ブロック感覚で遊べる自由度の高い組み換え遊びが面白すぎる!子どもから本気の大人までハマる仕掛けが盛りだくさん!バンダイが満を持しておくる新トイシリーズ「ブロックロス」開発者インタビュー(後編)
――おすすめの組み替えパターンはありますか?
知久氏:実は、装甲をつなげる凹凸のパーツも、可能な範囲で3mm径になっていますので、装甲同士、武器同士をつなげることもできるようになっています。
――組み立てに使う軸も3mm径の部分があるんですね。
笹田氏:全部ではありませんが、そういった拡張性も備えています。
知久氏:ブロック1個の大きさを考えたときにこの大きさが限界だったんですね。貫通させないといけないので、素材の強度がどれだけ持つかとか。本当にギリギリまで検討に検討を重ねた結果でもあるんです。もちろん3mm径でないところもあるんですが、いろいろなところにつくのでけっこう楽しいですよ(笑)。「あれ、ここにもつくんだ」という驚きがあると思います。試作が上がってきた時、これはどうだろう、あれはどうだろうと試していて気づいたら3時間経ってたっていうこともあります(笑)。
笹田氏:(笑)。僕らも原型が上がるまで少し不安だったのですが、実際に触って遊んでみて、同じ規格で組み合わせてみると「これは楽しい!」と夢中になりました(笑)。
――かなり無茶な遊び方ができるようになっているんですね。
笹田氏:特徴的なパーツを持つ機体があると、それをつけてみたいとなるのが面白いところですね。自身でイメージを膨らませて翼や長い腕を持つ機体を別の機体につけかえて遊ぶのも楽しいです。
知久氏:はじめにお伝えした、バンダイがブロックを作ったらどうなるかという命題。ブロック感覚で作れる、遊べるってなんだろうと。パーツをいろいろなところにつけられるとか、顔だらけの機体を作ってみるとか。そういう面白いことができることは、ブロックならではだと思うので、いろいろな組み遊びが楽しめるのではないかと思います。
――これだけ頑丈で組み味がいいと、遊び心地も良いです。
笹田氏:ロボットのゲームでもたまにある遊び方ですが、頭部や腕や体をそれぞれ自分の好きなパーツにして、ここにブースターをつけて……みたいに機体を組み替えていくのもひとつのブロック遊びだと思っていて――。全パーツを組み替えた本格的な組み替えもいいんですけど、四肢を変えるみたいな、わかりやすいクロスビルドも楽しい遊びだと思っています。
知久氏:3mm径のマジックといいますか。
笹田氏:組み替えをSNSに投稿してもらうなど、目に触れる機会が増えても嬉しいですね。延長ブロックも1商品に2つ入っているので、たとえば「最強の千手観音ガンダム!」とか。ブロックフレームも組み替えやすいように、あえてガンメタにして統一感を出しています。
知久氏:素体だけを使って遊んでいくこともできますよ。
笹田氏:頑張って手に取りやすい価格になっていますので、ぜひいくつか手に取って組み替え遊びを楽しんでいただきたいです。塗装箇所はないのですが、シールでカラフルにしてあります。ハードなディテールも掘り込んでありますので、腕に覚えがある方はスミ入れも楽しめると思います。素体がついているので、これにパチパチはめていくっていうのは、自分たちでも作りやすかったですね。
今後も機体が続々登場。『ガンダム』『ワタル』以外も……?
――これからのラインナップはどうなっていくのでしょうか。
知久氏:『魔神創造伝ワタル』の新魔神に加えて、『魔神英雄伝ワタル』から邪虎丸が登場します。もちろん猛虎形態への変形も可能です。
――変形! そういったギミックは今後も増えていくんでしょうか?
知久氏:MSや魔神がギミックを搭載しているなら、それをできる限り再現していこうと思います。邪虎丸もどうやったら変形するだろうと頭を捻ったりしています。第2弾には『ガンダム・エアリアル』もいますが、こちらは盾(エスカッシャン)のビットステイヴがぜんぶ分離するし、全身に取り付けて高機動モードにもできるんです。なので、組み替えを楽しみたい方は「この盾が欲しいから『ガンダム・エアリアル』を手に入れよう」っていう、ブロック玩具の目線もあるかもしれないですね(笑)。
――第1弾は親子二世代で楽しめるようなラインナップでしたが、第2弾以降も意識されていますか。
知久氏:はい。『魔神創造伝ワタル』から引き続き3体、『魔神英雄伝ワタル』から邪虎丸が。『ガンダム』に関しては『ユニコーンガンダム』『ガンダム・エアリアル』『GQuuuuuuX』に加えて、『武者ガンダム』に続き『ナイトガンダム』が登場します。なので、「武者の次にナイトがきたか!」と思っていただきつつ、最新作の『GQuuuuuuX』もラインナップします。第1弾とあわせれば、『RX-78-2ガンダム』と最新の『GQuuuuuuX』が並びます。
――現在は『ワタル』『ガンダム』からの展開ですが、今後参戦する作品も増えていくのでしょうか?
知久氏:いま検討しています。むしろ積極的に展開して「ブロックロス」シリーズとしていろいろな側面から楽しんでいただきたいという想いもあります。ロボットものだけでなく、ほかの作品でも展開してみたいですね。
笹田氏:まだ検討中ですが、組み替えが楽しいのでここに軸を置きたいと思っています。変形や、このパーツを既存のアイテムにつけたらどうなるんだろうとか、そういう横の広がりを楽しんでほしいです。「ブロックロス」のファンになっていただいて、新弾が出たら気になるパーツを揃えるみたいな遊び方をしていただけると嬉しいですね。
「ブロックロス」のコンセプトとこれから
――最後に、「ブロックロス」への想いをお願いします。
笹田氏:おもちゃとしてのブロックの楽しさを体験してほしいです。さらに、コレクションフィギュアとして飾ったり集めたりする楽しさ、その両方を兼ね備えた玩具だと思うので、ぜひ1度手に取っていただきたいです。組み替え遊びは何といっても手に取っていただくとわかりやすいと思うので、ぜひ組み替えとコレクションの両方で楽しんでほしいです。
知久氏:「ブロックロス」の“クロス”にはいろいろな意味があります。いわゆる“クロス玩具”のクロス、「商品同士の組み合わせ(クロスビルド)」、親子二世代で遊んでほしいという気持ち。試作が出来上がって遊んだときは、あっという間に3時間経ったので、手応えはあります。このポーズはどうだろうとか、このクロスビルドはどうだろうとか――ぜひ想像と創造のユニゾンを自分なりにアレンジしたり、面白いポイントを見つけたりして楽しんでいただけると嬉しいです。
――ありがとうございました。
(2025年2月某日、バンダイ本社にて)
DATA
ブロックロス ガンダム
ブロックロス マイティーストライクフリーダムガンダム
ブロックロス インフィニットジャスティスガンダム弐武
ブロックロス 武者ガンダム
- 価格:各1,870円(税込)
- 発売元:バンダイ トイ事業部
- 2025年4月26日発売予定
DATA
ブロックロス 龍神丸(魔神創造伝ワタル)
ブロックロス 麒麟丸
ブロックロス 風神丸
ブロックロス 龍神丸(魔神英雄伝ワタル)
- 価格:各1,980円(税込)
- 発売元:バンダイ トイ事業部
- 2025年4月26日発売予定
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