データローダの定数の対応付けは時短で簡単

データローダの定数の対応付けは時短で簡単

レコードのメンテナンスをデータローダで行う際にちょっとだけ役立つかもしれないお話です。
データローダの定数の対応付けは時短で簡単
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データローダの定数の対応付けは時短で簡単
chirosuke
2021/10/13 09:25:28
私はSalesforceのシステム管理者になってレコードのメンテナンス作業が多く、FullSandboxのレコードの個人情報などのマスク処理も担当のひとつでした。
(FullSandboxでは本番組織の実データがそのままコピーされてしまい、セキュリティ上問題があるので、担当したお客様先ではマスク処理ですべてダミーデータに置き換えなければいけません。)

これまではレコードをデータローダでエクスポートして、ExcelやAccessでマスク処理の加工をして取り込み用のCSVファイルを作成してました。
レコードの件数が多いと、このマスク処理の加工作業が地味に時間がかかるし、マスク処理が必要なオブジェクトすべてに同様の作業を行うとそれなりの工数がかかってました。

そこで、データローダのインポート時の項目マッピングを保存し、保存したSDLファイルを加工すると、これまで行っていたExcelやAccessでの加工作業が不要になっちゃいます。


具体的な手順は

1.項目マッピングのファイルを保存する
2.保存されたSDLファイルをメモ帳で開く
3.対応付けされている左側の値を二重引用符で囲んだ値(マスク値)に変更する
以上!

あとはエクスポートしたCSVファイルをそのまま取り込みファイルに指定、項目マッピング時に加工したSDLファイルを使えばSDLファイルで指定したとおりに定数値でレコード情報が更新されます。

ただし、日本語を使用する場合は「UTF-16」表記に変換しなくてはなりません…。
変換してくれるサイトなどもあるので、ネット検索してみてください。
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