『ベースボール不要論』

[副題]~大マスゴミと野球(よきょう)/現代日本の致命傷~
[副々題]~がんばれ日本! なくなれ読売!!~

あとがき@ランダム[7]

2005年07月09日 | あとがき@ランダム
[7]

 私が予想したとおり、オリンピックの競技種目から見事にベースボールが除外されました。拍手!!! パチッ、パチッ、パチッ!!!
 当然ですね。本文(第4章、第10章)でも散々述べましたが、つまり野球は「たいした競技ではない!」ということです。で、その「たいした競技でない」野球を、私たちの国はダラダラと過大評価しつづけているのです。
 はい、多くを語るつもりはありません。この国のスポーツの“惨状”(=野球が中心にドシッと居座りつづけている不幸な状況)を、一人一人がもうちょっと真剣に考えましょう。そして、早急に変えていきましょうよ。(つづく)

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あとがき@ランダム[6]

2005年07月08日 | あとがき@ランダム
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 さて、話はガラッと変わります。

 この間、NHKの朝のニュースを“盗視”していました(受信料納めてないのでこういう表現になります)。すると「いまアメリカで納豆が流行っている」という情報に遭遇。フ~ン、納豆ねぇ~。もちろん納豆チャンは体に良い食べ物ですから、どんどん世界に広まっていけばいいですね。
 でも、このとき私はこんなことを思ってしまいました。

  う~ん、これは“逆ゴマすり”じゃないかなぁ?

 「傲慢&肥満帝国USA」はいまや、押しも押されぬ“世界の嫌われ者”です。一般の米国民もそれを肌で感じはじめているようですね。
 そんななか、おおむね仲良くしてくれる(付き従ってくれる)日本は、USAにとってますます大切な、ますます貴重な存在になってきています。だから、これからはUSAのほうからどんどん日本へ擦り寄ってくるだろうと私は見ているのです。つまり“逆ゴマすり”ですよ。
 ベースボールは言うに及ばず、もうすでに映画の世界などでもそうでしょう。ハリウッドが日本の映画をリメイクしたり、アカデミー賞に日本の俳優をノミネートしたり……。日本のみなさまにおおいに喜んでいただいて、「これからも仲良くしてね」「裏切るなよ」というわけです。
 さぁ、そこでわれわれはどうすればいいのか、ってことです。ホント、どうしますか? USAからの“逆ゴマすり”に易々と引っ掛かりますか? それとも……
 いやいや、考えても無駄です。きっと引っ掛かるんだろうなぁ、この国の人たちは。ため息一つ。いや二つ(つづく)

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あとがき@ランダム[5]

2005年07月07日 | あとがき@ランダム
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 本日はちょっとだけ。

 先のサッカー・コンフェデレーションズ杯で日本とも対戦したメキシコの2名の代表選手が、禁止薬物(筋肉増強剤ですね)を使用していたとして、メキシコサッカー協会は両選手に1年間の出場停止処分を課しました。

 はい、とても残念な知らせですね。ガッカリです。でも私が言いたいのは……

  「野球ではどうなのよ~?」

 ってことです。薬物乱用の歴史は米メジャーリーグのほうがはるかに濃厚です!!! でも、野球サイドから、出場停止や罰金、タイトル剥奪などの報が聞こえてきたことは一度もありません。

 このあたりのこと、つまりアンチドーピングに取り組む姿勢のちがいなども、私たち日本人はよ~く知っておく必要があると思います。そして、ベースボールを嫌いにならなきゃ! 日本の大手メディアはこのあたりのことにはあまり触れませんよ。
 ところで、オリンピックの「野球排除」はどうなりました?(つづく)

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あとがき@ランダム[4]

2005年07月06日 | あとがき@ランダム
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 ってことは、これも『読売』かな?

 ということで、TBSが横浜ベイ某という球団の筆頭株主になったという話。最近のことですよね。これもまた『読売』の仕業じゃないか? 私はそう踏んでいるのです。TBSが自ら進んでそうしたとは到底思えない!!!

