが開かれている池袋を訪れた田中氏は、そこで小川町にある風の丘ファームの関係者と運命的な出会いをする。誘いを受けた田中氏は、風の丘ファームで約1年間、有機農業の研修を受けて、中爪で2反程度の畑を借りて有機栽培を開始。今では、中爪で8反の農地を借り、ナス、トマト、ジャガイモ、ブルーベリー、ハーブ類等、約40種もの有機農作物を作るまでになった。マスターが手塩にかけて育てた有機農作物と、小川町内で製造された日本酒、ビール、ワイン等をコラボさせた料理、お酒をふんだんに提供する六次産業バー、それが「TRANSIT」なのだ。
↑直線カウンター7席、テーブル8席、ソファ5席、イス3席。駐車場は5台分用意。
店にはお酒を常時約40種類用意。ウイスキーや純粋な地酒の他、地ビールにオレンジリキュール等を使用した錦町(601円・税別。以下同)や、地ワインをぶどうジュースと炭酸で割った下小川(694円)等、ベースの地酒製造者ゆかりの地名をメニュー名にした各種カクテルと共に、店内で開催されるライブイベントも楽しめる。
「今後はライブイベントの回数を増やし、音楽を充実させたい」と言うマスター。店名のトランジット(航路、目的地の前に別の空港を経由して乗り換えること)としてはもちろん、「経由」でなく地産地消の世界にどっぷり浸かりたい時に、ぜひ立ち寄りたい。
「今後はライブイベントの回数を増やし、音楽を充実させたい」と言うマスター。店名のトランジット(航路、目的地の前に別の空港を経由して乗り換えること)としてはもちろん、「経由」でなく地産地消の世界にどっぷり浸かりたい時に、ぜひ立ち寄りたい。
<農家のcafe&bar TRANSIT>
【所在地】比企郡小川町大字大塚28番地 2階東 【電話】080-2523-0022 【営業時間】18:00~22:00(但し、予約かオーダーがある限りエンドレス) 【定休日】月~木 【メニュー】小川の地ビール462円~555円(税別、以下同)、地酒を使ったカクテル601円~、チーズ盛り合わせ740円、ミックスナッツ277円、ポークソテー601円、ポテトがおいしいね462円 【アクセス】小川町駅から徒歩6分
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