【独自】長射程弾、九州に先行配備へ 政府、反撃能力で検討
政府は、他国領域のミサイル基地などを破壊する反撃能力(敵基地攻撃能力)に活用する長射程ミサイルを巡り、地上発射型の先行配備先を九州とする方向で検討に入った。2025年度末の配備開始を想定している。中国が台湾に武力侵攻する事態への懸念が高まる中、南西地域の防衛体制強化を優先する必要があると判断した。具体的な配備先は地元の理解が得られるかどうかも含め、慎重に調整する。複数の政府関係者が15日、明らかにした。 【写真】英メーカーが新兵器の購入を日本に打診 反撃能力向上に