『ベースボール不要論』

[副題]~大マスゴミと野球(よきょう)/現代日本の致命傷~
[副々題]~がんばれ日本! なくなれ読売!!~

第10章 「薬漬けMLB」にあこがれるな![2]

2005年05月29日 | 第10章
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 なんとな~く気づき始めている人、最近徐々に増えてきているのではないでしょうか? じつは、私たちの同盟国であるUSAとは「そういう国」ですね。この手の道義的反則行為はメジャーリーガーの肉体だけにとどまりません。
 たとえば、食肉なんかもそう。牛ちゃんに成長ホルモンをブチュブチュ注入してブックブクに太らせ、その肉を腹一杯食べて大喜びします。
 最近のBSE騒動での不誠実な対応からもわかると思うのですが、米国人というのはじつに卑しい生き物で、彼らにとって食の安全などは二の次、三の次なのです。できるだけ安く、腹一杯食べること、そして金儲けを何よりも優先させるとても卑しい生き物です。
 また、牛ちゃんのほかにもこんな例があります。ワシントンの政治家やハリウッドの俳優たちの多くは美容整形、そして異様に白い歯をピカッ!!!(歯は本来“真っ白”ではありません) また女性たちは豊胸手術を施し、男どもはペニス拡大手術、そしてスポーツ選手が服用する筋肉増強剤などを、最近は一般の人々までが飲むのだそうです。「○○選手のような体になりたい」って。
 また最近、亡くなったペットの猫をクローン技術で蘇らせた婦人がいましたね。USAの人間どもは物事の本質をいとも簡単に曲げます。さすが「追われた者たち」の末裔ですね。

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 メジャーリーガーの大半は、薬の力を借りて競技成績を上げ、ガップリ儲けます。そして現役引退後、躁鬱病などの後遺症に悩まされ人生を棒に振ったり、心臓発作で死んだりします。
 まあ、単なるバカなのですが、私たち日本人も同じでしょうか? まあ、そういうタイプのおバカさんも最近は増えているのかもしれません。でも、ちがうでしょう。私たち日本人はそこまでバカじゃない! USAという国とはぜひ距離を置きたい。私たちはあんな国のあとを追っては絶対にいけません!
 この「MLBは薬漬け」という話をしますと、「サッカーだってマラドーナが薬飲んでたじゃないかぁ!」などと言う人が必ず出てきます。はい、そのとおり。でも、マラドーナは罰せられましたね。
 サッカー以外の競技に眼を向けても、ドーピングの誘惑に負けたアスリートたちが、出場停止処分やタイトル剥奪、永久追放などの悪事の報いを受けた例がたくさんあります。MLBの選手たちは? これからですか? う~ん、もう手遅れではないでしょうか?

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 さて、話は変わりますが、いまオリンピックの競技種目を減らそうという動きがあります。ちょっと種目が増え過ぎたんですね。だから整理しようというわけです。
 現在、その作業の多くは保留されているようですが、いくつかの削除すべき種目のなかにベースボールの名前も挙がってます。当然ですね。ベースボールの本場はそんな国ですし、またベースボールの最高峰とされるMLBは反則プレーヤーの巣窟みたいなところですから。
 たとえ将来、この薬物汚染の問題が解消されたとしても、もう手遅れでしょう。くわえて、野球の競技人口は世界的に見れば極端に少ないわけで、“LOW GLOBAL BROADCASTING”、つまり世界の人々はルールもわからないような“珍”競技はテレビ観戦しないので、2008年の北京大会を最後にザックリ削除でOKではないでしょうか?(きっとそうなるでしょう)

