コンパクトレイアウトの意外な使用場所

コンパクトレイアウトの意外な使用場所

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コンパクトレイアウトの意外な使用場所
うどん
2021/09/07 12:15:27
レコードの強調表示パネルや関連情報(ルックアップ情報)の項目表示を設定するコンパクトレイアウト。意外なところでも使用されていました。

その場所は、ホームページの「最近使ったデータ」コンポーネントです。

「最近使ったデータ」コンポーネントはホームページ上で、指定したオブジェクトで最近使用されたデータを表示するコンポーネントです。
(指定するオブジェクト、表示する件数はLightningアプリケーションビルダーで指定します。)

このコンポーネントで表示する項目は、そのオブジェクトで割り当てられたコンパクトレイアウトでコントロールが可能です。

Help:Lightning ページの標準コンポーネント

例えば、一番上に表示されているレコードの場合、コンパクトレイアウトを設定していない(デフォルトが割り当てされている)状態ため、名前項目以外は何も表示されていません。
※カスタムオブジェクトの場合、デフォルトのコンパクトレイアウトは「名前」項目のみ表示されます。

このオブジェクトにコンパクトレイアウトを作成し、ページレイアウトに割り当てるとコンパクトレイアウトで表示された項目が表示されています。
※強調表示パネルと同じく7項目まで表示されるようです。


よく考えたら、コンパクトレイアウト=レコードの見出しのため、この部分で使用されるのも当たり前なのかもしれませんが、ちょっと目からうろこな設定です。
強調表示パネルはデスクトップではLightningレコードページの設定で折りたたんで表示することも可能です。
名前以外表示の必要がない場合でもコンパクトレイアウトはきちんと設定しておいた方がいいのかもしれない、と思いました。
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