【朗報】今年の馬券ビックリするくらいずっと好調…笑。あとだいたいクラシック戦線の勢力図はわかってきたと思ふ
こういう年もあるよね。
いよいよ冬が終わって春が来そうなのですけど、外に出ると顔が本当にムズムズするw 元々、この時期になると花粉やら何やらで体調がおかしくなりやすいのですけど、今年はそれが顕著で。マスクを着けて歩くと苦しいからあんまり好きじゃないのですけど、そんなこと言ってられないですからね。
皆さんも、季節の変わり目に負けないように体調管理だけはちゃんとしましょうね。
ちゅーことで競馬。中山と阪神開催に変わってから2週間経過しましたけど、まぁやっぱりオイラと言えば血統と馬場。中山と阪神の馬場、どうなっているのかというとまぁ予想通りと言いますかw
本当に内々有利の前有利で、前か内にいないと話にならないって状態。特に1週目の中山はマジでヤバかったですね。あんなに外伸びんか?って。1週目と2週目で違いは出るのかな?って思ってみていたのですけど、雨が降って乾き切るまではちょっと面白いなって思っていたのですが、乾き始めてからはマジで地獄のような状態でしたねw 京都は2週目から速くなりましたけど、中山・阪神は初週から内々のトラックバイアスがエグかったです。
中山も阪神も似たような状態とみて間違いないかなーと。
で、まぁ予想している人もいると思いますけどシックスペンスは元POGだから馬券も普通に取ったのですが、それよりオイラとしてはやっぱり3歳戦が面白くて。フィリーズレビューの方も馬券取れましたから、オイラの現3歳の勢力図の論評ってやっぱり当たってたのかなーって思いました。今年の3歳の全体予想もだいたい当たってますからね。牡馬・牝馬共に全く上位拮抗ではないよ、って話。去年末からずっと言ってますが。
牡馬の方は一応スプリングSまで見るつもりですけど。いつもの1点豆馬券↓
ご存じの通り今年って年始から本当に馬券の調子が良くて、豆馬券もチクチク当たり続けて、またそこそこのグラボ買えそうなくらいに膨れ上がるかもしれないですねw チリも積もればなんとやらで。
まぁ我ながら健全な楽しみ方してると思います。
今年3歳のおさらい。
去年末から何回も言ってるからしつこいと思いますが、牝馬の方は今年の3歳で一番レベル高かったのってやっぱりダノンフェアレディの新馬戦でもう確定だと思うんですよね。結局、2着馬のショウナンザナドゥもここまで来ましたから。
これわかってただけでも、今回の馬券って本当に簡単に取れましたからね。
結局、今年の3歳牝馬戦線の大誤算って、デビュー戦でアレだけ強かったダノンフェアレディが故障して順調に来られなかったことなんだと。そのせいで勢力図がグチャグチャに荒れてしまってるように見えるだけなのかな?って感じました。そういう意味でも、モノサシ馬としてショウナンザナドゥってすごくわかりやすいと思います。
もちろん、今年のクラシック戦線が難しいっていうのもその通りですね。オイラも去年末までわけわからなかったですしw 桜花賞もこの馬か?って言われるとそれもどうかなぁー?って感じですから。
どないやねんって感じですがw
実際に今回のレースって血統的にも重要で、ショウナンザナドゥってストームキャットの4×3の重いクロス持ちな上にセクレタリアトのクロスまで持ってるんですね。文字通り、アメリカダートで走っていた馬の多重クロスなわけで、案の定そういうダートに寄ってる血統が先週の阪神では強かった、っていう証明でもあります。オイラが何億回と言ってる…
【超高速馬場では短距離・ダートを走れる血統を買え】
の通りかと。
まぁだからこそ、この傾向が桜花賞まで続くか?ってそんなことわからないわけでw
ただ、これも口を酸っぱく何億回と言ってきてますけど、今の競馬って本当にトラックバイアスを含めた適性差でシャレにならんくらいに後続と着差が付くんですよね。実際に、ショウナンザナドゥも輸送失敗したとはいえ、前走なんて大差負けの9着じゃないですか? 当日も別に1番人気ってわけじゃないですし。
それこそ去年のダービーもメチャクチャわかりやすくて、終わった当初からずっとオイラは言い続けてましたけど、別にアレって実力差じゃないわけですよ。実際に、あのダービーで負けた馬って後でメチャクチャ巻き返したじゃないですか? 今の競馬ってここらへんの適性事情をきちんと理解していないと、アレが実力差だと勘違いしちゃってやっぱり変な方向に予想が行っちゃうんですよね。