 もちろん本文でも触れましたが(第7章)、ジャーナリズムがプロスポーツ団体の運営に関わるなど絶対にあってはなりません。これは明らかに社会の利益に反する行為、すなわち“悪事”であります(日本のバカ大衆のみなさまは、なんとも思ってないようですが)。
 で、この“悪事”をいまさら改めるわけにもいかない『読売』は、TBSに「おまえらもやれ!」と押し付け、仲間を増やし、自分たちの“悪事”をごまかしたということです。いわゆる「外堀を埋める」という薄汚い行為ですね。これも当たってるなぁ、きっと。

 そしてもう一つ。最近、NHKの“大リーグゴリ押し”の姿勢には辟易するのですが、これもまた『読売』の仕業じゃないかと。NHKにメジャーリーグを大々的に報じさせ、この国における野球の“ボリューム”“スケール”を保とうという企みです。

 『読売』がもっとも恐れていることは何でしょう? それはこの国の野球がしぼむこと、つまり野球人気の低下です。
 野球人気の低下はそのまま『読売』の“大衰退”につながります。ですから、ありとあらゆる手段を駆使して、つまりTBSに球団株を持たせたり、NHKにMLBをやらせたりしながら、『読売』は野球人気の維持に日々努めているのではないか? 私はそう見ています。(つづく)

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あとがき@ランダム[3]

2005年06月30日 | あとがき@ランダム
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 根本的な部分、本当に変えなきゃいけない根っこの部分には何の変化もないのに、新球団誕生や交流戦ごときで「ただいま改革実行中!」などというイメージを撒き散らすわが国のプロ野球界──。とても卑怯だと思います。とてもズルイと思います。
 もっとも、表面上の真新しさに易々と目を奪われ、アンケートなどで「(プロ野球は)とてもおもしろくなった」などと答えてしまう、この国の薄っぺらな平均人のみなさまが一番マヌケでクルクル○ーなんですがね。

 さて、NHKのニュースを見ていて気づくことがあります。(まあ、NHKだけではないかな?)
 Jリーグの結果を伝える際、NHKをはじめとする日本のテレビ局の多くは「サンフレッチェ対アルビレックスは……」というふうに、「広島」や「新潟」などの地域名をあまり積極的に言いません。
 米NBAやメジャーリーグなどもそう。「ヒート対ピストンズ」などと言い、「マイアミ」だの「デトロイト」だの、都市名は全然言ってくれません。
 ところが、一方のプロ野球様の場合はどうでしょうか? 「乳酸菌飲料」だの、「ハム」だの、「ソフトなんとか」だのと企業名をしっかりと言いますね。なぜでしょう? このちがいはいったい何?
 私は『読売』だと思っています。『読売』の影響力、いや仕業、いやいや謀略!!!

 日本のメディア界、いや日本の「情報屋さん業界」で絶大なる力を持ちつづける『読売』(国際社会におけるUSAのような存在ですね)は、わが国の「地域スポーツ」の発展を阻止しようと必死です。
 本文でも述べましたが、もともと弱小大衆紙だった『読売』は、野球を利用してその勢力を急拡大させました。ですから、彼らにとって、日本プロ野球は永久に「『読売』主導の親方大企業リーグ」(←日本スポーツ界最大の不幸)でありつづけなければならないし、また日本スポーツ界全体も、「企業・学校中心」の、つまり「旧来型」のスポーツ振興でありつづけなければならないのです。
 そんな『読売』が、「地域名をあまり言うな!」というふうに各局に圧力をかけているのではないか? 私はそう見ているのです。
 『読売』にとって、サッカー界が打ち出した「地域・住民中心」の“正しい”スポーツ振興は、不愉快きわまりないものなのでしょう。(つづく)

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あとがき@ランダム[2]

