選挙のあり方を議論する、与野党の実務者協議会は、先週5日の会合で、選挙ポスターに品位を損なう内容の記載を禁止するための公職選挙法の改正案を今月中にも国会に提出することで大筋で合意し、付則にSNSに関する対応策を盛り込むことも検討することになりました。
これを受けて、自民党が付則の案をまとめました。
案では、SNSで選挙に関する偽情報などが拡散しているような状況や当選の意思のない候補者がほかの候補者を応援するいわゆる「2馬力」と呼ばれる状況を念頭に、「候補者間の公平を確保」するため、施策のあり方を検討し、必要な措置を講じるとしています。
自民党は付則を含む改正案を14日の与野党の実務者協議会に示して、了承が得られれば、近く各党と共同で提出することにしています。
自民 公選法改正案付則 “2馬力”念頭 必要な措置講じる規定を
自民党は近く提出する公職選挙法の改正案の付則に、当選の意思のない候補者がほかの候補者を応援するいわゆる「2馬力」と呼ばれる状況を念頭に、必要な措置を講じるとした規定を盛り込むことになりました。