本当に難しい環境だと思う。アレ適性と馬場で差が付いてるだけなんですよね。まぁ誰が悪いかっていうと、あんな馬場環境を造っている胴元なんですが。
オイラも極論言うと阪神が例年通りの中身ダート志向のスピード馬場だな、と思ったから血統的にも買いやすくて買っただけでw ショウナンザナドゥも将来的にダート走っててもマジでおかしくない血統ですから。同じ3歳キズナ産駒で言うと、実際にダート走ってるナチュラルライズと大差ないですからね。
興味がある人はこの2頭の血統を見比べるとわかりやすいですよ。本当に似たり寄ったりですから。あの手の血統が、なぜか芝でも強いんですよ。
今の日本競馬は。
そんなこんなで桜花賞・オークスに関する血統的な考察に関しては、POGの説明の時とかに結構やってますから割愛しますけど、そこらへんを見ていきながら本番も考える…って感じで現状は良いかなーと。
まぁでも、鬱陶しい自画自賛していいですか?w
オイラの記事を見てくれている人はご存じの通り、マジでこの時期の3歳戦って得意なんですよね。毎年なんだかんだ文句言いつつも当ててるでしょ?w 自分でもよくわからないんですけど、なんとなく当たるというか。まぁ血統的にも戦力分析もきちんとしているつもりではありますけど、それにしても他の時期と比較しても打率ヤバイですからね。我ながら、この時期の3歳の勢力図ってほぼ間違ったことないので。
POGなんかも典型ですけど、この季節の3歳戦が得意なんですよねー。
ということを前提にした今度は3歳牡馬戦線の勢力図なんですがw
こっちに関しては、皐月賞はもうクロワデュノールで確定かなって気持ちが大きいですね。で、後はやっぱりドングリの背比べだと思います。ここらへんは、年始からの予想とあんまり変わってないです。
理由もかなりわかりやすくて、本来なら対抗馬になるはずだった馬がやっぱり皐月賞に出てこない・もしくは順調に行っていないからですね。ここらへんも、牝馬と結構似てるんですけど中心的なクロワデュノールがいる分だけわかりやすいかな、と。
じゃあ、3歳牡馬のクロワの皐月賞の対抗馬って何だったのか?って話ですけど、第一候補としては皐月賞に出てたらほぼ間違いなく勝ち負けだったと思うのがリラエンブレムですね。
もちろん、体調が万全だったら…の話ですけど。
血統屋のオイラからするとかなり根拠もあって。
そもそも、近年の皐月賞で強い馬って…
・マイル寄りのロングスパートを経験した馬
・ダートで実際に結果を出している血統
・でも中身は欧州とのブレンドも必須
っていう血統的な構図が理想なんです。ここらへんも、POGの時に結構ガッツリ説明しましたけどね。
で、これに完全に合致しているのがリラエンブレムです。
普段からあんまりキズナ産駒を見ていない人はわかりづらいと思いますけど、リラエンブレムを筆頭に【キズナ×サドラー系】の組み合わせって、連続的な高速ラップが続くコースやレースにベラボウに強いって傾向があります。
バスラットレオンやコンクシェル、ステラリアとか重賞級で活躍している馬は今のところ例外ナシで、リラエンブレムも1600mの重賞を勝ってるじゃないですか? アレも前傾ラップの前半からの高速ラップだったからで、今までの【キズナ×サドラー系】のイメージと実はズレてないんですよね。
で、この傾向が強いのが近年の皐月賞です。近年の皐月賞って2000mの中距離戦じゃなくて、超高速決着の1600m戦の延長なんですね。ずっと速いラップを刻み続けないとダメだから、実際にマイル経験があって過去の血統傾向でも速いラップに強い血統が理想…って結構わかりやすい傾向がずっと続いています。
だから、リラエンブレムって実は皐月賞がものすごく合っている可能性があったんです。
あったんです…って言ってるから既にわかると思いますけど、リラエンブレムさんはなぜか毎日杯に行くみたいで…w まぁ体調的にも最初からあんまり良くない・強くないって聞いていたから、多分ムリなんだろうなーとは思っていましたけど。この血統でダービー狙いなのかなぁ?とオイラはちょっとやっぱり疑問があるといいますか。まぁ毎日杯はリラエンブレム向きのレースになりやすいですけどね。突き抜けてもおかしくないですし。
じゃあ似たようなエリキングはどうなんだ?って話ですけど、エリキングに関してもそもそも調整過程が全く順調ではなくてケガもしちゃいましたからね。体調万全なのかな?って疑問しかない。
