おすすめの本:『頭がよくなる「図解思考の技術」』は仕事のお供

おすすめの本:『頭がよくなる「図解思考の技術」』は仕事のお供

今日は設定の話ではございません。構成を考えるとき、皆さまはどのような作業を行っていますか?
おすすめの本:『頭がよくなる「図解思考の技術」』は仕事のお供
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おすすめの本:『頭がよくなる「図解思考の技術」』は仕事のお供
Admin
2021/05/26 18:59:51
Salesforce を活用するにあたり、Salesforce 自体の知識や実践経験は重要ですが、今ある情報から仮設をたてて次にどのように動くべきか、自分で考えて行動することが求められます。課題の特定や情報の検索、対処法の検討や設定後の検証など、すべての工程においてあらゆる可能性を考慮しながら結論を出し、組織にとってベストな状態を模索し続けます。

こう書くと、「それは他の仕事でもそうですよね」と言われます。はい、その通り。大きく「仕事で成果を出す」という括りでは同じですので、書き方としては Salesforce業務から展開していく仕事観やスキルアップですが、ひとつの役割について考察した結果が他の役割の方にも有益であれば、これ幸いです。


情報を分析するために、ブレインストーミング

このサイトでは細かな設定の話が多くなっていますが、もっと違う話題についても書きたいと常々思っていまして、今日は一人ブレインストーミングの方法について書いてみます。
なお、これはあくまでも個人的な話で、弊社で推奨している方法ではありません。

ブレインストーミングとは

◆ Weblio 辞書 > コンピュータ > IT用語辞典 > ブレインストーミング法の意味・解説

ブレーンストーミング

別名:ブレインストーミング,ブレインストーミング法,ブレスト,課題抽出,BS法
【英】brainstorming

ブレーンストーミングとは、ある議題についてアイデアを出したい場合や、問題点を列挙したい場合などに、複数人が集まって自由に意見を述べる方法のことである。この方法により、新たな発想を生みだすことが期待できる。

ブレーンストーミングにはいくつかのルールがある。1つは、人の意見を否定しないことである。意見が否定されると、否定された本人も、その場にいる他者も、新たなアイデアを言い出しにくくなってしまうためである。また、もう1つのルールは、意見の質よりも量を重視することである。突飛な意見や個人的に重要ではないと思われる意見も、すべて思いついたことは発言し、列挙することが大事だとされている。

ブレーンストーミング後には、列挙された情報を整理することが必要である。この整理には、放射状にアイデアを記していくマインドマップやアイデアをカードにまとめて整理するKJ法などが用いられる。複数の意見の共通点や、意見を結び付けることによる意外な発見から、新たなアイデアの創出が期待できる。

「複数人が集まって」と書かれているとおり、複数名で行うのもとても効果的ですが、自分が担当している案件に何度もメンバーに集まってもらうのも悪いので、一人ブレインストーミングをすることが多いです。


とにかく紙に書く

人によって方法は様々ですよね。私は紙にシャープペンシルと消しゴムで描きます。
Salesforce のアドミニストレーターが最も検討に時間を使うのが「オブジェクト構成」だと思いますが、このときにどういうことを考えているか、ちょっとまとめてみました。
ちなみに、新規で組織を作りこむ想定です。

1.まずは、今把握している情報とその関係性を整理。

資料をやヒアリング内容をもとに、情報のまとまり(オブジェクト)と関連性を捉えるために、必要な項目を描きだし、わかる範囲でリレーションも書き込む。

2.時間軸を追加する。

時系列で変化する情報を描きだし、1で描いた情報のまとまりを並べ替えたり修正を行う。

3.運用フローを追加する。

登場人物全員の役割を整理し、どの段階でどのような作業を行うかを追加する。

4.使用する機能と設定内容を書き出す。

わかる範囲で運用フローの各段階で使用する Salesforce の機能を描き加える。詳細がわかるものは詳細を、大枠しかわからないものは大枠のみ。

5.課題を洗い出す。

実装可能であると確証が持てなかったり、リサーチが必要であると判断できるものを洗い出す。


ここまでやっても「何か違う」と感じたら、また一番初めに戻ってやり直すこともあります!ある程度やりつくしたら、Sandboxなどのテスト環境で実際に設定を行い、設定案の検討と検証を繰り返し、自分の知識だけでは設定できないと判断したときは、チームメンバーにアドバイスを求めます。

