Chromeの拡張機能で項目を複製することができます~Salesforce DevTools~

Chromeの拡張機能で項目を複製することができます~Salesforce DevTools~

Chromeの拡張機能で項目を複製することができます~Salesforce DevTools~
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Chromeの拡張機能で項目を複製することができます~Salesforce DevTools~
うどん
2021/09/27 16:37:10
最近よく、使用している項目を別オブジェクトに作成したい(移行して管理したい)、というご相談を受け、ひたすらカスタム項目を複製しています。

オブジェクトの項目を別オブジェクトに複製する場合、
1何かしらツールを使用し、オブジェクトの項目をデータを取得。
2.移行項目リストを作成。
3.2のリストをコピー&ペーストしてひたすら項目を作成。
という方法をとる方が多いと思います。

が、実は3.の項目作成作業…カスタム項目であればGoogle Chormeの拡張機能の「Salesforce DevTools」で簡単にできることに気づきました。
※「Salesforce DevTools」については、kさんの記事、「Google chrome拡張機能 ~ Salesforce DevTools ~」をご確認ください。

以下、「Salesforce DevTools」がすでに使用可能な状態ですすめます。

なお、「Salesforce DevTools」は公式のツールではありません。
ご使用は自己責任でお願いいたします。
(ご所属会社のシステム部にご確認の上ご使用ください。)

今回は「Salesforce DevTools」で商談オブジェクトの「サービス名」項目を「プロジェクト管理」オブジェクトに複製します。

①SalesforceをLEXからClassicに変更します。(この機能はClassicでしか利用できません。)

②商談オブジェクトの「項目」設定画面を開きます。

③「商談カスタム項目 & リレーション」が表示されるまでに下にスクロールします。
 「Salesforce DevTools」によって、【一括編集】ボタンが作成されています。
 この【一括編集】ボタンをクリックします。

④別オブジェクトに複製したい項目を選択します。
 今回は「サービス名」項目を選択します。

 表示ラベル横のチェックボックスにチェックが入ると、セクション上部にある【Clone】【Clone to】ボタンが使用できるようになります。

⑤【Clone to】ボタン横のリスト化から項目複製先のオブジェクトを選択します。
 今回は「プロジェクト管理」を選択します。

⑥【Clone to】ボタンをクリックします。

項目の複製が完了すると、下記の表示がされます。

プロジェクト管理オブジェクトを見てみましょう。
「サービス名」項目が作成されています。

選択リスト値も問題なく設定されています。

この複製機能便利なのですが、下記の注意が必要です。
・選択リスト値の連動項目を複製する際は、先に制御項目を複製する必要があります。
・項目を参照している数式項目を複製する際は、先に参照先の項目を複製する必要があります。

今回は一つの項目を選択していますが、複数の項目を選択することもできます。
このツールは先に書いたように使用は自己責任です。
大変便利なので忙しい時は許可をとってでも使いたくなるツールですね。
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コメント
2021-09-28 Tuesday
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Salesforce Dev Tools たまーに使うのですが、この機能は知らなかったです!覚えておかねば。
2021-09-29 Wednesday
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asmyzk さん
うどんさんの知識にはいつも驚かされますね…!
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asmyzkさん
Salesforce Dev Toolsはほんといろんな機能がありますよね~。
私も今度はこれを使って…と考えています。