新展示室オープン
分園入り口を入ってすぐ右側、以前ラフレシアなどの標本を展示してあった展示室を改装して、爬虫類の室内展示室として2月20日にオープンした。展示施設は4室になっていて、クチヒロカイマン(Caiman latirostris:アリゲーター科:ブラジル)、ニシアフリカコビトワニ(Osteolaemus tetraspis tetraspis:クロコダイル科:西アフリカ)、ホウシャガメ(Astrochelys radiata:リクガメ科:マダガスカル)、バナナ・スパイニーテール・イグアナ(Ctenosaura pectinata:イグアナ科:メキシコ)を飼育している。それとは別に大型水槽があって、それにはチュウゴクワニトカゲ(Shinisaurus crocodilurus:中国:ワニトカゲ科)が入っている。工事は3ヶ月がかりで、当初私はこんな大工事になるとは思ってもいなかったが、やってみればこれだけ時間がかかったのもうなづける。施設が完成してからの壁面の内装も大変で、動物の若いスタッフが頑張り、コンクリを使って綺麗に仕上げてくれた。そして壁面に飾った植物は、植物係の担当で、両者が協力して見事な出来栄えだ。





何と言っても今回の展示の目玉は、ワニ園に相応しいバナナの名が付いたイグアナで、成長すると黄色くなるので、この名があるらしい。まだ生後1年の個体だが、ご覧のように既に黄色くなりかけており、楽しみな話だ。

最後はチュウゴクワニトカゲの水槽と、施設名を4候補の中から投票で決めるための投票箱。
当園としては久し振りの新施設。ぜひ皆様、時間を作って見学にお出掛け下さい。
この記事へのコメント
実後棚壁の仕上げです。岩の感じが良く出来てますよ👍
爬虫類のチョイスも良いですが、流木使いや着生ブロメリアも素敵です。
いかにも今風で、ウケる事間違いなしです!公開が楽しみですね。
全然前の面影がないので、ビックリしました((゚□゚;))
バニラボになったら嬉しいので、3月31日までに投票に行かなくてはε=(ノ゚Д゚)ノ