Lightning移行のメリット:ルックアップでレコードを新規作成できるよ

Lightning移行のメリット:ルックアップでレコードを新規作成できるよ

当たり前すぎて意識していなかった違いについて書きました。
Lightning移行のメリット:ルックアップでレコードを新規作成できるよ
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Lightning移行のメリット:ルックアップでレコードを新規作成できるよ
Admin
2021/07/29 19:26:38
Lightningでの操作がメインととなって久しく、何も考えずにその恩恵を受けていたのですが、「Classicはできないのか!」と最近驚いたのが、タイトルの機能です。

組織によって、Classic から Lightningへの移行には様々なハードルがありますが、Lightningへの移行を後押しできる違いのひとつなのかなと思いましたので、記事にしてみました。


Classic で参照先のレコードを設定するとき


Classic の画面で、商談レコードを作成します。
取引先を参照するため、ルックアップのアイコンをクリックします。
このとき、既存の取引先レコードを検索して選択することで、取引先の値を保存します。

この画面で、取引先レコードを新規作成することはできません。


Lightningで参照先のレコードを設定するとき


同じように、今度は Lightningの画面で商談レコードを作成します。
取引先を設定するために、取引先の参照項目にカーソルをあてると、「最近使った取引先」のほかに「+新規取引先」のアクションが表示されます。


「+新規取引先」のアクションをクリックすると、取引先レコードの新規作成のウィンドウが開きます。そのまま入力を進め、【保存】をクリックします。


最初の商談レコード作成の画面に戻ります。取引先には、たった今作成した取引先名が挿入されています。


カスタムオブジェクトでも同じように操作できます。もちろん、主従関係でも同じです。



ひとこと

テストレコードを作るときには知らず知らずのうちにこの仕様にお世話になっていましたが、とても便利ですよね。参照関係にある複数のレコードを新規作成しなくてはいけないとき、画面の移動が少しでも減るのはありがたいです。
Classicでのみ可能なことも残ってはいますが、Lightningだけでの追加機能のリリースや改修の積み重ねで、操作性が高くなっています。Classicをご利用の方も、ぜひ Lightningを触ってほしいです。


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↓は最後の最後に設定したほうがいいですね。
もう振り返らない。Classicに戻らないために「Classicに切り替え」を非表示にする!


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