まぁでもそもそも論として、オイラはこの時期の各陣営の言う事をあんまり信用してないんですよねw だからこそ、この時期の馬券とか予想も結構当たってるんだと思います。アレ真に受けてたら絶対に外れてますから。
例えば覚えている人もいると思いますけど、オイラって去年は新興の対抗勢力としてクイーンズウォークとかシックスペンスとかPOG取ってたこともあって、かなり応援してたじゃないですか? でも、その応援していたオイラですら…
『オークスとかダービーとか全く向いてない。向いてるのは桜花賞や皐月賞やNHKマイルカップ。そこに全力で向かわない意味がわからない。』
って言ってたでしょ? あの当時を思い出してほしいんですけど、あの時も何かよくわからないですけど陣営も頑なに…
『いや、オークスが向いている! ダービーは過去1の手ごたえ!』
とか言ってたんですよw これ本当に覚えている人も多いと思うんですよね。そのたびにオイラなんかは『いやそんなことねーだろ』と思ったし、noteでも何回も言ってたしw
ようは、この時期の各陣営ってクラシックに関してネガティブなことなんて言わないんですよ。当たり前ですけど。本当は違うんだろうなー…ってことでも、だいたいポジティブな事を言うからそういう意味ではあんまり信用できないんですよね。
実際に、その後に蓋を開けてみたら皆さんもご存じの通り、今この2頭はどこを走っているかって言ったら1800~2000mなわけですよw
だから個人的な意見としても『やっぱり大正解やん』ってオイラは自画自賛してるわけで。結局、このあたりの距離が一番強かったんやんって。
去年のあの自信ありげな情報発信はなんだったの?っていうw
何が言いたいかっていうと、素人のオイラですらこうやってわかっていたことを、このクラシック時期に多感で神経質になっているプロフェッショナル集団がわかっていないはずないと思うんですよね。明らかな適レースをあえて外す理由って必ずあるはずで。だからこそオイラからすると、やっぱり今年も第一選択肢として勝たせたい馬や陣営があるんだろうなーって邪推しています。
そういう意味でも、クロワデュノール1択かなーと。
じゃあ、肝心のクロワデュノールって血統的にどうなの?って話ですけど、ここらへんってマジで血統屋の中でも意見メッチャ分かれるでしょうねw オイラは、今のところ皐月賞がドンピシャでダービーはちょっとズレてると思っています。
なんで意見がメッチャ分かれるかっていうと、クロワデュノールの母系側にかなりマイナーな血統が入っているからですね。インターネットとかでクロワデュノールの血統情報とか調べたことがある人はわかると思いますけど、ハッキリ言って具体的な情報を書いてる人って少ないじゃないですか?
アレなんでかっていうと、母系がマイナーすぎて書ける人が少ないからだと思いますね。なんか母父のダンジグ系が…みたいな感じでボヤ~っとしてるでしょ? それくらい難しいんですよ。
どこらへんが難しいかっていうと、母の母父の系統です。いわゆるダンテ系と呼ばれている血統で、日本にはほぼないです。ダンテ系って面白い血統で、当初は中長距離で活躍できるだけのスタミナや地力があったのですけど、代を重ねるごとにその影響が薄れてきて段々とスプリント~マイル寄りの馬が多くなっていったんですよね。
なんでこんなことが言えるのかっていうと、実は日本にもダンテ系を代表する名馬がいたからです。日本にはほぼいない、と言いましたけど数少ない馬の中でも活躍している名馬はいて、その中でも良い成績をあげた馬としては1990年代に登場したトロットサンダーっていう馬がいます。気になる人は、このトロットサンダーの成績と血統を見てみてください。
ダンテからDerring-Doの系譜が日本でどういう活躍をしたのかわかるので。
で、見てピーンと来た人は素晴らしくて、そもそもこのダンテ系のトロットサンダーの父親であるダイナコスモスが皐月賞を勝ってるんですね。で、その後のダービーはきちんと負けています。
その子供のトロットサンダーの活躍はマイル周辺で活躍していて、クロワデュノールにも繋がるNominationは日本で言うところの短距離重賞の勝ち馬です。こう見ていくと分かる通り、こんな感じでダンテの系譜って実は距離適性的に徐々に短くなってるんですね。