※お客様の組織について検討させていただく際には、要所要所でお客様に「この理解であっているか」確認してもらいます。

こちら、実際の私の殴り書きの一部でございます。
汚すぎて全然いい例ではないですね……。



特にルールは決めずに、その時々で自分にとって一番しっくりくるかたちで書き殴っていますが、「視点を変えたい」「別の分け方ができないか?」というとき、ある本を参考にしています。


情報の切り口を変えるための参考書

◆ Amazon >[カラー改訂版]頭がよくなる「図解思考」の技術 (中経出版)


内容説明
この本は、あなたの頭の中の整理を助け、「図で考える」ために書かれたものです。情報を整理・分析し、構造化するための技術をお教えします。

目次
1時限目 理論―「図解思考」で6つの力を手に入れる(あなたはいつもどんなメモを書いていますか?;「箇条書きメモ」では何も理解できない ほか)

2時限目 基本―自分の考えを「図」でまとめる方法(基本中の基本は「四角形と矢印」だけ!;図解バリエーション(1)「四角形と矢印」の基本パターン1(「交換」「移動」) ほか)

3時限目 応用―効果が10倍アップする「6つのフレームワーク」活用法(思考の型(フレームワーク)を叩き込め!
フレームワーク、基本はこの「6パターン」だけ! ほか)

4時限目 実践―実践!6つの例題を図解通訳してみよう(情報をインプットしながら描く「7つのコツ」;できる人が考えている「7つの質問軸」 ほか)

資料 資料の館(カタチのカタログ;カタチのマインドマップ ほか)

図解して整理するといっても、ある程度自分の中に枠組みをもっていないと難しいので、最初はこういったお手本を参考に描いて、状況に応じて変えていけばいいと思います。



最後に

実際に手書きでもいいので視覚化していくと、頭の中だけで考えているときよりも「認識不足」や「創造の余地」が明確になります。分析の対象について理解を深めていくようで、実際は自分の知識や考え方をしっかりと自覚するために行っている気がします。情報の捉え方にはその人自身が表れるので、組織に関わるすべての人にとっての最善を考えるために、まずは自分自身と対象の位置を知ることが必要なのかもしれません。

オブジェクト構成で枠組みを作り、自動化や数式で情報の変化を再現し、レポートやダッシュボードで総体を表現する。Salesforce の設定を行うということは、情報に形を与えることであり、ある種の思想を具現化することだと思っています。
まずは要素を正確に理解すること。そして要素とその繋がりに対する自分の認識を理解すること。私の業務には欠かせない工程です。

他にも読み返す本はあるのですが、最も手に取る頻度の高いこちらの本を紹介させていただきました。皆様もおすすめの本がありましたら、教えていただけると嬉しいです。


設定以外のお話あれこれ

初めてのリモートワーク
資格への道
初めて現場にデビューした経験談
SFで学ぶ英会話: I will keep you posted(何かあったら報告しますね)
【2020年の振り返り】記事を読んでくださりありがとうございます
Salesforce未経験者が認定アドミニストレータ(201)を取得するまで
エッセー:Salesforceは学ぶ人の味方である
Salesforce学習法:英語と日本語を行ったり来たりしながら真実へたどり着く
Trailheadで学ぶ英語🌄  thrilled は怖いではなくドキドキ💓
on one's radar で注意を払っていることを伝える
エッセー:内製化のメリットについて考えてみる
面白くて素敵な仕事をするために学び続ける
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コメント
2021-06-01 Tuesday
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私も、とにかく書きまくります。
(愛用しているのはフリクションペンですが)
絵や文字、矢印に丸、三角、四角・・・
汚ろうが、読めなかろうが(自分だけは辛うじて読める)とにかく書きまくります(笑)
そうやると頭の中が整理しやすくなりますよね!!
逆に書けなければ、足りない情報や、検討すべき事項に気付いたり。
書くスキルって本当に重要だと思います!!
ご紹介のあった本についても機会があれば読んでみたいと思います。
役に立つ記事をありがとうございました!
2021-06-02 Wednesday
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YS_0135 さん
コメントありがとうございます。
こういう、視覚化や言語化について書かれている本が好きなのです。
上手に図解できる人は尊敬します。
オブジェクト構成の設計に、「書く」作業は欠かせないですね。