さいたま市岩槻区 毎年恒例の「流しびな」
3月3日の「桃の節句」を前に、人形のまちさいたま市岩槻区で春の風物詩「流しびな」が行われました。
春本番の陽気となる中、会場の岩槻城址公園には多くの人たちが訪れました。
「流しびな」は、わらを編んで舟のようにした「桟俵」に小さなひな人形を乗せて、子どもたちの無病息災を託して池に流す行事です。
ひな祭りのルーツともいわれていて、さいたま市岩槻区では38年前から毎年3月3日の「桃の節句」にあわせて行われています。
訪れた人たちは、子や孫の健やかな成長などそれぞれの願いが書かれた短冊を乗せた「桟俵」を菖蒲池に静かに浮かべていました。