なので、全体像で見るとクロワデュノールって母父が欧州で活躍しているスピード特化のダンジグ系の系譜を持っていて、若い世代ほどスピード傾向が強いダンテの系譜も持ってるから、実は母系から貰えるスタミナってそんなに多くないんです。だから、この馬のスタミナ的な裏付けって隔世遺伝的にノーザンダンサーやそれこそダンテの古い部分、そしてBustedから良い因子を貰うことに期待するしかないんですよね。若い世代になるほど、スピード主張の血統になっているので。
まぁだからこそ、現代競馬のあの高速決着にも対応できてるんだとオイラは解釈しています。
そういう血統的な観点から、クロワデュノールは皐月賞はかなり向いていて、現状のダービーに関しては正直まだまだ未知数…っていうのが率直な感想ですね。
ただ勢力図の構図としては、去年と本当に似てますね。全体レベルは全然違いますがw 正直、今年の全体的な低レベルさだと年始も言いましたけどクロワデュノールって二冠も十分に狙えると思いますし。去年のような適性ドンピシャのダノンデサイル的な馬が出てきたらマジでわからないですが。
去年もジャスティンミラノはダービー走れると思って実際に十分に走れましたけど、結果的にそれ以上に適性のある馬にやられましたからね。
じゃあ、今年ってそのダノンデサイル枠の馬っているのか?って話ですけど、現状だけ見るとマジでいないですw 本当にどうなるんでしょうね?
これぞダービー血統!!みたいなのって本当に1頭もいなくて、そういう意味でも本当に去年の対立構図に近いです。実際に去年も、当週でやっとダノンデサイルが穴をあけるかな?ってわかったくらいなので、今年もそれくらい待ってようやく何か面白いのが…って感じじゃないかなーと。
きさらぎ賞を勝ったサトノシャイニングは?って話ですけど、正直メッチャ微妙ですね。面白いかなー…って思う部分と難しいかなーって感じる部分とちょうど半分半分って感じです。
これは血統的に迷うポイントがあって。
この馬の母系って、字面だけ見るとハッキリとダービーには向いているんですよ。例えばですけど、この母系にディープインパクトを種付けしてここまで来てたら、ダービーで本命にして良いレベルです。なんでかっていうと、同じアルゼンチン牝系で同じヘイローのクロス持ちのサトノダイヤモンドがダービーで好走してるからです。実は過去に例のある血統なんですよね。あっちは母父ダンジグ系でしたけど、同年でダービーを勝ったマカヒキも同じようにダート色が強い母系にヘイローのクロス持ちだったので、実は相性が良い可能性が高いです。
だから、父親ディープインパクトなら買いたかったな、と。
でも、キズナがディープほどのスタミナがあるか?って言われるとさすがにそんなことはないと思っていて、実際に【キズナ×高速ダートの母系】っていう組み合わせって今まで中長距離であんまり安定して走れてないんですよね。最近だとサンライズソレイユやショウナンラプンタみたいな馬も出てきていますけど、同じように中長距離で走れるかってやっぱり疑問もあるから、オイラはここらへんが結構な不安要素です。
あの手の馬が走れているのって、やっぱり今の日本の特殊な超高速馬場の恩恵が強いって思っているので。実際に、キズナ産駒の明らかな長距離砲の安定株って母系が欧州色の強かったディープボンドですからね。あの馬はまさしく現代に蘇った真のステイヤーでしたから、個人的にはキズナのスタミナ部門と言えばコッチの血統の方が印象が強いです。思い出補正を含めてw
だから、安易に向いてるとも向いていない…ともまだまだ言えない状態です。
弥生賞組に関しては保留で、あとはスプリングSとか若葉Sを見て…って感じですかね。ちなみに、スプリングSとかにこだわっているのはコッチにダービー向きの血統が何頭か行ってるからです。ここらへんも今後言いたいのですけど2・3頭マジで候補がいますので、きちんと賞金を積んでくれたらまた去年のダービーみたいな美味しい思いができるんじゃないかなーと。
そういう意味じゃ、青葉賞や京都新聞杯も見なきゃいけないんですけどねw
そんなこんなで、長々と話してきましたけど現状のオイラの戦況分析はこんな感じです。外れたら盛大に笑ってくださいw アホやなこいつ、と。
今週はそのスプリングSもあるので、週末に楽しく観戦したいと思いますよ(/・ω・)/
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