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 さて、そんな蛇蝎のごとく軽蔑すべき国=USAでベースボールをするため、「夢のメジャーリーグ」だの「フィールド・オブ・ドリームズ」だのと必死に美化しながら、わざわざUSAに出向く日本の野球選手たちがいます。ご苦労様です。日本国内の野球界があまりにも胡散臭いからですね。そして、大金ゲット? USドル?
 また、その一方で、その人たちが活躍するのを見て大喜びする無邪気な日本国民がたくさんいます。何がそんなに嬉しいのでしょう? 反則プレーヤーを相手にヒットを何本打っただの、逆に三振に仕留めただの、全然重要ではありません。そんなことで大喜びするような人たちは、いっそのこと、USAに移り住んだらどうでしょうか? そのほうが手っ取り早いと私は思います。
 一方、そのMLBですが、彼らは最近、日本をいたく寵愛しているようですね。日本は唯一無二のお友達。抱きしめたくなるほど従順で、自分たちのボールゲームで大喜びしてくれる数少ない「部下」。だから、とても大切に思っているらしく、『読売』の首領に懇願されたりしたようですが、わざわざ公式戦をするために東京までやってくるようになりました(まあ、去年のことですけど)。ホント、ご苦労なこった。(つづく)

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第10章 「薬漬けMLB」にあこがれるな![1]

2005年05月27日 | 第10章
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 北米の野球チャンピオンを決める戦いを「ワールドシリーズ」と言います。そしてその勝者を「ワールドチャンピオン」と言います。冒頭でも述べました。もう何も言うことはありません。ただの「傲慢&バカ」。「ワールド」も何も、ベースボールは「ワールド」とは無関係!!!
 最近、この「ワールドチャンピオン様」と日本のチャンピオンを戦わせて「真のワールドチャンピオン」を決めよう、などと息巻いている人たちがいるようですが、これでもまだ「ワールド」と言うには程遠い。それ、「日米」だよね。残念!

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 というわけで、「傲慢&肥満帝国USA」のMLBのお話です。
 メジャーリーグベースボール(MLB)も最近、わが国で大変な人気となっています。松井さんやイチローさんなど、何人かの日本人選手も活躍しているようで、かなりの注目を集めていますね。最近異様に「読売臭」が漂うようになってきたNHKも、衛星放送の目玉としてゴリ押ししています。「日本のプロ野球は見ないけど、メジャーは好き」なんていう日本人も、近ごろ増えているようですね。
 では、このMLB、いったい何が魅力なのでしょう?
 いくつか考えられますが、なかでもその魅力は「メジャーのパワーはすごいですねぇ~」という言葉に集約されていると思います。メジャーリーグのド迫力に多くの日本人は度肝を抜かれ、圧倒され、羨望にも近いまなざしで注視しているのではないでしょうか? 日本の野球と比べ、パワーが断然ちがうようです。
 それでは、なぜMLBはそんなにパワフルなのでしょう?
 はい、これまたザックリ、あっさりと言ってしまいましょう。薬を飲んでいるからですね。

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 野球で、観ている者をもっとも喜ばせる瞬間は何でしょうか? やはりホームランでしょうか? 昔、「やったねお父さん、あしたはホームランだぁ!」なんていうテレビCM(牛丼の吉野家のCM。古いですか?)がありました。あっ、それから、「ナボナはお菓子のホームラン王です」なんていうのもありましたね。ホームランは歓喜を呼びます。
 で、むろんホームランだけではないのですが、観ている者たちを喜ばせ、自らも競技成績を伸ばすために多くのメジャーリーガーたちがしていること、それは薬の服用です。
 MLBには長い間、独自の薬物禁止規定がありませんでした(最近ようやくできましたが)。選手たちの多くは筋肉増強薬や興奮薬などを服用していると言われています。これはもう複数の報道から自明のこと。わが国日本は「USA部長」の下で働く「へなちょこゴマすり課長」ですから、この事実にあまり触れたがりませんが……。困ったものです。
 ということはつまり、これまたあっさり言ってしまいますが、メジャーリーガーのほとんどは「反則プレーヤー」ということになります。アンチドーピングは世界の趨勢。ベースボールがいくら世界のマイナー競技だからって、そんなズルイことをやってはいけません。
 昔々、アブドラ・ザ・ブッチャーとかタイガー・ジェット・シンといった悪役プロレスラーがいましたが、メジャーリーガーなんてそんな悪役レスラーと同じようなものでしょう。そんな反則プレーヤーがホームランを打とうが、逆に三振にしとめようが、そんなことは無意味、無価値、「0」です。「0」にいくつかけても「0」。
 目下、MLBのホームラン記録を快調に更新しつづけている黒人選手(Barry Bondsという人です)がいますが、彼の名前の横にはきっと星印(*、参考記録ということ)がつくでしょう。(つづく)

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