2005年06月24日 | あとがき@ランダム
[2]

 おもしろい情報が入ってきました。来月初旬、シンガポールで国際オリンピック委員会の総会があるそうです。どうやら、長い間棚上げされていた競技種目の見直し作業が再開されるようですよ。さぁ、日本国民のみなさまがこよなく愛するベースボールの運命やいかに? 注目であります。

 ちなみに、私はもちろん“あっさり削除”と見ています。そうならなきゃ絶対におかしい!!! 次回(2008年)の北京大会を最後に、“Adios, beisbol!”(さようなら、ベースボール)ということにきっとなるでしょう。

 そもそも、野球がオリンピックの公式種目であることがおかしいのですね。何を競っているのかもよくわからないし、ドエリャ~散漫だし、またルールすら世界の人々に知られていない。そんなボールゲームがなんでオリンピック公式種目になれたのでしょう? ホント、不思議でなりません。
 一応、中国人は準備しているようですね。ですから次回はやるでしょう。でも、それを最後にあっさり、そしてザックリと削除でしょう。日本の各大手メディアがどう伝えるかにも私は注目したいと思っています。来月初旬です。もうすぐです。(つづく)

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あとがき@ランダム[1]

2005年06月20日 | あとがき@ランダム

[1]

  はい、『ベースボール不要論』という名の“世紀の大暴論”、一応書き終わりました。終了です。カムサハムニダ。この大暴論がその効力を発揮しはじめるのは……、まだまだ先のことでしょうね。う~ん、2050年あたりかな?

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  さて、私はさまざまな視点から「ベースボールはもう要らん! どっか行け!」という豪快な結論を導き出したわけですが、なかでも、私がもっとも強調したかった点、明らかにしたかった点は何でしょうか?

 はい、そうですね。正解です。「日本人男性≒へなちょこ」という点(第2章)です。これは何としてでも白日の下に晒したかった事実です。

  世界の元気な男の子はたいてい、サッカーやバスケットボール、寒冷地ならばアイスホッケーというふうに、活発なボールゲームで元気いっぱい走り回ります。

 ところが、この国の場合は少々趣が異なる。男どもが“へなちょこ”で、あまり元気がない。激しいスポーツをことごとく避け、楽なほう、楽なほうへと流れていく傾向がとても強い。だから、激しく動き回る必要などない悠長なボールゲーム、パジャマみたいな服を着てほとんどジーッとしていられるボールゲーム、すなわち野球が、これほどまでに肥大してしまったわけです。(ついでに言えば、本文でも触れましたが、「日本ゴルフ場列島」も同じことです)

  最近、高校の野球部員が増加していると聞いています。とても残念なことです。でも、私は納得していますよ。高校生ともなれば“計算高く”なるのでしょう。サッカーやラグビーはキツイし、しんどいし、痛いし……、また、もしプロになれれば、野球のほうが報酬も断然いいわけで。

  本文で書き忘れましたが、いま日本バスケットボール界がプロ化(「bjリーグ」って言うの?)に向けて動き出していますね。またラグビー界も2011年のワールドカップ招致を目指して意気揚々です。 ともに成功することを私は切に望みます。ラグビーやバスケット、サッカーなどの激しく走り回るボールゲームが繁栄すれば、野球の散漫さ、くだらなさがますます際立つことになるわけですから。

  でも、私が何をほざこうとも、やっぱりこの国は野球がお似合いです。「パンツにうんち」「ババァにバイブレーター」──。下品でごめんなさい。でも、「ニッポンの“へなちょこ男”にベースボール!!!」なのです。切っても切り離せない“エッセンシャル”なものなのでしょうね。

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  というわけで、「あとがき@ランダム」では、本文で書き忘れたこと、いま一度強調しておきたいことなどを@ランダムに書いていこうと思います。たぶん“無秩序&不定期”になりそうですが、どうか、野球のようにダラダラとお付き合いくださいませ。(つづく)

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